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チャンピオンズ優勝→ラキティッチ坊主危機

まずはコパ決勝に全神経を集中すべし、とラキ。

FCバルセロナ初年度にして、セントロカンピスタとしてはデコ以来の成功補強だと高く評価されているイバン・ラキティッチ。残る二つの決勝戦でもおそらく彼は先発起用されるでしょうし、その活躍はルーチョバルサの偉業達成への重要なピースです。この週末はいよいよ、アスレティック・クルブ・デ・ビルバオとのコパ・デル・レイ決勝。ベルリン決戦こそが最重要フィナーレであって、このコパはその前の停車駅に過ぎない(普通にやれば優勝)との雰囲気もありますが、クロアチア代表セントロカンピスタに油断する気配はなく、「最後の試合だと思ってプレーせねば」と警句を発しています。

最後の試合のように

イバン・ラキティッチは木曜夜、カタルーニャ・ラジオの番組“El Club de la Mitjanit”に出演、あと2日と迫ったコパ決勝についてこう述べました。「チャンピオンズに目が行ってしまうけれど、僕らはとても重要なタイトルを懸けてプレーしているんだ。ここまでの道のりは決して簡単なものじゃなかったよ。決勝ではベストなプレーをしたいと思ってる。カサで地元ファンのサポートを受けての試合だからね、これ以上ステキなことはないよ。アスレティックにはすごく良いチームと驚くべき監督がいる。これが最後の試合であるかのようにプレーしなければならない

レアル・マドリーがベルナベウ使用を認めなかったことで、計らずしてクレはカンプノウにてチャビ・エルナンデスがコパのトロフィーを掲げる瞬間を目にするチャンスを得たわけですが、奇しくもこの決勝ではバルサはビジター扱いとなり、いつもとは違うロッカールームを使います。バルサはアスレティックに対してロッカールームの交換を打診していたのですが、断られたようです。ラキティッチは言います。「アスレティックの決断を尊重するよ。いつも使っている自分たちのロッカーを使いたかったけれど、まあどうってことないさ。自分たちのスタジアム、自分たちのカサにいるわけだしね」

そしてラキティッチは冗談口調にて、「アスレティックの選手たちがあまり快適に感じないように、自分のロッカーを汚くしておいたよ^^ 」とも語っています。用具係さん、片付けんといてや。

チームメイトたちの魔の手

話はその後チャンピオンズ決勝にも及んでいまして、「ここまでの経緯や破ってきたライバルたちからして、僕らはファイナリストに相応しい」と認めたラキティッチさん。トリプレーテ達成の可能性なんていう素晴らしすぎる成果を残したルーチョチームには紆余曲折があり、それはチーム構成員である彼も同じでした。「シーズン前半のベルナベウでベンチスタートになったのは不満だったね。腹が立ったけど、理解はできたし、受け入れたんだ」

今シーズンの成功のカギはなにか。ラキティッチの考えでは、それはチームの結束です。「ロッカールームの雰囲気は唯一といえるものだった。それが僕らの強さだった」。そしてバルサの4番は続けます。「チームメイトたちは僕に、もしチャンピオンズで優勝したなら、僕を丸坊主にしたいって言うんだよ。それを聞いた妻は、その時はまず僕を殺して、次に僕を坊主にしたやつをやるって言ってるよ^^」

今では金髪の貴公子てな感じのラキティッチですが、グーグル先生を見ると以前は短髪にしている時もあり、これがなかなかに決まっている。意外と悪くないんじゃないか、と思います。それに短くしちゃえば(ごにょごにょごにょ)。ジョルディ・アルバはすでに欧州制覇で坊主になると宣言してますし、マルコメ集団(Bou’Z)が結成されるかもしれませんなぁ。風通しの良い夏を満喫するためにも、ベルリンで最高の試合を!

 

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