アルゼンチン人クラックは近々、バルサとの5年契約でサインをする
そのためには給与削減をやり遂げなければならない(最初のリミットは13日)
FCバルセロナとレオ・メッシ側が契約更新で完全合意に達したぞーとSPORTが報じています。それによると両者は2026年6月までの5年契約を結び、数日中にも公式発表される見込みとのこと。基本合意から完全合意へと進んだ以外に大きな変化はありませんが、この夏ずっと取り組んでいる給与総額の削減に関してスカッドとの合意ができれば、メッシはいつでもGOとなったのは朗報。仕上げ完了の知らせを楽しみに待ちましょう。
メッシ家との交渉完了
一時は退団を志願したカピタン、レオ・メッシとの契約延長ができる人物、との期待を受けて3月7日の会長選挙に当選したジョアン・ラポルタ。彼は新会長となって間もなく、レオの父であり代理人でもあるホルヘ氏や彼の弁護人団との交渉を開始しています。
レオの希望がシンプルにバルサ残留であるとしても、詰めなければならない箇所はものすごく多い複雑な交渉。そもそもの話クラブにはお金がないので、そこをどうやって解決するのか、ラ・リーガのファイナンシャル・フェアプレーをいかに乗り越えるのかという高い壁がそびえている。メッシ家だけの努力では解決できず、他選手の給与も減らす必要があるのが事態を複雑にしました。
しかしついに、そこにもゴールが見えてきた模様。
メッシ側との交渉は完了し、もうあと数日後にはカピタンが契約書に署名する映像を世界に発信できるところまでラポルタたちはたどり着いたようです。
メンフィスたちはラ・リーガに登録できない状況でも契約が発表されたので、メッシの場合もそうなるんですかね。
カピタンズの給与調整
残された大きな関門は、高給ベテランカンテラーノたちとの給与交渉となっています。
ジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバ、そしてセルジ・ロベルトに、給与支払いの一部延期を求める話し合い。どうやらクラブ側が譲歩し、カットではなく後払いへと申し出が変更されたみたいです。
MDやSPORTの情報によると、クラブが4選手に申し出たのは、今季給与の40%分を次の数年間で支払う方式です。この提案が受け入れられそうな状況だという。
レオ・メッシが50%の給与カットによって“規範を示した”ことで、ラポルタから交渉を託されたマテウ・アレマニーは彼らにも同様の努力を求めたでしょう。しかし理解や協力は、簡単には得られませんでした。契約内容は選手によって期間も金額もボーナス条件も様々につき、一律でどうこうできるものでもない。ここまでたどり着くには、紆余曲折もあったと容易に想像できます。
同じカンテラーノだとはいっても、考え方はそれぞれです。
たとえばジェラール・ピケは早くにOKを出してくれた一方、ジョルディ・アルバ側は沈黙を貫いている(いた)という。このドイツ合宿中では、この件に関して選手間議論があったかもしれません。
そして、チームの手本となるべきカピタンと言えども、彼らだけに負担を求めるのは不公平なので、残留濃厚となったアントワン・グリースマンやコウチーニョもまた残るのであれば同様の給与調整を受け入れなければならない。ピアニッチやウンティティ、ブライスウェイトらは可能なかぎりドナドナを目指すクラブです。
最初のリミットは13日
レオ・メッシは現在、恒例のイビサ島でのバケーションを楽しんでいます。ルイス・スアレス家族、セスク・ファブレガス家族が集まっての賑やかな日々。スアレスはもうアトレティコに合流しましたが、メッシ家はまだイビサでの休日を続けています。
それにしてもマスクなしで友人と遊べるなんて、羨ましいかぎり。レストランらしきところに入店する時は、一応マスク着用ですけどね・・・ 彼我の違いを感じますよ。
そして、、選手たち全員との給与調整交渉の最初の締め切り日が、8月13日(金)だそうです。この週末にラ・リーガが開幕するので、第1節に出場する選手は、ここまでに登録をしておかなければならない。つまりここまでに選手たちとの給与交渉で合意できなければ、レオ・メッシや新規加入の4選手(メンフィス、アグエロ、エメルソン、エリク)は少なくとも第1節(バルサ対レアル・ソシエダ)に出場できません。
メッシの場合は8月31日に間に合わずとも、いつでもラ・リーガ出場登録が可能だとSPORTは書いていますが(RFEF規約124条が云々)、メッシが登録できない状況というのは他の選手もできない状況でしょう。早いとこ解決することを願って朗報を待ちたいです。
8日のガンペル杯(対ユベントス)にカピタン不在が濃厚、、ってのがもう残念ですが、、最終的にチームにいることが重要ですので、クラブは最後の仕上げをファイト。8日に間に合わせられれば、ベリーグー。
コメント
放出が全く進みませんね…。
とりあえず最大の問題である、メッシとの契約が上手く行きそうで良かったです。
放出作戦も、結局はメッシとの契約を進める為の手段であると考えれば、まあ多少方針変更しても契約できるなら問題無いとします。
コロナ禍が終わって収入さえ戻れば、どうにかなるでしょう。
このコロナ禍でなければ間違いなくピャニッチもブライスウェイトも出せたのかなと思います。ブライスウェイトは動くFWだし求められると思う。ピャニッチも未だにイタリアからの興味はある。イタリアもトレードなりフリーなりしか道はないかと思いますが。バルセロナと同様金銭的に問題があるので。