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冬市場で補強できる、というバルサの金庫事情とスターリング

ラ・リーガが一時中断し、各国フットボル連盟がお金儲けに精を出しているこのFIFAウィーク。バルサ界隈で聞こえているのは、青えんじクラブが冬マーケットで前線補強を計画しているというニュースです。そんな資金がどこにあるのかと言いたくなりますが、1,500万ユーロあたりなら用意できるくらいには財政状況は持ち直したらしく、シティのスターリングの名が各紙に踊っている10月頭です。

1,500~2,500万ユーロなら

FCバルセロナの財政状況は依然として厳しさが続いていますが、10月5日のMDやSPORTが報じたところによると、夏の努力によって最悪は脱しています。

ジュニオルエメルソンを売り、メッシグリーズマンを放出したことでバルサの給与総額(スポーツ費)は大きく減少、不可能にも見えた冬の補強も可能となりました。
メディアによって額は異なりますが、1,500万ユーロ〜2,500万ユーロ+選手放出による給与節約・利益分をバルサは冬マーケットで使える模様です。買取は厳しい額につき、選手給与とレンタル料金を合わせて・・・でしょう。

ジョアン・ラポルタが目指すのは、2004年の成功体験の再現。一度上手く行ったことを、人は繰り返したがりますね。シーズン後半の巻き返しのため、“第二のエドガー・ダビッツ”を求めるジャン会長であります。

もしクーマンが結局解任になった場合は、ラ・リーガから給与限度額の4%(約390万ユーロ)増加が認められ、その分を契約の精算やら新監督の給与に当てられるらしい。MD。

セルジ・ロベルトも節約要員に入った?カンプノウのファンから指笛を鳴らされたバイエルン戦を契機に契約更新交渉が急停止したとMDは伝えており、減給したとはいえレギュラーではない選手としては高額だと考える幹部もいるとのこと。

前線を強化したいという

もっとも、冬マーケットでバルサが狙う選手は中盤のピットブルではなくて前線の点取屋です。
これからウスマン・デンベレが復帰して、クン・アグエロもいよいよデビューとなりますが、クラブとしてはそれでも攻撃陣が手薄だと考えているらしく。頭数はいるのに、足りないミステリー。ルークがもうすでに見限られたならいかにもバルサらしいですし、怪我がちのアグエロも計算は難しい。肝心のメッシがいないですしね。。

昨日10月5日、ラジオ局COPEの番組 El Particazo に出演したラ・リーガのハビエル・テバス会長はバルサの金庫事情に関してこんなふうに語っています。

「CVC案件での合意があれば、バルサはメッシを保持できただろう。私はそう考えるよ。彼らはクンメンフィスを獲得して・・・もしその補強がなければ彼らがメッシと契約できたかとの質問には、私はイエスと考える」

腑に落ちない問題の再燃(苦笑)
スタイルに合わないグリーズマンの放出はやむなしとして、メッシの場合はどうにかなったんじゃないかと今でも考えてしまいます。年間40ゴールを生み出せる選手を手放し、得点不足に喘ぐ。
バルサはいつかメッシなき苦しみを経験せねばならぬはいえ、若い子たちとレオをあと一年見たかったなぁと。観客も帰ってきたので、盛大な送別会もできるようになったし。。だめだ、現実逃避したい。テバスはこうも言っています。

「私は7月にラポルタの家で食事をしたんだ。彼はCVCとの契約で合意していたよ。私はラポルタに、フロレンティノが爆破を試みるだろうと言った。ラポルタは私に、彼はパーソナリティがあると言っていた」

おっと、話が大きく逸れましたが、スターリングさん。アクの強いドリブラーはひょっとすると上手くいくかもしれない?シティでは出番を減らしているようですが、再び重要な任務を与えられることで輝くかもしれません。英国人、ってとこは不安ですけれどね。。第二のダビッツを期待するのは難しそう。

次ページ:番外編 バルサにはまだ他クラブへの支払いが2億3,000万ユーロ残っているという

コメント

  1. サイ より:

    ダニオルモとスターリングの獲得はセルジロベルトとデンベレ?が関係してるみたいですね?。二人とも来季手放せる特に不安定債務幽霊デンベレ。スターリングの方が安定して計算できる。しかしバルサの守備は酷いから本当は有能なCBが欲しい。獲得金額のクラブに対する未払いリスト8割強不良債権選手酷い。

  2. トム より:

    オルモは個人的にあまり買ってないので、切羽詰まってる今は微妙に思います。
    ただ左右両方できる快速テクニシャンのエストレーモは欲しい所です。
    スターリングは基本左からですが、仕掛けからストライカーもできる印象。
    結構点取ってますし、シュートの機会も多いです。
    ルークがダメだった今は、こちらを優先したいでしょうね。
    でも取れるんでしょうかね。どちらも年齢的に言っても3000万ユーロ以下なんて安値で出す選手ではないです。

    テバスはやはり、メッシ失ったのはお前のせいだと未だに言われているのでしょう。
    ペレスに唆されてCVC50年契約を受けなかったラポルタが悪いと、責任転嫁したいのでしょうね。
    ただラポルタはここはきっちり説明していて、今後50年どれだけバルサに不利益が生じるかでクレを一度納得させています。
    テバスがコロナ禍という異常事態にも関わらず、FFPを全く変えなかったのが計算違いだったという事もはっきりさせていますが、テバスがこの部分の理由を説明したのをまだ見てません。
    ただFFPルールは一切変えない、と頑なに言っていたのみです。
    私が知らないだけかもしれませんが。これでラポルタのせいにするのは無理があるでしょう。

    バルトメウの悪夢の遺産は、しばらくは残り続けます。
    ラポルタに対する非難も集まるでしょうが、そもそも破綻したバルサを引き受けてるのですから、誰がやっても今は大して変わらないでしょう。
    スタジアムに入れる観客の規制も無くなるようですし、そうすればまた収入は戻ってきます。
    今は支出を減らして収入を増やす、これを地道にやり続けるしかありません。

  3. silver より:

     バルサの支払い残高…
    まったく詳しくないので、よくわかりませんがケタ外れのリボ払い地獄みたいなもんですかね??
    支払い待ちとの金額差も何だか泣けてきます…

     マンチェスターシティがSergiを欲しがるとすれば、まぁカンセロの控えとしてかなぁ?とも考えられますが、果たしてスターリングを放出するだけの魅力があるのかは疑問ですね。
    Dembeleは怪我も多く、素行もよろしくないとするとペップ好みの選手とは思えません。
    何かまた煙の様に立ち上っていつのまにか消える話題な気がしています。

  4. クレ より:

    自分はあまり悲観してないですね
    狭いブロック間で受けれる中盤が出てきましたから
    ペドリとガビです
    後は前線が揃えばソコソコ行けますよ
    問題は最終ラインの脆さですけど
    バルサの基本通り433で玉砕覚悟で行った方が将来に繋がると思います
    後ろが重たいのはバルサではない
    ペップやエンリケの様にプレーをゴールから逆算出来る監督が望ましい

  5. デンベレ より:

    メッシを失ったのはバルサの責任なんですよね。コロナは止めをさしただけ。
    健全な経営をしていればそもそもこんな事にはならなかった。100%バルサに非があるのでどうしようもない。

    ラポルタ会長が言ったようにクラブ以上の選手はいないので、一選手の為にリーガが譲歩することはできないし、してはならない。

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