改めてバルサへの愛情を強調。
先日、マリのMATCH紙がセイドゥ・ケイタの言葉だとしてグアルディオラ批判コメントを報じた件について、ケイタ本人がこれを否定しています。バルセロナのラジオ局RAC1の番組”El Primer Toc”のインタビューに答えたケイタは、そんなことを自分が言うもんですかと、きっぱりとこうコメントしました。
「僕はバルセロナで4年間プレーしてきたし、あそこの人たちは皆すばらしかったよ。僕はクラブの誰とも一切問題なかったし、ペップとは尚更さ。僕は彼をすごく尊敬していて、彼はそのことを知ってる。もし彼がその発言を目にしていたとしても、セイドゥが自分を悪く言うわけがないと思っただろう。実際にそれは不可能やからね。僕はペップのことを悪くいったことはないし、これからも言うつもりはない」
ケイタはこうも続けています。「なんだかクラブを出て行った選手は、ペップか誰かの悪口を言わなきゃならないみたいになってるよね。でも僕はそうじゃない。僕がペップや誰かの悪口を言ったことはないし、それはムリなことなんだ。僕は世界で最高のチームにいた。ペップが僕をあまり起用しなかったのは、僕よりも他の選手がより良い仕事をすると考えたからで、そこに問題なんてないよ。僕が古巣の悪口を言っているように思われるのは不愉快。ペップは僕がどういう人間かを知っている。それが一番重要なことさ」
ではグアルディオラとは近頃話をしたのか、という件については、バルサの前15番はこう言いました。「ペップとは中国へと来る前に話をしたし、ブジ(ブスケツ)とは2日前に話した。これからも連絡は取り続けていくやろう。メディアがどういうものかを、ペップはすでに知っている。同じようなことはこれまでに何度も起こっているんだ。これからはどうか、セイドゥがバルサの悪口を言ったなんて言わないでほしい。僕はいま中国にいるけれど、心はいつもバルサにあるんだ」
バルサ退団については、ケイタは改めてこう説明しています。「ペップが退団する前、彼と話をしたよ。その後でティトやクラブと話をした。僕は中国から、バルサの5倍のオファーをもらっていた。でもバルセロナに残るために、クラブと話し合っていたよ。合意に達しなかったのは、税金を33%多く払うことになったから。この税金の件がなければ、僕はクラブに残っていただろう。バルサはこの4年間で僕に全てを与えてくれた。バルサのユニフォームに4年間袖を通せたことを、僕はすごく誇りに思っている」
そして最後に彼は、ティト・ビラノバ新監督へとエールを送っています。「ティトは(プロジェクトの)継続。彼が多くの幸運に恵まれることを期待しているよ。ペップがそうだったようにね。ティトはすごくいい人物なんだ」
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