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アレクシス「試合に負けると、誰かが死んだみたいになる」

ページをめくり、前を向いて進むべしとデランテロ。

ホセ・ソリージャでの言い訳のしようのない敗北から2日。シウター・エスポルティーバの会見室に前向きメッセージ係として登場したのは、カピタンたちでも他のベテランたちでもないアレクシス・サンチェスでありました。ここでサンちゃんに求められるのは、チームが決してうな垂れてはおらず、水曜日のマンチェスター・シティ戦からリアクションを示すべく燃えている旨をバルセロニズモへと伝えること。デランテロは言います。「シティとの大一番が控えてるんだ。ページをめくらないと。嘆いてちゃダメだよ」

リーガは失われていない

リーガで4つの試合に負けた後、バルサファンの心構えは如何にあるべきか。たとえばMUNDO DEPORTIVO紙のウェブアンケートでは、回答者の79%が「バジャドリー戦でバルサはリーガを失った」と答えており、後ろ向きになっているのが判ります。これに対し、アレクシスは前向きでした。「僕らが負けた4試合って?僕らが負けたのは1試合だよ。次からの試合に勝つプレッシャーはあるなかで、僕らはみんな落ち着いてると思う。ここでは1つの試合に負けると、誰かが死んだみたいになる。僕らがマドリーに9ポイント差を付けた時、周りは僕らがカンペオンだと言っていた。それが4ポイント差を付けられた今は、僕らは終わったと見なされているんだ。バルサはコパの決勝へ進んだし、チャンピオンズでも残ってる。先はまだ長いんだ。3つのタイトルを目指して、僕らは全力でいくよ

厳しい戦いになりそうなベルナベウクラシコ。バジャドリー戦のような不甲斐ないプレーをするチームにマドリーを下すことは出来ない、との意見には、サンチェスは同意しません。「僕らはベルナベウに勝ちに行くし、悦のタイトルを獲りに行くよ。なにも10ポイント差を付けられてるわけじゃないんだ。僕らがリーガを失ったと言うけれど、僕はそうは思わない

チームのモチベーションに変化はない

トレーニングでの激しさが足りないんじゃ?との問いに対しては、「僕がここに来て以来、チームは同じようにトレーニングに臨んでいる」との見解を示したデランテロ。彼はまた、チームの重鎮たちにはもうハングリー精神がないのでは、との疑いの目に対しても、それはない、と擁護しています。「僕は毎日、彼らと時間を過ごしている。そして彼らはいつも同じ野心を持っていると思うよ。彼らの頭の中は覗けないけれど、彼らは勝ち続けることを望んでると思うんだ。やる気のなさは感じない

バジャドリー戦終了後の会見で、タタ・マルティーノ監督はチームの姿勢に不足はなかったと述べました。しかし一方でセルヒオ・ブスケツやペドロ・ロドリゲスらは姿勢で負けていたと認めている。あなたはそれに同意しますか?との問いへの、サンチェスの答えはこうでした。「土曜日はバジャドリーの方が僕らを上回っていたと思う。僕らに何が起こったのかは分からないけれど、必要なのはページをめくることだよ。後ろには戻れないんだ。水曜日の試合のことを考えないとね

リーガ前半戦のバルサが取りこぼしたのが7ポイントだったのに比べ、後半戦はすでに11ポイントを失っています。これはどう説明するか。アレクシスは言います。「ライバルたちが僕らよりも良い出来だったり、僕らが試合に完全に集中していなかったり。僕らの内容が良くなければ、負けは起こりえることだよ」

ネイマールとの競争はない

自らの状態に関しては、「クラブに適応していってるし、監督やチームメイトたちとも上手くいってる。僕が望むのはチームのタイトル獲得に貢献することなんだ」と語るアレクシス。その点でネイマールとの間に競争といえるものはない、と彼は強調します。「(ネイの復帰で)僕が主役の座を失った?僕はこれまでに16ゴールをあげているし、良い状態にある。ここでは誰もがチームに貢献しようとしている。だから競争はないんだ

先日、セグンダのチームに敗れてFAカップを敗退したマンチェスター・シティについては、「モチベーション十分で来ると思う。僕らはあちらでプレーした時と同じ気持ちをもってプレーしなければいけない」とコメント。バルサが狙っているとされるチリ代表の同僚アルトゥロ・ビダルについては、「彼のことはずっと前から知ってる。よく走るし良いパスを出すし、どんなチームも彼を欲しがるだろうね。もちろん、僕も彼にチームメイトになってほしいよ」とのことです。

そして最後、ジョゼップ・グアルディオラとティト・ビラノバ、タタ・マルティーノの比較について。「グアルディオラは選手を鼓舞する監督で、ティトはどこで攻撃すべきかそうでないかを知っていたね。タタもまたモチベーターだよ。グアルディオラとタタはどちらも、選手をすごくやる気にさせる監督だ

 

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