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フェラン・トーレス獲得!(出場登録のためには選手放出が必要)

FCバルセロナがフェラン・トーレス獲得を公式発表、5年半契約を結ぶ
しかしスカッド経費を減らさないかぎりラ・リーガへの出場登録はできない

2021年末のバルサ界隈最大のニュースが、フェラン・トーレス(21)の加入です。クラブ公式発表によると、契約期間は2027年6月30日までの5シーズン半で、契約解除金は10億ユーロマンチェスター・シティに支払われる移籍金は公表されていませんが、メディアでは5,500万ユーロ+1,000万ユーロと報じられています。あとはそのせっかくの補強選手が、登録できるかどうか。例によってギリギリのバルサです。

フェラン・トーレスの入団プレゼンテーションは1月3日(月)にカンプノウにて行われる。プレゼン後にはファーストチームの公開トレーニングも実施されるお得セット。

さっそく初トレーニング

12月28日は聖イノセンテの日。スペインでは罪のないジョークが許される、いわゆるエイプリルフールのような日です。MDは「クリスティアノがバルサに売り込み!」なんて報じていました。

そんな日にフェラン・トーレスのバルサ入団が発表された。これがクラブ公式のフェイクニュースだとすごかったですが、バルサユニを着てポーズもしているし、インタビューされてるし、たぶん事実だと思う。笑
移籍金5,500万ユーロ+変動額1,000万ユーロはスペイン人選手としてのバルサ史上最高額となります。将来的な柱となることを期待・信頼されての補強です。

バルサ選手たちは束の間のクリスマス休暇を終え、昨日28日からトレーニングを再開しています。新加入のフェラン・トーレスも早速そのセッションに加わり、新しいチームメイトたちと出会っている。公式動画ではアンスメンフィスも元気そうで、間もなくの復帰が楽しみです。ぺドリもいますね。

COVID検査でダニ・アルベスラングレジョルディ・アルババルデが陽性を示して自宅隔離。デンベレも全身倦怠感を訴えており、PCR検査待ちとなっている。1月2日のマジョルカ戦は起用可能選手がけっこう厳しい。

入団前に行われたメディカル/フィジカルチェックでは、10月の代表戦にて負った右足の骨折が順調に回復していることが確認されたと公式サイトにて発表されています。
復帰時期は例によって「回復次第」だそうですが、1月12日にサウジアラビアで開催されるスーペルコパ準決勝レアル・マドリー戦か、その後のバルサデビューが有力であろうというのがメディア予想。つまりはそれまでに、出場登録を済ませなければならないクラブです。

それができないと、笑えない話になってしまう。

現状では登録できない

ど〜んと入団発表をしつつも、本当に出場登録が間に合うかどうか100%の確証が持てないのがFCバルセロナの魅力となります。クレがこじれてくると、魅力に思えるのであります。

クラブ予算におけるスカッド経費(選手給与、移籍金の減価償却費)比率がラ・リーガの定める限度額を超過しているバルサは、ラ・リーガに新たな選手登録をする際、節約した額の1/4しか新規登録に使えないという厳しい制約が課せられています。
つまり融資によって獲得はできても、給与コストを減らさない限りは登録できない事態が待っているのが現状なのです。分割払いとはいえ移籍金5,500万ユーロですから、このままでは無理。目指すのはスカッド経費削減によって限度額以内に収めることです。

チャビと彼のスタッフを登録する際にも問題がありましたし、ダニ・アルベスを登録できるようになったのは、現役引退を余儀なくされたクン・アグエロが給与の一部を放棄してくれたからです。見切り発車でどうにかするのが、このところのバルサ方式。

クラブとしても、それなりに条件を整えた書類をラ・リーガに提出しているとは思うのですが、判断するのはラ・リーガゆえに承認されるまで分からない。現状ではデンベレの契約更新、もしくはコウチーニョウンティティの移籍など大きな節約がないとフェラン登録は可能とならないようです。

あるいは、夏に断った投資ファンドCVCとの合意が個別条件で成立すれば大丈夫との話も。。フェラン・トーレス獲得物語が本当のハッピーエンドになるか、しばし見守ることになります。

コメント

  1. イザナギの目 より:

    トーレスですがやはり現地のクレからもMDアンケートですがどうせ取るならカバーニで良いが上回った笑そうですね。日本のクレもどうせ転売要員でしょの声が多いです。爆発的なスピードや得点力があるわけではないし生粋の9番、ウィンガーではない要は万能型なのでカンテラから怪物ウィンガーや外から世界的な生粋の9番が来たら即居場所が無くなる可能性が大ですね。情報だとアレマニーが何ヵ月も前から進めて来た案件で外堀、中堀がだいたい埋まってきた段階でシャビに合わせた様ですのでシャビが要望した選手ではない事がはっきり分かりました。そしてシャビには選手を希望する絶対的な権力はないのも分かりました。トーレスはクレからはいつでも獲得出来た選手だったとか来ちゃったからしょうがないと言われてるので、まあアレマニーちょっと心配だなぁと思います。

  2. イザナギの眼 より:

    カンテラから怪物ウィンガー(ラミンヤマル)

  3. 山下さん より:

    トータル何言ってるかわかんないです。

  4. トム より:

    常にFFPが絡みますねえ…。
    新規登録ができないというのは厳しいですが、もうそろそろウムティティには諦めてもらうしかないですね。大人しく売られて。
    コウチもニューカッスルという噂がありましたが、降格圏に沈んでるので行きたくなさそう…。

    さてフェランがどういう選手かをこれから見ていく訳ですが、一番気になってるのは、バルサ流の崩しができるかどうかです。
    チャビバルサの場合、開いてボールを受けてから、敵だらけで狭いゴールに向かってチャレンジして崩さなければなりませんので、ただのスピード型エストレーモだとかなり苦しみます。
    フェランの動画を見ると、どうもドリブルが細かいタッチではなく大きなタッチで、スピード型の特徴が見える気もします。
    エストレーモとしてはそれほどでもないという噂もあり、実際ペップは偽9として使っていた事もあるので、崩しの面はやや不安です。
    まあただの練習動画なので参考にはならないかもですし、シティで一応やれてた以上は大丈夫そうですが、今後の試合でじっくり見たいですね。
    一方で決定力はかなり高いというデータもありますし、期待します。

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