スポンサーリンク

2021年夏補強は、“一点豪華主義”:移籍金ゼロの3人+ハーランド(夢見るのは自由)

クーマンの要望を安価に満たしつつ、クラック獲得努力でクレに夢を見させる
エリック・ガルシア、デパイは確実、ワイナルドゥムもおそらく獲得へ

ジョアン・ラポルタ新体制が発足し、クラブコンペティションはFIFAウィークによる休止中。ということでカタランスポーツ紙に連日取り上げられているのがバルサの補強についてです。次の夏マーケットで狙う標的はハッキリしていて、去年金欠で獲れなかったけれども今年はフリー移籍になる3人さん+夢のクラック1人。移籍金をハーランドに一点集中するのであれば契約は可能じゃないか、とクレの夢は膨らみます。

続投クーマンの要望に応える

FCバルセロナの2021/22シーズン補強において、まずカギとなるのがロナルド・クーマンの続投です。
ジョアン・ラポルタの新理事会はオランダ人監督の仕事ぶりを評価していて、少なくともあと1シーズンは彼を信頼する値打ちはあると考えている。怪我人多発を若手起用で乗りきったり、選手特性に合った3セントラルを発見したりと、いろんな制約のある中でチームを上昇させているので妥当なところです。その結果メッシに笑顔が戻ったのは大きい。

そして理事会の信頼を勝ち取ったクーマンは、補強計画について自分の希望が反映されることを望んでいます。逆に言うと、望んでいない選手を勝手に獲ってこられても使いづらいので(マテウスとか)、了承した選手のみ連れてきてほしいと思っている。なのでクン・アグエロは選択肢から外れます。

昨年夏は希望のメンフィス・デパイワイナルドゥムも獲得できませんでしたから、彼らと所属クラブとの契約が切れ、自由の身となる今年こそは、2人を連れてきてほしいと強い要望を出していることでしょう。

ラポルタたちは今、スポーツ部門の組織再編に取り組んでいて、近々マテウ・アレマニーのフットボールディレクター就任などが発表されると思います。その後、理事会の承認を経て交渉成立に動く流れです。

ゼロ移籍金+高額スター

2021年夏のFCバルセロナの選手補強戦略は、“無料の3人+夢のクラック1人”です。

補強したい選手タイプは
○9番、○走れる中盤、○セントラル
で、それぞれメンフィス・デパイ(27)、ジョルジーニョ・ワイナルドゥム(30)、エリック・ガルシア(20)になる見込み。メディア情報によると、強化技術部は彼ら3人との合意を取り付けています。給与もバルサの事情に合わせるという(SPORT)。少なくともデパイガルシアは決まりじゃないでしょうか。

ワイナルドゥムは中盤に実績あるマッスルを1人置きたいクーマンの希望選手ですが、バルサで資質を発揮し切れていないピアニッチに出口を見つける方が先決でしょう。そしてイライシュ・モリバを育てれば良いようにも思えるので、先の2人よりは可能性は低いかもしれない。おそらくは来そうですけれど。

そしてMDはジュニオル・フィルポをドナドナした後の控え左ラテラルとして、フィリアル(Bチーム)のアレハンドロ・バルデ(17)を推してます。若いですが、カンテラからアルバの後継が出るのは理想的なので、ほんのり期待です。

クレだって夢が見たい

あとはそう、、新会長が自分のプロジェクトの目玉にしたいスター選手をひとり、、、今をときめく怪物エルリン・ハーランド(20)です。

所属選手の給与を支払うことすら満足にいかない経済状況なのに、移籍金が1億5,000万ユーロは必要になるという超注目株を欲しいとか夢見てんじゃないよと笑われそうですし、バルサに合うのかもよく知らないですが、巨額負債とかの話題で気が滅入っているからこそクレは夢が見たいのです。
デパイワイナルドゥムを(給与とかいろいろ要るけど)無料で獲って、それで終了では寂しいじゃないか。バルサでてっぺんを取りたいと野心を燃やす、ギラギラした若い才能が欲しい。巧みな勧誘と金策で、なんとか次世代のクラック獲りを。

クーマンウスマン・デンベレとの契約延長を望んでいるらしいので、ドナドナするならコウチーニョグリーズマンフィルポあたり。デランテロが加入するなら、ブライスウェイトも放出でしょう。

 

コメント

  1. トム より:

    まず必要なのは、取るよりも出す方ですね。

    グリーズマン、ピアニッチ、コウチーニョ、ウムティティ、フィリポを放出すれば、おそらく手取り分で5500万€以上の年俸が節約可能です。
    (グリ2200万€、ピア1200万€、コウチ1200万€、ウムティティ1000万€+フィリポ150万€との噂)
    移籍金もそれなりに得られれば、移籍市場でもそこそこ動けるでしょう。

    ハーランド、グリーズマンと同等の給料を払っても問題は無さそうですが、移籍金が1億€を軽く超えそうです…
    いきなりディレクターやらされたアビダルと違って、マテウ・アレマニーは経験豊富なようですし、移籍させて一儲けしたいライオラはラポルタと仲良しらしいので、打つ手はありそう。
    ただドルとはデンベレの時に色々ありましたし、また同じようなやり方で出ていくのかという問題も。
    そして結局、そんなお金あるんかいと。

    来季はファティも帰ってくるでしょうし、デパイとワイナルドゥムとエリックが来るのであれば、ハーランドを取らなくても戦えはするでしょう。
    でもCLを取りに行きたいメッシに残留してくれと、ラポルタは説得しなければならない。
    その為には、ハーランドクラスの補強は必要と思ってるのかもしれません。

  2. silver より:

    Depayですか…
    個人的には来て欲しくありませんね。
    9番というよりはサイドの印象がありますし、(特にフランスの試合は見ていないので、思い込みかもしれませんが…)
    もしHaland?を本気で獲る気であれば、それこそ9番は十分過ぎる補強な訳ですから。
    何よりマドリーを目標にしていると公言していた選手にはマドリーに行ってもらいたいと…

    Wijnaldumにしても獲るならPjanicの売却は絶対条件でしょうし、運動量とフィジカルを注入する役割であればIlaxを使って欲しい… 30歳のWijnaldumと比べれば経験値の差は歴然とは思いますが、せっかく良い感触を掴んできてる若者がいるのだから…

    まぁ、とは言えお金が無いことには変わりないですし、ここ数年ワケのわからない買い物を繰り返してきたわけですから今年は無駄な出費は最小限に抑えて欲しいです。

  3. 4GATS より:

    本当にバルサに必要な選手を、選手の能力と特性を重視して獲得して欲しい。カンテラにも素晴らしい選手ばかりですし。

    今目立っているからという理由で獲得をしても、スポーツ面ではプラスにならないし寧ろ空回りしてマイナスにすらなりうる。コウチーニョの時のように、、、

    アタッカーを取っ替え引っ替えしたところで、ボールゲームには大した影響は生まれないとも思うし、世界最高のアタッカーであるレオがいるので十分です。
    それよりも全体的なゲームのオーガナイズを意識したメンバー構成を考えたほうがチーム力は向上するのではないでしょうか。

    それがCLでも競争力を持つチーム作りに繋がっていきそうです。

  4. たいき より:

    アグエロが正式に今季での退団を発表しました。どうなるのやら

  5. TAKA より:

    私も今のバルサは金銭的に余裕がないので獲得すべきではないと思ってますが。

    問題はレアルにハーランドエムバペが揃ったら他のチームは止めきれるのかってことですね。
    バルサもメッシの次を考えないとレアルの二の舞になりますし。

タイトルとURLをコピーしました