バルセロナで幸せであること、お金よりタイトルが大事だと強調したセントラル
FCバルセロナとの契約を2023年まで延長したフランス代表セントラル、サムエル・ウンティティが記者会見にて喜びを表しています。ここで彼が強調したのは、バルサを退団する考えはこれっぽっちもなかったこと。ええ勿論、信じていましたとも。
「バルサとの契約を更新できて、すごく幸せだし誇らしいよ。ちょっとナーバスになっているのは、これが僕の夢だからです。ここへ来た最初の日から、僕はバルサを自分の家のように感じていたし、マイホームであるバルサを出るなんて僕はできなかった」
「いろいろ言われもしたけど、残留することが僕の優先事項だった。自分は世界最高のクラブでプレーをしていて、ベストプレーヤーたちとここに居ることは夢だからね。他のチームでプレーする自分の姿を考えたりもしなかった。僕は街にもクラブにもとても上手く適応していた」
注目された契約解除金は、6,000万ユーロから圧巻の5億ユーロへと大幅アップ。
これで2-3年は騒動なく平穏に過ごせることでしょう。
ちなみに周辺が騒がしくなった時にパフォーマンスが落ちた理由については、交渉に影響を受けたわけでなく「ヒザに違和感があったので、100%じゃなかった」と説明したビッグサムです。
自分が幸運だと分かった
騒動になった、フランスのテレビ局での発言については、「代表チームにいる時は特に、この件について話したくなかったから」と言うサムエル・ウンティティ。無事契約を更新した今の感激度合いは、バルサと最初に契約を交わした日以上だそうです。
「バルサでプレーする自分がすごく幸運だって自覚したんだ。入団した時の僕はリヨンの小さな世界にいて、世界最高の選手たちとプレーすることになるって気付いてなかった。今はチームメイトやファンと並外れた経験をしたし、とても感動し、そして満足してるよ」
セントラルはまた、「バルサのチームメイトたちと一緒にハードワークする機会を得られたことで、ムンディアル(W杯)に先発としてプレーできる」とクラブへの謝意を強調しています。そして。
「最初の日から、お世話になってるのはピケだよ。僕らは一緒に笑い合い、彼は僕が進歩する手助けをしてくれたんだ。メッシもそうだね。このクラブへと来られた僕は幸運だったし、去りたくはなかった。最初から契約を更新したいと思ってた。クラブを離れることは一度たりとも考えはしなかったよ。僕が小さな頃からバルセロニスタだってみんなが知ってる。そしてこれからは向上を続けていかないとね」
イニエスタのようになりたい
「バルサに15年いたい」から、「これから会長と話し合うよ」と冗談を言うウンティティ。契約交渉に関しては、ウンティティの要求する年俸が非常に高かったことが話のもつれた理由だと語られていましたが、重要なのはスポーツ面だと彼は言います。
「僕がバルサに残ったのは、バルサが世界最高のチームだからで、お金のためじゃない。どうでも良くはないけれど、金額は問題じゃないんだ。僕がここに居るのは、イニエスタのようにタイトルを勝ち取るためだよ。イニエスタは僕のお手本。彼と同じことを僕もしたいと思う」
イニエスタのようになるのは、バルサ選手としては究極目標の一つといって過言ではないでしょう。タイトルも重要ですが、人間性が非常に重要。まあ目標はでっかく!期待してます、ビッグサム!
このニュースのまとめ
- ・バルサとの契約を更新し、記者会見で語ったウンティティ
- ・バルサは世界最高のクラブだと強調
- ・目標にイニエスタを挙げた
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