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ルイス・エンリケ「先を考える過ちは犯さない」

選手たちが第一に試合の難しさに気付いていると監督。

今週は平日にもリーガがあります。FCバルセロナはカンプノウに13位ヘタフェを迎えての一戦。“トゥールマレ”と称されたハードな2週間を終え、さらに翌週にはチャンピオンズ・バイエルン戦が控えてのこのマドリーチームとの対戦は、何気に取り扱いの難しい試合となりそうです。リーガ前半戦では、PSGとのグループ首位決定戦の直後(中2日)に対戦して0-0のエンパテ。ヘタフェは統制の取れた守備によって個人技主体だったバルサの攻撃を封じており、今回も同様のプランニングで臨んでくることでしょう。ただし今回は地元での20時開催で、タイトルへ向けて選手たちのモチベーションがギンギンに高まっているのが前回との相違点。誰が出場しようとも、きっちり勝点3を確保してくれると信じております。

予想されるローテーション

“トゥールマレ”の峠越えによる疲労やバイエルン戦へと向けた戦略のために、ルイス・エンリケはこのヘタフェ戦でローテーションを行ってくると予想されています。SPORT紙はチームの約半分が入れ替わるんじゃないか(バルトラ、マテュー、アドリアーノ、チャビ、ペドロが先発?)と予想。MD紙も同様となっていて、その根拠としているのがルイス・エンリケが同じ相手に似たスタメンを繰り返しているという傾向です。

たとえば先日のバレンシア戦では、メスタージャでもカンプノウでもブスケツとマスチェラーノを併用。ビジャレアル戦やセルタ戦ではラフィーニャを先発起用。アルメリア戦、レバンテ戦、グループステージのPSGではいずれもペドロが先発。アヤックス戦ではどちらもバルトラが先発し、、、といった具合です。他にも同じセントラルをペアにしたり、インテリオールで同じ二人を組ませたりと、ルーチョさんは同じ相手チームにはけっこう選手を繰り返してます(MD紙によると15チーム)。

そんなわけで、火曜日のヘタフェ戦では出ずっぱりのピケとマスチェラーノを休ませてマテューとバルトラがセントラル、インテリオールはチャビとラキティッチ、前線ではペドロが先発か?との予想がなされている次第。ただ、第15節のヘタフェ戦ではネイマールは負傷欠場だったので、今回ペドロに機会を与えるとするなら、監督はどういう判断をするでしょうか。

どんな試合でも気を緩めたりしない

どんな先発イレブンが起用されるにせよ、バルサに求められるものが勝点3であることに変わりはありません。せっかく“トゥールマレ”を乗り切ったのに、ここで落とし穴に躓いてはなんの意味もない。現在リーガのリーダーであるバルセロナは勝ち続けているかぎりマドリーに抜かれはしないわけで、当然目標は残り5試合全勝となります。ヘタフェは現在13位でヨーロッパリーグ圏内とも降格圏内とも勝点差があり、いうなれば“手頃”な相手。しかしチームはリーガ優勝に向けて気を緩めることはないと、前日会見でルイス・エンリケは信頼を示しています。

「机上では(試合の難易度に関する)多くの憶測がなされるものだけれど、現実には違いは小さいからね。私たちは勝ち続けなければならない。より先の試合を考えるという過ちを、私たちは犯したりはしないだろう。リーガ優勝のために今カギとなり、私たちが働きかけられる試合はヘタフェ戦なんだ」

「選手たちのモチベーションを上げるのは難しくはないだろう。相手チームを上回ることの難しさをまず第一に気付いているのは彼らだ。私はシーズンを通し、それを目にしてきている。私たちはこれまで、どの試合でも気を緩めたことはなかったし、のんきなイメージを与えたこともなかった。それがコパの初戦であってもね。私たちには再び、規律の取れた攻撃的なチームとなることが求められている。それと同時に守備面でもハードにいく必要があることも知っているよ」

タイトルでのみ評価される

シーズン序盤にチームがまず目標とするのは、この4月~5月を全てのタイトルへと可能性を残した状態で迎えることです。ルーチョバルサはリーガで首位、チャンピオンズで4強、コパではファイナリストとその目標は達成している。しかしルイス・エンリケは自分たちの目指すところは此処ではない、と断言します。「私たちには、最低目標達成では価値を持たないんだ。このクラブでは常に最高を目指さなければならず、タイトル獲得が目標であるというのが私の意見だ。チームのポテンシャルの示し方からいっても、それが尤もであろうと思う。私たちが行ったことを評価するのはタイトルだよ」

リーガ優勝には何ポイントが必要か。ルイス・エンリケはそこには明言は避けました。「タイトルを狙うために明日も3ポイントが欲しいけれど、カンペオンとなるにはどれだけ勝点が要るのかを予言するのは難しい。何ポイントで決定的なのかは分からないよ。私たちは毎試合3ポイント獲得することを目指していくし、それが今現在において決定的となる」

その意味で、エスパニョール戦での勝利は重要だったけれども道はまだ続いていく、と監督は言います。「重要な3ポイントではあったし、デルビーゆえに特別ではあったけれど、マドリーは依然としてすぐ後ろにいるんだ。私たちはこれからも試合に勝ち続けていかねばならない。タイトルの成否は私たち次第だ。ヘタフェは私たちに難題を示してくるだろう。彼らに勝つためには良い試合をしなければならない」

今回のライバルであるヘタフェについては、ミスターはこう警戒しています。「彼らは穴のないチームで、守備は激しく、前線にもクオリティの高い選手たちがいる。難しい試合になるのは確実なので、私たちは真剣に臨んでいくよ」

ベルマーレン、メッシ、ラフィーニャ、セルタ

以下はチームの各選手たちに関するコメントです。まずは先日ついに出場許可の下りたトーマス・ベルマーレンについて。「トーマスが戦列に戻ったのはとても好いニュースだ。自らやドクター、フィジオたちの多大な努力によって、彼はフィジカルの問題を解決した。彼やチームにとって良い日だったよ。出場するか?彼にはポジション競争があり、チームを助けるためにここにいるんだ。これから彼は、必要なリズムを掴んでいかなければならない。私は彼がピッチの中からであれ外からであれ、チームを手助けしてくれると確信しているよ

もしここでベルマーレンに出番が与えられれば、出番の少ないバルトラモントーヤが落胆するかどうかという意地悪い質問には、「それは私の問題であって、選手たちの問題ではない」とスルーしたエンリケ。彼はまた、試合に出続けているレオ・メッシを休ませるかどうかも、お茶を濁しています。「前線の選手たちはあらゆる点で非常に良くやっている。メッシがフル出場していくか?事実のみがそれを語るさ。監督が決断を下し、その事実がそれだけで物を言う」

エスパニョール戦で久々に先発したラフィーニャについては、「彼のことはとてもよく知っているし、非常に良いシーズンを送っていると思う。彼は私が100%信頼している選手。厳しい競争の中にあるけれど、それは通常のプロセスの一部だよ」とのこと。昨年はそのラフィーニャとともにセルタの一員としてマドリー戦に勝利したルーチョはそして、週末のセルタ対マドリーの感想を訊ねられ、「感情溢れる試合を期待していたし、そのとおりになったね。スペクタクルな試合だったよ。セルタや監督の仕事を強調したい。セルティスタたちもすばらしい試合を楽しんだだろう。私としては別の結果が良かったけれど、マドリーにはパンチ力があるからね」

 

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