マルティーノ「ここではもっとフットボルについて話されると思っていた」

目の前の試合に集中すべし、と監督。

リーガ優勝争いに復活したレアル・マドリー戦から中2日。激戦での疲労を癒しきる間もなく、次なる戦いがやってきます。バルサが水曜日にカンプノウに迎えるのは、ルーチョ・エンリケ率いるセルタ。地元試合では安定した成績を残しているタタチームですが、クラシコでの3ポイントをおじゃんにしないためにも確実に白星を得なければなりません。クラシコとダービーに挟まれた、やりくりが難しい一戦。監督は警告します。「集中力とプレーレベル、激しさを維持しなければ、タイトルへと通じる道は危険に晒されることだろう」

求められるのは集中力、激しさ、安定感

光りが見えたリーガタイトルについては、「先週末、私たちはリーガでのレースに復活した。これからはセルタ戦、そして残された試合で良い結果を残し、それを活かしていかなければならない。失敗はできない」と述べる監督。彼が課題に挙げるのは、これまでにも何度も指摘してきた安定感です。

「(それだけで)チームに安定感をもたらすフレーズを私は持たない。私たちが望むのは先週末のようなハイレベルなパフォーマンスを実行することだ。コンペティションは最終局面に入っており、集中力やプレーレベル、激しさを維持できなければ、タイトルへの可能性は危うくなるだろう。懸案課題は全般的な安定性だ。リーガで今とは別のポジション(首位)に私たちがいない理由はそこにある。もし結果とプレーが安定していたなら、今頃私たちはもっと良い位置だったことだろう

監督はそして、「私たちは困難な時期を通り抜け、優勝争いに復活するために戦ってきた。それ故に選手たちの姿勢には疑問は抱いていない」と、チームへの信頼を改めて強調しています。

自分は約束を守る人間、契約を全うする

この集中力を保てば、というのはチームのみならず、彼らを取り囲むメディアにも向けられたもののような感じはします。このセルタ戦の前日会見でもフットボル的なことは副題のような扱いで、プレーに関しない質問が相次いだからです。監督の去就に関する話題もその1つ。この会見の少し前にジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がとあるイベントに出席し、「マルティーノからは契約を全うしたいと言われた。夏に彼が去りたがっているというのは誤りだ」と述べていた件については、そのとおりだと認めたタタさんです。

そうだね、会長の言葉に間違いはないよ。私は常に契約を全うする。約束は守る人間だからね

これは事実上の続投宣言と捉えて差し支えなさそうですが、“来年もここにいる”との言葉を避けている点が報道陣には不満となります。「(ソシオに対して)私が約束すべきことはない。私がすべきは良い仕事をし、タイトルへと辿り着くことだ。私が今気にかけているのは50日残っている今シーズンについてであって、来年のことは考えていない。私はなんのナゾも残してはいないし、自分の契約を全うすると言っている。私は約束を守る人間だ。それ以上何が言えるだろう?」

いつまでも自分の去就が取り沙汰されていることについては、ミスターは笑顔交じりの皮肉でこう語ります。「バルセロナのような大きな組織においては、私の将来は取るに足らないことだよ。あなたたち(記者)がどうしてこの件に多くの時間を費やし興味を示しているのか、私にはよく分からない。けれども私には、契約を全うすると繰り返すしか言いようがないんだ」

“マルティーノの周辺の人物がこう語った”、として怪しげな情報がメディアに出ている事に関しても、「今週は違うことを言うよう、周りに言っておくよ」と皮肉返しをしたタタさんでした。

審判の判定ばかり語るメディアに不満

一方、クラシコに関する話題も健在です。初体験となったベルナベウ訪問については、「すばらしいスタジアムだった。選手としても訪れてみたかった」と振り返った監督。試合内容に関しては、「監督にとってはフットボルに対する分析を聞くことが一番であり、今後への教えとなる。先日の試合(マドリー戦)は話すべきことが数多くあった。長所も短所もたくさんあった。なのに私はそれを聞くことが出来なかった。それ以外のことについて、私が言うべきことはないよ」としつつ、次のように見解を示しています。

「自分たちがダメだったところだけを見るのは私は好きじゃないんだ。相手のクオリティもまた考慮しなければならないからね。私たちが弱さを見せた時は、相手が良かったからでもある。クリスティアノやベンゼマ、ディ・マリア、モドリッチを擁するマドリーと対峙するんだから、90分間苦しまずに済むのは不可能だ。私たちはエラーを犯したけれど、多くは相手の力量によるものだった

タタさんが悲しんだのは、マドリー方面からウンディアノ・マジェンコ主審の判定への不満ばかりが届き、肝心のフットボルについて議論が為されないことです。「私にとって大事なのは自分たちのこと。他の人たちはそれぞれに都合がいいと考えることをすれば良いし、私はバルセロナにとって最善だと思うことを見て、息をしている。私がとても残念なのは、試合の後でフットボルについて少ししか語られないことだよ。遠くにいる時、私はクラシコを楽しんでいたし、フットボルについて話していた。ここではもっとフットボルのことが話されているものだと思っていた

クラシコについて、ミスターはマスチェラーノと話しをしたそうです。「私はハビエルと話すのが大好きなんだ。彼は正直で、とても自己批判をする選手だからね。それで今日、マドリー戦に関する彼の意見を聞きたくて、話をしたよ。彼があの試合をどう分析しているのか、とても興味があった」

そして最後、チャンピオンズで激突するアトレチコ・マドリーについては、「ヨーロッパにおけるベスト3に入る、誰にとっても厄介なチームだ。彼らとの対戦を望むチームがあるとは思わないよ」とのことです。

 

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