ロベルト・フェルナンデス「監督と合意しない選手は獲得しない」

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ペドロは危険な状況にある、と認めたセクレタリオ・テクニコ。

ガンペル祭りが賑やかに終わったその翌日木曜(6日)、カンプノウではFCバルセロナのテクニカルエリアの組織発表、ならびにこの夏セクレタリオ・テクニコに就任したロベルト・フェルナンデスのプレゼンテーション会見が行われました。その会見において、ロベルト・フェルナンデスはトップチームに関する各種質問に回答。連日メディアに取り上げられ、去就が注目されているペドロ・ロドリゲスに関しては「危険な状況にある」ものの「残留すると思っている」との見解を示し、監督とのフィーリングは非常に良好であることを強調しています。

監督とフィーリングが合うことが重要

カンプノウ内にあるプレスルーム、通称リカル・マシェンクス。この記者会見室にて8月6日(木)、FCバルセロナ・フットボル部門の2015/16シーズン組織図を発表する催しが執り行われました。出席したのは副会長のジョルディ・メストラ、プロスポーツ部門責任者のアルベルト・ソレール、そしてこの日の主役であるセクレタリオ・テクニコのロベルト・フェルナンデスの3名。フェルナンデスの名前はすでにプレシーズン開始の時から各所に出ていましたが、彼がセクレタリオ・テクニコとして報道陣の前で語るのはこれが初めてとなります。

バルサのセクレタリオ・テクニコとしての目標は、「競争とタイトル獲得を通じて、スペイン内外でのバルサの役割を今後も継続していくこと。改善の余地は常にあるので、どんどんと良くなっていけるようにトライしていく」と抱負を述べたロベルト・フェルナンデスの、この会見での最も注目すべきコメントはルイス・エンリケとの関係についてのものでした。セクレタリオ・テクニコはまず、監督の要請で自分がここにいるわけではない、と強調しました。

ルイス・エンリケとは面識がなかったことを明らかにしておきたい。彼と知り合ったのはチャンピオンズ決勝の2日後のことで、シウター・エスポルティーバで出会ったんだ。その最初の日から、私たちのフィーリングはとても前向きなものだった。相手が自分と同じスタイルを持ち、“同じ言葉”を話すかどうかは、すぐに解かるものだからね、フィーリングが合うのは重要なんだ。もし彼とのフィーリングが良くなければ、私はここに座ってはいなかっただろう。私たちはクラブについてたくさん話し合った。全てはとても自然に運んでいったよ」

ルイス・エンリケとは毎日話をしている。電話ができない時はメッセージを送りあっている」というフェルナンデスは、選手獲得の際の意思決定について、次のように明言しています。「スポーツディレクターは監督と良好な関係を保たなければならず、それが私がここにいる理由の一つではあるけれど、それは監督が決断を下すという意味ではないんだ。お互いをよく理解しあったうえで、私たちは双方が合意する選手を探し求めていく。どちらか片方が望まない選手を、私たちが獲得することはないだろう。意見の一致を探っていく、そんな瞬間もきっとあることと思う」

フェルナンデスはこうも言います。「私はここに変化や破壊を起こすために来たのではない。私たちは今、ファンタスティックな瞬間にあるからね。このクラブはひとつのアイコンとなっている。今の流れを保ち、改善すべきところは改善できるようにしていく、それだけだよ」、「私にはすばらしいチームがある。今重要なのは目を開き、耳を広げ、多くの情報を受け取っていくことだ。国内外の選手たちに関する情報にはとても満足している」

その他の各種テーマについての、ロベルト・フェルナンデスのコメントは次のようになっています。

【ペドロとアドリアーノ】

「私はサンフランシスコでペドロ、それにアドリアーノと話をした。彼らの置かれた状況はそれぞれに異なっているけれど、彼らは残留するだろうと私は感じている。そうなるために私たちは働いているしね」

ペドロはバルサの歴史において非常に重要な選手で、ピッチ内外での振舞いはいつもお手本となるものだ。私たちは彼に残ってほしいと思っている。ただし、最後に決断するのは彼となるだろう

「あるクラブがペドロに関心を持っている可能性は確かに存在するけれど、それについてはなにも言いたくはないし、契約解除金を支払うクラブが表れるのを待たなければならない。ペドロの移籍に関する交渉は行われないだろう。バルサはあくまで契約解除金の支払いを求めていく。監督も私も彼を好んでおり、彼の退団は望まない。私たちが危険な状況にあり、待つ必要があることは知っているけれどね」

アドリアーノに関しても、私たちはここに残ることを望んでいる。おそらくすぐに、彼が残留するとのニュースがあるだろう

【カンテラーノの若者たち】

サンドロとムニールはトップチームに残ることになる。フィリアル(Bチーム)に起こった不幸な出来事のことは誰もが知っているけれど、彼らはトップチームの選手であり、彼らが去る可能性については考えてはいない。冬のマーケットで起こりえることについてはまた別の話だが、彼らは今大きく成長しており、チームに大きな貢献をしてくれることだろう」

サンペールは、現時点ではフィリアルにいくことになるだろう。ただ(バルサBのスポーツディレクターがいるので)、おそらくこれは私が答えるべきではない質問だよ。トップチームにいく可能性を持ちつつ、フィリアルで続けていくことになるだろう」(※プレシーズンではグンバウの方が優先起用されており、明るい希望は抱きにくい)

ハリロビッチはおそらく、レンタルで出て行くことになるだろう。各選択肢について現在分析中なので、最良の場所を見つけ出していきたい」「クラブの考えについては、選手も知っている。彼が来年バルサへと戻ってくるために、選手として成長できるようなレンタルとしたい。彼は大きな才能を備えた選手。放出することは考えておらず、あくまでレンタルでの移籍となる」(※その言葉を信じたい)

アダマとは話し合ったものの、彼の考えは私たちとは異なっている。退団するのかどうか、決めるのは彼だよ」(※焦ると失敗するぜ、アダマ)

「クラブを離れる選手はみな、バルサに守られていくだろう。彼らはこのクラブで育った選手たちだからね。全員がトップチームに上がることは出来ない、そういうことだよ」

【ジェルソン】

「ジェルソンは若く、すばらしい資質を備えた選手だね。私たちはいかなる瞬間であっても彼に入札することが可能な状態にある。彼をチームに加えられる可能性を私たちが有していること、それが最も重要なことだ」

2015/16シーズンのフットボル組織はこうなる

参考までに、FCバルセロナのフットボル部門組織がいかなるものかも取り上げておきます。バルサは世界有数のビッグクラブだけあって、たくさんの役職や責任者がいますな。

まず、バルトメウ理事会においてフットボルに直接関係する理事は5名います。スポーツ部門の総責任者であるジョルディ・メストラ副会長、トップチームを担当するハビエル・ボルダス、育成部門のプロチームを担当するシルビオ・エリアス、育成部門のアマチュアチームを担当するチャビエル・ビラジョアナ、そしてスポーツ化学部門を担当するジョルディ・モネス。育成部門のプロチームとは、バルサBとフベニールA・Bのことです。

そして選挙で入れ替わる理事会とは別に、執行部(現場管理を実行)の責任者となっているのがプロフェッショナルスポーツ部門ディレクターのアルベルト・ソレール。彼の下にフットボルディレクターのラウール・サンジェイ(移籍交渉などでよく名前の出る人)と、国内担当顧問カルラス・レシャック、国外担当顧問のアリエド・ブライダ、それに各フットボルチームがいる感じです。レシャックとブライダは結局スカウトではなく、顧問に落ち着きました。ソレールによると、「経験と人脈をもつ」ブライダとの関係を切ることをクラブは考えたことがなく、「彼はクラブに必要な人物」とのことです。

フットボル部門は、大きく4つに分かれます。トップチーム、育成部門のプロチーム、育成部門のアマチュアチーム、女子チームです。 うち、トップチームのセクレタリオ・テクニコとしてチームの強化プランを練り、補強や放出オペレーションを実行していくのが今回あれこれと説明したロベルト・フェルナンデス。BチームとフベニールA・Bのセクレタリオ・テクニコとなったのがペップ・セグラです。女子チームはチャビ・リョレンス監督がセクレタリオ・テクニコも兼任しています。

彼らセクレタリオ・テクニコと協力し合い、チームを率いるのがルイス・エンリケ、ジェラール・ロペス、ガブリら監督たち。フベニールA監督ガブリを支える助監督には、あのアルベルト・ジョルケラが就いているではありませんか。

そしてカデッテ、インファンティル、アレビン、ベンハミン、プレベンハミンのアマチュアチームの責任者がジョルディ・ロウラ、その助手がアウレリ・アルティミラといった陣容です。で、それとは独立した形でスポーツ科学部があり、その中にスカウト部門やメソッド部門(パコ・セイルーロ、ジョアン・ビラ)、ラ・マシア寮などが置かれているようです。長い説明を読まれた方、お疲れ様でした。

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