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チャンピオンズの夢は終了:ラ・リーガを獲りに行く

チャンピオンズが早くも絶望的となってしまった10月のバルサ
日曜日のエル・クラシコはラ・リーガでの復権のために理想の舞台

強力なスカッドを手にした今季こそ、失敗続きのチャンピオンズで好い成績を残す!目標は少なくとも準々決勝だ!とのFCバルセロナの目論見は、残念ながら10月にして修正を余儀なくされそうです。勝ちしか価値はない、とされたカンプノウでのインテル戦に3-3で引き分け、グループステージ敗退はほぼ決まり。もう一つの大目標であるラ・リーガ優勝こそは達成を、と週末のマドリー戦に臨むバルサです。

ラポルタがチャビと話し合う

チャンピオンズからの事実上の敗退なる厳しい現実が示されたインテル戦は、バルセロニズモに精神的ダメージを与えました。
なにしろ3-3へと至った経緯が悪く、さすがすぎるレバンドフスキの得点やテル・ステーゲンのパラドンがなければ事実上ではない完全なる敗退が確定していただけに、パルコにて試合を見つめたクラブ幹部たちの表情は一様に厳しかったらしく。まあそりゃそうでしょう。

夏にあれだけの投資をして競争力あるスカッドを作ったのに、まさか再びグループステージで姿を消すことになるなんて。グループ分けのクジ運が悪かった、本当に強いチームを作るのは時間がかかる、欠場者、いろいろと理由はあるにせよ言い訳にはできませんし、苦労してレバーを動かしたのにこの内容と結果か、と腹を立てるのも当然です。

インテル戦の終了後、怒れるジョアン・ラポルタは気持ちを幾分落ち着かせた後、ロッカールームへと向かっています。それはチャビ・エルナンデスや彼のアシスタントたちと失敗の理由について話をするため。選手たちとは話していない模様です。

監督を励ました

今のところ、ラポルタチャビへの信頼は損なわれていないようです。
今回ロッカールームへと向かったのも監督を励まし、チームの現状を分析するためとのことで、日曜日に控えるもう一つの大一番ベルナベウ・クラシコにてチャビが適切な判断を下し、状況を好転させることを信じている。
怒っているとすれば、分かりやすくエラーを犯したカピタンたちに対してでしょうか。

インテル戦ではエラーで失点を生んだピケブスケツが戦犯だと批判をされています。
たしかにオフサイドをかけ損なったり、相手にボールを渡す凡エラーをやらかすのは泣けますが、イタリアチームが確実に狙ってくるカウンターへの事前準備も重要だったろう、とも思う。チームとして避けられたはずなんですよね。

なんにせよラポルタは日曜日のソシオ総会でもピケブスケツが減給に非協力的で、それによってクンデを登録するには自分たち(彼とアレマニ)の私財1,000万ユーロを担保することになったと示唆する説明をしていて、カピタンたちに好い感情は抱いていないように見える。それも外野からの憶測ですが・・・。

SPORTによると、この話し合いでラポルタが出した結論は“全てチャビに任せる”だったそうです。
チャビはもちろん自分に求められることを分かっています。チャンピオンズを競う目標が早くも絶望的となった以上、ラ・リーガ優勝は必須。疑念を増さないためにも、日曜日のベルナベウでさっそくリアクションを示さなければなりません。

チャビは選手たちを励ます

一方でチャビ・エルナンデスは失意のエンパテから一夜明けた13日(木)、トレーニング前に選手たちとミーティングを行い、凹んでいる選手たちを元気づけたそうです。
こんなにも早くチャンピオンズから脱落するであろうことは残念だけれど、私たちには日曜日にベルナベウでの重要なエル・クラシコが待っているんだ、ラ・リーガ優勝はやり遂げよう!

また、監督は選手たちに対して、準備した戦術が機能していた前半のパフォーマンスには満足している旨を伝えたとSPORTは報じます。しかし、それまでの仕事を無駄にするエラーはあかんと咎めもしたという。チャンピオンズのようなコンペティションでは、ああいったエラーが非常に高くつくんだと思い出させたのです。

ベルナベウ訪問を前に

日曜日のベルナベウ訪問。修正するための時間がごく限られたなかで迎えるエル・クラシコは大変ですが、もしリアクションを示せるのであれば、状況を好転させるのに理想的な舞台でもあります。

凹んだ気持ちを立ち直らせ、ムンディアルによるリーガ中断までのモチベーションや士気を弾けさせる力がクラシコでの勝利にはある。
メンタル、フィジカルが低下し、戦術面でも残念なことになっている現状でのマドリー戦は正直不安が勝りますが、、聖ステーゲンさんが再び大活躍してくれるかもしれませんし、、火事場の馬鹿力が飛び出すかもしれない。突如いろんなものが覚醒する可能性もゼロではないのでパフォーマンス改善による好結果を期待しましょう。

いや、期待するからこそ落胆するのであって、ラ・リーガ優勝しかないと悲壮感を漂わせるのも止めて楽な気分で応援するくらいでいいのかもしれない。10月のエル・クラシコの結果は決定的ではないですし、チャビチームの反発力を見られればいいかなぁくらいの。チャビへの疑念が薄らぐ試合になることを願います。

コメント

  1. 調べる より:

    残念な悲しい結果ですが、色々なクレツィッターを見るとムココやヴィルツやエンドリックなど獲得して欲しいなど勝利への希望の灯火は消えてません。10代の頃から圧倒的な数字を叩き出してる超ド級の星ムバッペやハーランドはレアルに行きたい記事は沢山見ますが泣。いつかバルサもこんな超ド級の星に行きたいと言われるクラブに復活して欲しいです。又、現カンテラの逸材達を引き上げてどんどん使って欲しいですシャビには。しかしクラブの経済破綻が心配です。

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