最終ラインにブラックパワー @バルサB

黒人デフェンサ4人。

ルイス・スアレスはもう分かったから、優秀なセントラル獲得のニュースで我々を安心させてくれ、というのがバルセロニスタの基本的な総意である、と言ってまず間違いはないでしょう。バルサフロントが初夏からこだわってきたマルキーニョスとジェレミー・マテューはいずれも、所属クラブであるPSGとバレンシアが交渉のテーブルに着くことも好まず、暗礁に乗り上げている雰囲気。そこでドルトムントのマッツ・フンメルスやトッテナムのベルトンゲンの名前がメディアに再浮上し、彼らが獲得できるのであれば、それはそれで歓迎なのですがどうなりますでしょうか。

ポリバレントなデフェンサ、ディアグネ

そんななかでひっそりと、バルサBに1人のセントラルが加入しました。なんでもKAS EUPENというベルギー2部リーグのクラブに所属していたセネガル人選手で、名前はDiawandou Diagne。ひとまずここでは、ディアワンドゥ・ディアグネと表記しておきます。フランス語であれば、ディアニュに近い発音のようです。年齢は19歳。契約期間は3年(~2017年6月)で、契約解除金は1,200万ユーロに設定されています。KAP EUPENとは契約満了のため、フリーでの移籍です。

(※バルサカンテラには先日、アディゲ共和国なるところのZruzhbaというクラブからアミル・ナチョというロシア人選手が入団するとのニュースも流れていまして、このディアグネくん同様、よくぞ見つけてきたな、と思います)

バルサの公式ウェブによれば、ディアワンドゥ・ディアグネはポリバレントなデフェンサで、最終ラインであればどんなポジションでもプレー可能、守備的ピボーテもこなせるそうです。176cmと上背はないですがフィジカルは強く、バルサで求められるパス出しも良好。スピードがあるのでパスカットに優れ、KAS EUPENではすでにカピタンを務めるほどにリーダーシップもあると、額面どおりであれば、超期待できるキラキラ星じゃないですか。

バルサとの契約書へのサイン後、ディアグネはこう喜びを表しています。「世界最高のクラブと契約できて、僕もセネガルの家族もとても喜んでるよ。僕はバルサのフットボルスタイルが大好きなんだ。セグンダ・ディビシオンではチームを助けるために、全力を尽くしたい

アフリカンパワーがBチームを守る

そしてバルサBの2014/15シーズンの最終ライン陣容を見てみますと、このディアワンドゥ・ディアグネの加入により、ブラックパワー度がまた一段と高まっています。エウセビオチームではこの夏、カルラス・プラナス、セルジ・ゴメスがクラブを去った一方で、フベニールからはゴッズウィル(ナイジェリア)が昇格。フランク・バグナック(カメルーン)、エドガル・イエ(ギニアビサウ系ポルトガル人)と合わせ、4人が黒人選手となるわけです。

フランク・バグナックは昨シーズン序盤、タタ・マルティーノにトレーニングに呼ばれていた期待株で、次シーズンもバルサBの守備の中心となることが期待されますポジションはセントラル。エトー財団によって入団した選手です。身長182cm。

エドガル・イエはバルサBへ入団して2014/15シーズンで3年目。ポジションはセントラルです。年代別ポルトガル代表にも招集されていて、アフリカ系選手らしくスケールが大きく、トップチーム昇格が期待される若者です。身長183cm。

ゴッズウィルは右ラテラルの選手で19歳。昨年からちょくちょくバルサBに呼ばれていたらしく、昇格する今季からはいよいよ、キラキラ星として名前を売っていくんじゃないでしょうか。身長180cm。

それに今回入団したディアグネが加われば、右からゴッズウィル、イエ、バグナック、ディアグネというアフリカン最終ラインが完成します。ここ最近、マドリーのバランやユベントスのポグバを見て、バルサのスカウトたちも彼らのような選手を掘り出して獲得してくれないものかと思ったりもしますが、彼らがトップチームに昇格して定着すれば、どんなもんだい!となりましょう。是非、でっかく育ってバルサを支えるクラックとなってほしい4人です。

(バルサBはその他、こちらもエトー財団のドングウがいますし、ポルテーロではオンドアが昇格、マリ人の両親のアダマ・トラオレ、高い決定力を見せるデランテロのムニルもモロッコ系。アフリカン率はかなり高いです)

 

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