第4のデランテロは南米の若手

ロベルトSDがバルセロナに戻ってから最終決定。

移籍のウワサの信憑性を判断する一つの目安として、バルサ関連であれば、ライバル関係にあるSPORT紙とMD紙の見解が一致することが挙げられます。多くの場合、両紙は片方の言い分を否定するところから始まりますが、どちらかが折れて内容が合ってくると実現することが多い。バルサの2016年夏最後の補強ポイントである第4のデランテロにおいては、ロベルト・フェルナンデスが視察に向かった南米から若手を獲得する方向で固まっているようです。

的は絞られた

どちらかは獲りたいと狙っていたデランテロたち、ルシアーノ・ビエットケビン・ガメイロを両方獲り逃したことで、ロベルト・フェルナンデスの第4のデランテロ選びは振り出し近くにまで戻されていました。選ぶべきはベテランの経験か、若手の成長性か。欧州でプレーするベテランか、それとも南米で飛躍の時を待っている原石か。

これに関して早くから南米の若者との見解を示し、その有力候補としてグレミオのルアンに注目をしてきたのがSPORT紙です。交渉を担当する幹部たち(ロベルトソレール)が若手を獲るといい、ロベルトSDがブラジルに飛んでいるのですから、それは自然な読みでしょう。欧州人のベテランにこだわっていたMDは大穴を狙った感があります。

それがここへきて、MD紙もまた“ロベルト・フェルナンデスは南米選手に的を絞った”と言うようになりました。ということで、二紙の見解が一致すればそうなる確率が高い法則でいけば、第4のデランテロは南米直輸入コースで確定となる。ベテランよりも若手の方が胸は弾みますが、とはいえ直輸入は不安の入り混じるコースです。

×ジェズス ×ガビゴル ○ルアン?

ネイマールに続く逸材と評され、バルサも獲得を目指していたパルメイラスのガブリエル・ジェズスは、ペップ・グアルディオラの口説き電話とシティの財力によって陥落し、マンチェスター行きがほぼ確実と見られています。

獲得作戦への動き出しは良く、ビッグクラブでまずパルメイラスやジェズスと会って話し合ったのはバルサだったようです。しかしカタランクラブにとって彼は来年の獲得を考える選手で、優先したのはビエットだった。そこへマンチェスター・シティが現れ、すばやく交渉をまとめてしまいます。しまった、と思った時はすでに遅し。英国クラブの3,400万ユーロとかいうオファーもバルサが妥当と考える範囲外で、バルサはジェズス獲得競争から撤退しました(SPORT紙)。

ネイマール獲得の際に優先交渉権を手に入れたサントスのガブリエル・バルボサ、通称ガビゴル(19)もロベルト・フェルナンデスたちを確信させるには至りませんでした。ガビゴルはどうやら2,500万ユーロのオファーを出しているというインテル・ミラノと契約する模様。もはや南米直輸入の若者でも2,000万超えが当たり前の時代ですか。

そしてSPORT紙がここ最近、バルサ入団のベストポジションにいると注目しているのがグレミオのブラジル五輪代表ルアン・ギレルメ・デ・ジェズス・ビエイラ(23)です。同紙によるとグレミオはバルサ相手ならルアンの移籍交渉を受け入れる準備があるらしく、獲得費用は2,200万ユーロあたりになるだろうとのこと。バルサの強化部はルアンに関して非常に良い評価をしており、欧州でも十分やれる資質のあるデランテロだと考えているそうです。

ただしバルセロナはまだ現在複数の若手選手を分析しているところなので、最終決断はまだ下していないとSPORTは見ています。MDも同様に候補者リストは5人に絞られているとの見解。ロベルト・フェルナンデスがリオ五輪のブラジル代表初戦を見届けてからバルセロナに戻るので、そこで答えを出すとしています。SPORT曰く、ルイス・エンリケはスーペルコパ(14日、17日)に間に合うことを望んでいるらしいので、来週トントンと決まるかもしれません。

 

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