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ブスケツは熟考する:夏での退団か、それとも・・・

今季終了後に、契約満了での退団と米国行きが有力視されるカピタン
しかし最終結論はまだ出ておらず、迷いも生じているという

カタールでの熱戦が続くなか、世界王者への道が終了した各国代表選手たちは今、クラブでのお仕事再開へと向けて心身を充電している最中です。この休養期間を活かし、未来のことを考える選手もいるでしょう。セルヒオ・ブスケツもそんな一人。今季限りでの退団か、それとも契約の1年延長か、カピタンは熟考中だとMDは伝えています。

マイアミか、カンプノウか

セルヒオ・ブスケツの去就に関しては、何ヶ月も前から多くが語られてきました。

2023年6月31日をもってカピタンとFCバルセロナの契約は終わり、契約延長はおそらく行われないというのがおおよその見解。セルヒオはスペインを出て、7月からは米国MLSのインテル・デ・マイアミでプレーをすると言われています。
日本の某大手ニュースサイトではさも確定事項のように書かれている。よくもそんな風に書けるもんだと思うところです。

マイアミとの移籍交渉が進められているのは、おそらく間違いないでしょう。
しかしセルヒオは迷っている、と12日付MDは報じています。彼を迷わせる要因は二つです。

レオ・メッシがPSGとの契約を1年延長するかもしれない
チャビの熱心な残留要請

マイアミのベッカムクラブで“再会”する予定のメッシが渡米を1年遅らせるのであれば、自分はどうしようか。チャビがそこまで自分を必要としてくれるのなら、もう1年だけカンプノウで続けてみようか・・・。むむむ・・・。

チャビ要因

もう9年ほど前になるのですが、当時バルサのカピタンだったチャビ・エルナンデスは新監督ルイス・エンリケのガッツある説得を受け、心に決めていた退団を1年先送りしたことがあります。そして三冠達成なる最強最高の花道で新天地へと送り出される。
これほど完璧な送別を自分は見たことがありません。

今回、役者を代えて同様の物語が展開した場合、チャビ先輩の件を近くで見ていたセルヒオはどんな決定を下すのか。勝手にチャビブスケツを重ね合わせて妄想しているだけですが、そんな楽しみ方?があるのも、一つのクラブを追っかけ続けている良さです。

とはいえ、MSNトリデンテが猛威を振るいイニエスタもいた当時と現在では競争力が違いますし、なんといってもバルサにはブスケツが求めるであろう給料を支払う余裕がない。経営陣としては、スポーツ経費問題解決のためにはむしろ退団の方が助かる状況です。パフォーマンス低下に関する批判も根強い。契約延長の糸がかろうじて残っているのは、チャビの強い求めがあるからに他なりません。

ブスケツがどちらの決断を下すにせよ、バルセロナとしては早めの通達を望んでいます。
彼がチャビチームでのトレーニングを再開する16日(金)には答えがクラブへと伝えられるともいう。選手チャビはムンディアル2014から戻った後、一転残留を決めましたが、セルヒオはさて。

シウタット・エスポルティーバでは昨日12日、マテウ・アレマニ(フットボルディレクター)、ラファ・ユステ(副会長)、エンリク・マジップ(顧問)の姿が目撃されている。冬市場についての会議があった可能性。MDはモロッコ代表のアセディン・ウナイ(22)獲得についても話されたと報じる。興味深い選手。

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