満了日の設定はないが、彼が望めば終わる
先週金曜日(6日)、バルセロニスタが待ち望んだアンドレス・イニエスタ契約延長のニュースがクラブから公式発表され、その日のうちに新契約書へのサイン儀式まで片付けられてしまいました。最大の特徴は、契約満了日が設定されていない“終身契約”であること。そう聞くと、文字通りドンが生涯バルサと結ばれているようですが、実際のところはそういうわけでもありません。
退団するなら4月30日までに
ここでいう“終身”や“生涯”は、フットボリスタ生命があるかぎり、の意味です。アンドレス・イニエスタが望むかぎり、彼はバルサ・トップチームの一員であり続けますが、心身の状態などからもうこのシーズンで選手生活を終わらせようと決断すれば、バルサとの契約を一方的に終わらせることができる。そしてカタールに去った前カピタンのチャビ・エルナンデスと同様に、退職ボーナスが支給されるんだそうです。
そこで気になるのは、ドン・アンドレスがバルサに退団を告げる締め切り日。ラジオ局RAC1によるとそれは4月30日で、もしこの日までに彼から退団の意思表示がなければ、それは次シーズンもクラブに残ることを意味します。よって4月中旬あたりからは、イニエスタの去就についてメディアがざわざわし始めるかもしれません。少なくとも最後の1-2年はそういうことになるでしょう。
そしてこの終身契約がこれからのレジェンド級選手たちとの契約の主流になっていくかどうか。次に控えるのはレオ・メッシですが、外国人なので可能性は微妙・・・ 数年後のジェラール・ピケやセルヒオ・ブスケツあたりが第二弾の候補ですかね。
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