スアレス決まる

5年契約、8,100万ユーロ。

愛されたアレクシス・サンチェスがバルサを去り、その寂しさの余韻にちょっとばかり浸る間もなく。むしろ待たせてゴメンね!とばかりに翌日発表されました、ルイス・スアレス(27)のバルサ移籍であります。ドえらい額になるのでは・・・と不安になりながらも、ひょっとしたら値切りに成功しているかもしれないと淡い期待も抱いていた移籍金の額は、メディア情報によれば8,100万ユーロのフットボル史上最高ランク額。あああ、そりゃバルサですもんね、そうなりますよね。契約期間は5年、入団プレゼンテーションは来週水曜に行われるみたいです。

2,000万ユーロの値切りに成功と…

ルイス・スアレス獲得に関し、わっしょい祭りに入っているのがバルサメディアです。世界的なクラックが入団したわけですから盛り上がるのは普通として、噛み付き騒動に始まる経緯がアレなだけに違和感があるのも事実。国民性も影響しているでしょうが、個人的な温度差にはちょっとばかり引いてしまうほどです。もっとも、メガクラックの我が街への到来を喜ぶ一方で、8,100万ユーロなる莫大な移籍金を受け入れがたいと考えるクレも多く。SPORT紙電子版のアンケートでは、83%が「よくない」と回答しています。(5,880票時点)

(反面、“どちらの前線が良い?”との質問では80%が「スアレス・メッシ・ネイマール」と回答し、「ベイル・ベンゼマ・クリスティアノ」の20%を圧倒。“スアレス獲得に希望を抱きますか?”との問いも、55%が「はい」と答えています)

ルイス・スアレスの移籍金は現時点では発表されていませんが(プレゼンでは確実に問いただされる)、スペインメディアに登場している数字は8,100万ユーロで一致しています。内訳は移籍元であるリバポーFCに7,600万ユーロ、以前に彼が所属していたクラブに合計500万ユーロとなるようです。出来れば7,000万ユーロ以内に収めてほしいところでしたし、そうなると報じられていましたので余計に高く感じます。

この移籍金に関しましては、バルサ系メディアは数日前より懸命に正当化を試みていました。それはリバポーとスアレスの契約解除金は9,500万ユーロに設定されていて、これに育成権5%とやらが加わることで1億ユーロが必要だった、それを8,100万ユーロにしたのだから、なんとなんと2,000万ユーロも値切ったのです!との理屈です。

それだけでも「へぇぇぇ・・・」となるところですが、スアレス推しまくりのSPORT紙ルイス・マルカロ副編集長はさらにこれが「バルサフロントたちのスペクタクルな交渉成功」であり、「クラブが3,500万ユーロと見積もっていたアレクシスが4,250万ユーロで売れた」ことで、「最終的なオペレーションコストは3,850万ユーロ」だとしているからスゴイです。パッと見ではありますが、記事へのコメント欄も総スカンといった感じです。

スアレスに出来ること、出来ないこと

入団が決まった以上は、クレとしてルイス・スアレスの活躍を一生懸命応援します。リバポーでの様な変態的プレーを見せてチームを勝利に導いてくれた日には、「さすが!」と称えもするでしょう。契約期間は5年間。最初の3年間はゴールネットを揺らし続け(あくまで楽観的)、最終的にラルソンさんのようになってくれたりしたら(ムリか?)、高額な移籍金も元が取れた、ということになりましょう。。

で、直接的な関係者としてこれから重要になってくるのが、FIFAによって4ヶ月間のフットボールに関連する活動の禁止を科されている間、ルイス・スアレスに何が出来て何が出来ないのか、であります。SPORTやMARCAに、英国BBCのニュースを参照した記事が載っていたので覗いてみますと、、、

BBCはFIFAに対し、スアレスへの禁止行為についての具体的な例の提示を求めたそうです。しかし彼らからの回答はなかったらしく(処罰を与えたものとしてそこはきちんと答えてほしい)、BBCは英フットボール選手協会(PFA)に訊ねてみました。そこであくまで推定ですが、挙がった行為が以下のようになります。

PFAによる、スアレスができないこと
・リバポーでの練習
・クラブのトレーニンググラウンドへの入場
・リバポーのフィットネスジムの使用
・国内外でのスタジアムでの試合観戦(ユース含む)
・慈善試合への出場
・チームメイトとの小児病院訪問
・ユース大会でのトロフィー授与
・地域のフットボールイベントへの出席
・クラブのファンとの集いへの出席
・クラブ一員のなんらかの職務
・リバポーやウルグアイ代表に関するキャンペーンへの参加
・スポンサーイベントへの参加

スアレスはバルサに移籍したので、上記“リバポーでの~”の箇所は“バルサでの~”となります。スタジアムに入ったらFIFAから怒られるかもしれないので、入団プレゼンテーションはカンプノウの隣りにあるイベント施設AUDITORI 1899にて行われる模様。ルーチョやテル・ステーゲンのプレゼンがあった場所です。

続いて、出来ることのリストです。

PFAによる、スアレスにできること
・他のクラブへの移籍
・クラブ施設以外での自主トレーニング
・メディア取材への応答
・子供や友人とのフットボール
・SNSでフットボールについてコメント
・スタジアム以外でアマチュアの試合に参加(観戦?)
・自宅や公共の場でフットボールを観戦
・フットボールのビデオゲームで遊ぶ

つまりは私たちアマチュアと同じ程度のことしかできない4ヶ月になるわけです。クラブの施設以外で自主的にトレーニングしたり、友人とフットボルをして遊ぶ、アマチュアの試合に参加したりは可能なようなので、“友人であるルーチョ、メッシ、ネイマール、イニエスタ、ラキティッチ、ブスケツらと、そこらのグラウンドでフットボル遊び”ってのはどうか・・・ってダメか^^;

ルイス・スアレスはムンディアルで1/8ファイナルをプレーしたチリ代表のクラウディオ・ブラボと同じく7月28日(月)が仕事始めのようなのですが、なにぶんチームメイトたちとのトレーニングが出来ないので、どこで誰とどうやって鍛えていくのかはまだ未定。アマチュアのつわものたちを集めてクラブ外のグラウンドで練習、ってことになるのでしょうか。なにはともあれ、セスク同様に厳しい夢の道を選んだスアレスが、数々の難関に挫けずカンプノウで成功しますよう。ルーチョの手腕にも期待!

 

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