フィンランド人の執刀医が「ありえる」と可能性を認める
9月16日のヘタフェ戦で大腿二頭筋の腱裂傷が生じ、年内の復帰は厳しいと診断されていたウスマン・デンベレ。しかしながら彼の回復は予想した以上に早く進み、ひょっとすると12月23日のベルナベウ・クラシコに間に合う可能性が出ているようです。無理すんなよと思う反面、嬉しいニュースでもあります。
「回復状況は予想以上」
この情報の出所は、デンベレの手術を担当したフィンランド人の著名医師 サカリ・オラバさん自身です。ドクターは昨日、スペインのラジオ局 カデナSERの番組 La Graderia に登場。ウスの状態についてこう説明しました。
「回復は期待した以上に進んでおります。彼はすでに、計画よりも早く復帰したいと言っておりますが、私どもとしましてはそれが可能かどうかは分かりません」
「マドリー戦に出場できるか?できるかもしれない、かもしれないのですが、私からそれを保証することはできません」
どうでしょう。断言は避けているものの、担当医としてそれなりに自信はありそうな印象を受けます。
11月半ばにはボールを蹴れそう
デンベレのリハビリテーションがどの段階に入っているのか、クラブ発表からはまったく伝わってはきませんが、オラバ医師によると彼はもう砂地での運動を始めています。
「今はバルサが持っている砂浜でトレーニングをしております。11月の半ばにはボールを蹴れるようになると思いますよ。再発のリスクがありますので、今はけっこうな頑張りが必要ですが、落ち着いて臨むことによって全ては上手くいくでしょう」
このドクターのいう砂浜が、シウタット・エスポルティーバ内にある砂場(アレナ)なのかどうかはちょっと分かりませんが、アレナでのトレーニングはリハビリの第3段階(最終が第4)。同じくクラシコに間に合うか?とされたアンドレス・イニエスタはこのアレナ運動から2週間ほどで復帰しているので、可能性は割とありそうな感じです。
クラブ公式動画では、ルイス・スアレスがこのアレナでのトレーニングに取り組んでますね。
このニュースのまとめ
- ・ウスマン・デンベレの回復は予想以上に順調
- ・すでに砂のうえでトレーニングをしている
- ・執刀医はクラシコ出場も「あるかもしれない」と認めた
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