巨大な仕事。

逆転はそれでも難しい、と繰り返す監督。

 

思わぬところでマドリーがつまづいてくれたことで、バルセロニズモには一気に楽観論が広がりました。勝点差が縮まることなく試合数が減っていくことにムムム・・・となっていたのが一転。今は”ひょっとしたらひょっとするんじゃね?”との希望に、クレは胸をときめかせています。そういった状況で行われた、ペップ・グアルディオラによるグラナダ戦前日会見。ここでもまたミスターは「優勝はナイ」との意見を繰り返したわけですが、もはやそれはネタふりのようにしか見えなくなってきました。

言葉だけを見れば、ペップの考えはどこまでも悲観的です。「私はいまでも、逆転できへんと思ってるよ。残り11試合に勝利することは、とても、とてもとても難しいこと。それはとてつもない仕事なんや」

たしかに11戦全勝は至難の業。しかしそれは、マドリーにとっても言えることです。「私たちが競っているのは、毎試合3~4ゴールを決めるライバルなんや。この先彼らが負けることはほとんどないやろう。現時点では8ポイント差やけれど、これは13か14ポイント差になっていたかもしれない。カルデロンでは負けていた可能性もあったし、スポルティング・ヒホン戦では数的不利で苦しんだ。セビージャの試合もきびしかった」

そして。「私たちはこれまで、首位からリーガ優勝を果たしてきた。しかし今回は追う立場にあり、優勝するためにはほとんどすべての勝点を確保せなあかん。それは非常に難しいことなんや。この先に残っている試合はどれもかなりハード。重要やない試合なんてものはないやろう。私たちはヨーロッパ出場権を争っているチームと多く対戦するし、カサでのエスパニョール戦や、フエラでのレバンテ戦、ベティス戦もあるんや」。すごーーく分かるのですが、暗にマドリーもきついゾという意味がこもっているような気がするのです。ペップファンの妄想と言われるなら、それまでです^^

 

◇ファンと選手たちを称える

しかしながらミスターは、逆転優勝を信じて止まないファンや選手の姿勢をこう称えています。「ファンとソシオは逆転勝利を考えていい。もし彼らが逆転は可能やと考えるなら、私がその意見を変えることはない。カタルーニャ議会から金メダルをもらうくらいやから、私はおそらく悲観論者なんや。私のように生きたら、きっと退屈やろう」

「選手たちはこれからとてつもない挑戦を控えている。ただ彼らがまだ逆転は可能やと考えるのは、私はええことやと思うんや。選手たちは逆転にチャレンジしている。かつてなら、そうはなっていなかったやろう。勝つために仕事をしないのであれば、一週間はとても長くなる。私たちは良いトーンを保つ必要があるし、私たちを愛するファンに咎められたりしたらあかんのや。私たちはこれまでのように仕事を行い、勝っていかなあかん」

もはや、全然諦めているというような印象はしません。この言葉もそうです。「もしクラシコ前に4~5ポイントとなっていれば状況は違ってくるやろうけど、今は逆転を考える必要はないんや。今の目標は逆転を考えることやない。もしそうしたなら、私たちは取り違えることになる」。それとなく、白組にプレッシャーをかけているようなコメント。ペップが言いたいのは先のことは考えず、勝点差がちょっと縮まったからといって浮かれ騒がず、目の前の試合に集中していけということなのでしょう。第35節までに勝点差がさらに縮小していることを期待し、まずは1試合1試合を応援であります。そして、巨大な仕事をやったりましょうぞ。

 

◇ペドロを大賞賛

グアルディオラはまた、サンチェス・ピスファンにおけるペドロの働きを非常に高く評価し、次のような激励のメッセージを送っています。「ペドロの努力のおかげで、他の選手たちが自分の仕事をやれたんや。彼は3人分走っていたよ。彼は自分のやるべきことを非常によく分かっている。テルセラ(3部)から上がってきたときと、彼は変わってないんや。今年は苦労しているけれど、それは長期間ピッチを離れていたから。フォームを落とすのは当たり前のことや。ペドロは私たちを助けてくれている。前の試合ではメッシに得点させるため、スペースへと動いていた。だから彼はトップチームの選手なんや」

 

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