スアレスへの戦力外通知:敬意を欠くやり方で

クーマン監督からの電話で、来季のプランに入らないと告げられた9番
クラブで歴史を作った功労者を理事会は冷たく切った模様

スカッド若返り改革を進めるロナルド・クーマンから、彼が戦力外と見なした選手たちへの通知が行われたようです。そのなかにルイス・スアレスが含まれていたことが、予想はされていたとはいえ大きなニュースで、かつ理事会からの扱いが冷たかったらしいので残念に過ぎる。功労者を裏口から追い出すのが得意なクラブです。

スポンサーリンク

1分足らずの電話

各メディア情報によると(第一報はラジオ局RAC1)、ルイス・スアレスへと戦力外を告げる電話は24日(月)午前、ロナルド・クーマン監督によってかけられています。

そこで新監督はデランテロに対し、残念ながらキミは私のプランに入っていないので別のチームを探してほしい、と伝えたわけですが・・・ スアレスが「どうして」と問い返すこともなく、会話は1分と経たずに終了したそうです(SPORT)。
選手から説明を求められなければ、監督から敢えて語る必要もなしか・・・ いずれにせよあっという間の構想外通知。クラブ歴代3位となる得点記録を残した偉大なるゴレアドールに対して、ちょっと冷たすぎやしませんか。

冷たい扱い

まず、スアレスに構想外だと伝える電話を、クーマンにかけさせている点です。

今のチームには変化が必要であり「名誉と共に去るべき伝説的選手がいる」とバルサTVを使って推測話に着火し、メディアがスアレスの名前をせっせと取り上げる元を作ったのはバルトメウ会長でした。ならば会長自ら(もしくは強化責任者のラモン・プラネス)がまずスアレスへと連絡を取り、クラブの事情なりこれまでの感謝を告げるのが筋ではないか。クーマンの説明が必要なら、その後でしょう。

でもそんな配慮はしてないんですよね(してればそうリークしている)。クーマンに片付けさせることが、全権力を付与するということか。
エル・ドリームチームがアテネでのチャンピオンズ決勝でミランに蹂躙(0-4)された帰り道、ヨハン・クルイフが数人の選手に戦力外を告げる様を見ているクーマンなので、買って出たのかもしれません。にしてもです。

この会長はいつもそうです。エルネスト・バルベルデを解任する際も敬意を欠いていた。スアレスに対しても傷心に寄りそって送り出すような振る舞いを示さない。世代交代は不可欠として、苦みを残さないやり方はあるでしょう。

スアレスは控え役も受け入れると言っていましたし、クーマンが残すと決めたセルヒオジョルディ・アルバらとクラブは減給交渉をするというニュースもあるので、スアレスの高給が問題であれば打診してみることも出来たのではないか。そのうえで、契約解除も含めた解決策を探す。去年5月と今年1月に自己都合を優先させる感じでヒザの手術をしたことを、根に持っているのか。

残念なるバルベルデの監督解任劇
FCバルセロナに監督交代劇が発生しました。エルネスト・バルベルデが解雇となり、キケ・サティエンがその後任に就く。スーペルコパ準決勝でアトレティコに逆転負けを喫して以降、解任は時間の問題となっていましたが、呆気ないバルベルデ時代の終わりでした。そこに至るまでの経緯も残念、というおまけ付終焉です。

それにメッシに対して媚びる必要はないですが、スアレスはレオの大親友です。普通、気分を悪くしますよね。むしろそこが狙いというのは邪推が過ぎるか。

契約を取り消しての自由移籍

次なる動きは、クラブ側と選手側、双方の弁護士による話し合いとなります。
ルイス・スアレスとバルサの間にはあと1シーズン(+1シーズン)の契約が残っていますから、どのようにしてその関係を終わらせるのかを話し合わねばならない。権利としてゴネることもできますが、スアレスは揉めごとを望んでおらず、クラブを傷つけない退団を目指していくそうです(SPORT)。

今回はスアレスの高額な給与を節約することと若返りを目的としたクラブ都合の申し出ゆえ、一方的な契約取り消しを補償するための手切れ金を用意し、自由移籍としていくと見られています。

ラキティッチ、ビダル、ウンティティも構想外

ロナルド・クーマンの構想外はルイス・スアレスだけでなく、イバン・ラキティッチアルトゥーロ・ビダルサムエル・ウンティティ、そしてジュニオルもまた移籍先探しを告げられた模様です。

スアレスのケースとは異なり、バルサは彼らからは移籍金を手にしたいと考えているので、自由移籍とはならないでしょう。ラキティッチ側とは、この契約解除を巡っての攻防になりそう。
ウンティティもまた以前から放出が報じられていた選手ですが、バルサ退団を望んでいないので話はもつれそうな気配です。
キングアルトゥーロは残留濃厚でしたが、クーマンは不要と判断。人気銘柄なので、買い手は見つかるでしょう。。
ジュニオルはさくっと見切りましたね。

 

コメント

  1. silver より:

     バルトメウの政権はもう終わりが見えていますから、自分勝手にやっている様子ですね。
    根本的な改革だ何だと言っていますが、自分の亡き後のクラブを混乱に向かわせている様にしか思えないのは、私の心が曇っているからか…

    新戦力の見込みが立っていない9番のポジションを空けるのは良いですが、どうするんでしょうね?

    ラウタロ・マルティネスを獲得できずに、期限ギリギリで30歳過ぎのよくわからないFWを引っ張ってくると私は予想してます…

  2. トム より:

    これはもう、末期ですね。

    自らは全く責任を取らず、任期を最後まで続け、クラブを破壊し続ける史上最悪の会長。
    出ていく選手や監督に対して、本当にリスペクトの無い今のバルサ。
    クーマンの振る舞いはチームを根本から破壊する物ですし、メッシも絶望を感じて移籍希望を出したというニュースが飛び交ってます。
    恐らく事実でしょうし、これはクーマン改革にハッキリとNOを突きつけてるのだと思います。
    メッシが出ていくようでは、バルサは本当に大事な物を失ってしまう。
    拭い去れない汚点です。

    今すぐクーマンも会長を辞任させ、多少無理があっても会長選挙を強行してほしい。
    もうバルトメウでは確実に、改革も復活も不可能です。

  3. ユッキー より:

    セティエン解任はともかく、クーマン就任もとても早かったですよね
    あとは選手の移籍絡みの話題提供で煙に巻こうということでしょうか
    どちらにしても来季までの命ですから、もはやなりふり構わずしがみついているのでしょう
    こういう所はやり手だな、と感じてしまいます

    メッシの移籍希望にしても、なぜこんなにも早く明るみに出てしまうのでしょうね?
    普通なら、門外不出のトップシークレットのはずですが…

タイトルとURLをコピーしました