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チャビが解決すべき重要課題:怪我人を減らすこと

シーズン開幕から3ヶ月ですでに延べ20選手が負傷しているバルサ
推察されるフィジカルの準備不足は新監督が解決しなければならない問題の一つ

今日2021年11月8日(月)、FCバルセロナのチャビ・エルナンデス監督が正式に誕生します。カンプノウにファンを入れての公開プレゼンテーションも行われるという、監督としては異例の扱い。クラブがいかに彼に期待してるか分かります。伝説的英雄がクラブの窮地を救うべくテクニコとなって帰還するのですから当然か。そんなチャビの前には数多くの課題が積み上がっており、多発する負傷者もその一つです。

今季のバルサを苦しめる、怪我人多発問題。試合をするたびに誰かが負傷してしまうがごとき勢いで、現時点ではなんと11選手が身体的トラブルで試合に出ることができません。

現在の欠場選手:デスト(腰痛)、ピケ(ふくらはぎ)、エリク(双子筋)、ぺドリ(大腿四頭筋)、セルジ(ハムストリングス)、ニコ(内転筋)、アンス(大腿二頭筋)、デンベレ(半膜様筋)、ブライスウェイト(膝蓋関節)、アグエロ(不整脈)

開幕からの3ヶ月半だけでもすでに20選手が負傷(MDによると述べ28回)しているというから異常なレベル。先発レギュラーで怪我を免れているのはメンフィスセルヒオの2人だけです。

怪我で特に多いのが筋肉系で、14回も発生しています。セルタ戦で交代したニコとエリクは、公式発表によるとそれぞれ筋肉の過負荷なので負傷予備軍。こんなに続くのですから、原因はチームのフィジカル管理にあると考えていいでしょう。
SPORTには「勝点よりもケガの方が多いバルセロナ」なんて笑えない見出しも。

明日からトレーニングを指揮していくチャビと彼のスタッフたちは、この怪我禍の根を絶たねばなりません。特にフィジカルトレーナーとなるイバン・トーレスには重要な仕事が待っている。優秀な人でありますように。

今季まだ負傷していない選手(主力):メンフィス、ブスケツ
今季まだ負傷していない選手(控え):デミル、リキ・プッチ、ルーク、ウンティティ、イニャキ・ペーニャ

今季すでに負傷した選手:デスト、ピケ、アラウホ、デンベレ、アンス・ファティ、ブライスウェイト、ぺドリ、セルジ・ロベルト、ジョルディ・アルバ、アグエロ、フレンキー、ミンゲサ、エリク、ニコ、バルデが負傷済み。

フィジカルトレーナーたちへの不満

スカッドで多発する怪我によって、選手たちとトレーナーたちの間に緊張が生まれていると伝えるのはテレビ局 Esports3です。

フィジコたちの準備するメニューが悪いから、チームがこんなことになっているんだと選手たちは不満を抱いているらしく。両者の間には緊張が走り、トレーナーの責任者との何度かの衝突もあったと同局は報じています。
選手たちの指摘が的を射ているのであれば、夏のプレシーズンや日々のトレーニングはなんだったのかという話です。

デンベレの怪我が多いのはトレーニング強度が足りないからだとの話が以前ありましたが、こうも怪我だらけだと確実に問題がありそう。偶然や不運とは思えない。30代ベテランと10代若手による歪な編成も準備を難しくしているのかもしれません。

選手たちの怪我を診断して治療にあたる医療部、リハビリを受け持つ物理療法チーム、そして毎日のトレーニングで選手たちを鍛えるフィジカルトレーナーの各部門がそれぞれにベストの仕事をしなければ解決はできない。チャビには分析と処置が求められます。

追記:選手起用に慎重さを求める医療部に対して、クーマンがもっと早く試合出場をさせるように言って揉めていたとの報道もあり。

プルーナ医師を呼び戻す?

そういった中で伝えられているのが、医療チーム責任者としてのリカルド・プルーナ医師の呼び戻しです。

プルーナさんと言えば、1996年から25年にわたりバルサのプリメール・エキポ(第一チーム)で働いてきたドクターでスポーツ医学界のトップランナーでした。
チャビは信頼を置くプルーナ医師をバルサに復帰させることで、残念すぎる現状を改善しようとしている。クレとしても嬉しいニュースです。

プルーナ医師は2020年9月、自らの意思でクラブを退団しています。これは彼の貢献度を知るクレにとって衝撃的な出来事だった。原因は上司であるラモン・カナル医療サービス部長との意見の不一致だと言われています。

ラモン・カナルのバルサ医療部長就任は、2006年6月のことです。てっきりバルトメウが呼んできた人かと思ったら、2006年だと第一次ラポルタ理事会。それ故かどうかは知りませんがカナル医師は“改革”の対象とはならず、今も医療部のボスを続けています。

となるとプルーナ医師が戻ってくる場合、両者の関係はどうなるのか。プリメール・エキポに関してはプルーナさんに全権が委ねられるのか。医療部全体に及ぶ改革があるのか。ラポルタチャビを招聘した以上は要望を呑んでいるでしょうし、今後の動きが気になるところです。
(もちろん、プルーナさん復帰のニュース自体が憶測レベルの可能性もあり)

今日の監督就任会見で、チャビはどんなことを語るのでしょうか。
チャビ時代がいよいよ始まります。

コメント

  1. トム より:

    ケガ、ほんと多いですね…
    ケガしてない主力選手が二人しかいないというのは、衝撃的な数字です。
    スタッフとの衝突まであるとなると、こちらも刷新が必要になるのですかね。
    お金無いのになあ。

    何はともあれ、チャビ、お帰りなさい。
    たまには自分で試合出ても良いですよ。

  2. よし より:

    メディカルを批判する人が多いですが、少なくとも今回のケガは現場の問題ですよね。
    怪我明けのファティと、初めてのトップチームのニコ。
    彼等が週2日ペースで試合に出ているのですから、怪我をしない方がどうかしています。

    目の前の勝利が欲しい状況ですが、1年通して最適解を考えないと、また怪我人は出るように思います。

  3. アメドリ より:

    チャビおかえり!!
    チャビだけでどうにかなる話じゃないし、フロントもスタッフも選手も全力でやるんやで!!
    クレの判断としては、負けてもチャビのせいじゃないからな笑

    ペップ就任時と比べて圧倒的に厳しいからチャビが気の毒だけど、今回ばかりはチャビと一心同体の気持ちで応援します。

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