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ガビとの契約更新を目指す:一方でセルジ・ロベルトは急停止

スペイン代表にも招集され、注目を集める17歳のインテリオール
その飛躍に合わせるべくバルサは契約更新を準備しているという

この2021年10月のFIFAウィークにおけるスペイン代表で、サプライズとなったのはFCバルセロナの17歳、ガビことパブロ・ペレス・ガビラが招集を受けたことでした。もしデビューとなれば同国代表の最年少記録を塗り替えるとかで、バルサも早速このきらきら星の“安全”を確保しようと契約更新の準備をしているそうな。その一方でセルジ・ロベルトとの交渉が急停止しているという話もあります。

数少ない明るい話題

楽しいよりも寂しい話題が多くなっているこのバルサのシーズン序盤において、数少ない明かりがパブロ・ペレス・ガビラ、通称ガビ(17)の登場です。まだフベニール年代につき、バルサBで試合に出るだけでも上々なのに、ここ数試合はクーマンチームの先発メンバーに入っている活躍ぶり。ワンダでのアトレティコ・デ・マドリー戦でも先発起用されるんですから、相当な信頼度です。

さらにこのFIFAウィークではルイス・エンリケからの招集を受け、全国的な注目を集めるように。もしネイションズリーグ準決勝もしくは決勝でデビューとなれば、17歳と62〜65日でラ・ロハの最年少出場記録を塗り替えます。
1年前のアンスフィーバーを思い出す。彼は17歳と308日で歴代2位デビュー。現時点の最年少記録は17歳と284日のアンヘル・スビエタです。

ここまでの公式戦10試合(ラ・リーガ8、チャンピオンズ2)のうち、7試合に出場。ラ・リーガの最近3試合(カディス、レバンテ、アトレティコ)はいずれも先発している。ベンフィカ戦は控えだったが33分にピケと交代で出場。

そういう急成長した選手に発生するのが、“契約内容とキラキラぶりが釣り合っていないんですけど問題”です。
目立つ選手には他クラブからの注目も集まりますし、フベニール契約の選手は契約解除金も格安なので引き抜きを狙われてしまう。バルサとしては防御シールドを用意せねばなりません。ああこの選手は誘っても無駄と思わせるのが重要。ガビにはこれから10年以上チームの主軸として活躍してほしい逸材ですから。

ガビとFCバルセロナの契約期間は、2023年6月30日までだそうです。約1年前、カデテAからフベニールAへと飛び級する際に結んだ契約で、解除金は5,000万ユーロに設定されている模様。
クラブとしてはこれをルールの許すまで期間延長し、お給料も契約解除金もアップする考えだとのことで(ニコバルデの解除金は5億ユーロ)、非公式ながら代理人イバン・デラペーニャに接触を始めたそうです。

スペイン国内法では、18歳以下の選手との契約は5年先まで可能。一方でFIFAは3年以上の契約は認めていない。合意があれば2026年6月30日までの契約を結べるので、デラペーニャと話し合って決めていくことになる。3+2年(自動延長条項付)のアンス方式もあり。

青田刈りの危険が最も高いのはカデテ卒業のタイミング(16歳)ですから、この時バルサでの成功を目指す道を選んだきらきら星が、今ここで甘い誘惑によって揺らぐとは考えられません。とか書いててイライシュのことを思い出し、すぐ脳内消去するのですが(苦笑)、ガビならきっと大丈夫でしょう。バルサDNAの塊のような選手ですし、ラポルタなので無問題かと。

セルジとの交渉が止まる

一方でセルジ・ロベルトとFCバルセロナの契約交渉に急ブレーキがかかった、と報じるのはラジオ局COPEです。

セルジといえば財政難に喘ぐクラブを手助けするために快く求めに応じ、減給した契約で期間延長すると報じられていましたが、8月半ばに間もなくだと言われていたその更新完了のニュースが、10月になっても訪れない。彼との契約は来年6月末に終了します。

セルジ側から交渉を止めるとも思えず、裏をとったMDに対してジュゼップ・マリア・オロビッツ代理人も「全てが止まった」と認めているので、何かしらの事情で止めたのはバルサ側。代理人氏は「どの瞬間にも動き出す可能性はある」とも述べているようです。

中盤には将来性抜群の若きインテリオールたちが出てきている、とはいえ、右ラテラルは相変わらず層が薄いバルセロナにおいて、セルジとの交渉が止まる理由って何ですかね?冬にスターリングを狙っているらしい件と関係ある?考えすぎ?

コメント

  1. サイ より:

    ダニオルモ、スターリング、カバーニ何か違うといつもバルサの獲得補強候補はレアル(ムバッペ、ハーランド)と違って泣けて来ます。ここ数年それが続いていて弱くなって来てるともうバルサのお金がある無い関係無くこの半狂乱は治らないと諦めますとても悲しいです。ガビ素晴らしいですねもしかしたら最年少デビュー最年少ゴールも同時に狙えるか。キラキラ星と言えばカンテラに怪物が出てきましたね。その名はラミンヤマル。圧倒的テクニック、打開力、決定力。創造性溢れるパスセンスに高いフィジカルに左利きの俊足アタッカー。数年後将来アンスファティとコンビを組んで欲しい。

  2. たいき より:

    スターリングなどももう上がることはないと思います。シティ以上はないのでは?徐々にピークが来ていそう。ロベルトも怪我明けてからはしっくりこないですね。ポジションが悪いのか。わかりませんが。

  3. silver より:

     Daniが退団してから、なんやかんや選手がやって来ましたが結局使われて残ったのはSergi Robertでした。
    Destにはその壁を打ち破って欲しいですが、仰る通りラテラルは右も左も層が薄い…(涙)
    Minguezaもこのポジションできますが、何か個人的にバルサの守備陣は負傷者が立て続くイメージがあるんですよね…
     私の100%個人的には、助っ人ブラジル人のAdrianoみたいな先発では出ないけど何でも屋みたいな選手が好きなので、ベンチでもSergiがいてくれると嬉しいですね笑

  4. トム より:

    セルジは必要だと思います。
    今バルサで力が発揮できないのは、セルジの資質の問題でもないですし。
    更新止めたりせずすぐにでも結ぶべきと思いますが、色々慎重になってるのでしょうか…。

    スターリングに関しては、スピードとテクニックと決定力を併せ持ち、幅も取れて狭い中でも仕事ができて仕掛けもできるクラックで、年齢もまだ26歳。良いのではないでしょうか。
    ただシティでもまだ重用されてますし、契約は2023年までで移籍金もかかるし、代表でもまだまだ一線級ですので、給料も結構お高い気がします。
    ただどうもスターリングは過小評価されてると思うので、そこそこの値段で買えるのであれば良い買い物になりそうです。

    でもセルジとは役割全然違うと思うんですが、まさかトレード要員とかに考えてるんですかね。
    ペップなら欲しがる可能性…どうなんでしょう。
    偽SBやらせるなら合いそうですが、守備面はプレミアではきついような。

  5. ナンバー19 より:

    バルサとマドリーの補強候補なんてこれまでもずっと違うと思いますが…
    むしろアンリとかズラタンとかグリーズマン獲ってるほうがやり過ぎ感を感じますし、それが原因でいまの財政難ですからね。(言及ポイントがズレてましたらすみません)

    スターリングは幅を取れる選手ですが、いまのバルサに必要なのはディフェンスを剥がせる選手ですよね。シティでいうならグリーリッシュみたいな。まあそんな良質な選手はそれこそ高値なわけですが…

  6. Th より:

    補強候補のコメントですが、レアルは次世代のメッシc.ロナと呼ばれる若くて優秀な、今後10年活躍できるバロンドール候補の選手を取れるのにバルサはベテランしか獲得できない、という嘆きだと思います。

    バルサはレアルのように大金を気軽に使えるわけではないので、尚更キツいです。

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