メッシ、クラシコ欠場?

100%の回復を優先するため、復帰は2週間延期と。

あと2-3週間でリハビリを終了し、21日のベルナベウ・クラシコでプレー復帰と言われていたリオネル・メッシの回復状況に関し、この2日、大きなニュースが流れました。メッシがこのマドリー戦に出場する可能性は完全に却下された、とSPORT紙が報じたのです。ここまでは、少しの遅れは見られるもののベルナベウには間に合うとされていた世界最高選手でしたが、実際の回復具合はあまり思わしくはない様で。このペースでいくとリハビリスケジュールはかなり際どいものとなり、マドリー戦までに彼のヒザは十分な強度を得られないであろうことから、リスクを冒しての試合出場は見送ることになったようです。MD紙は少し異なり、まだ可能性を否定しきってはいません。

ランニング開始を1週間延期へ

FCバルセロナの10番リオネル・メッシ9月26日のリーガ第6節ラス・パルマス戦で左ヒザの内側側副靭帯を損傷し、クラブの医療サービス部から全治7-8週間と診断されていました。早いものでカレンダーは11月に入り、先週末で5週間が経過しましたから、当初予想されていたリハビリ期間なら残りあと2-3週間。歩行補助用の杖を外すのを1週間遅らせたり、といったこともありましたが、いよいよ今週からメッシはリハビリの第3段階(ランニング開始)へと入っていくだろう、と報じられていました。

しかしながらSPORT紙が2日に伝えたによりますと、クラックの左ヒザはまだランニングを始めるには十分な強度を取り戻しておらず、おそらくはさらに一週間、ヒザが元気になるための時間を取ることになるのだそうです。それによって元々ぎりぎりだったマドリー戦への出場は、まず不可能になりました。

チームのために強行出場をするメッシ、といえばティトチーム時代のチャンピオンズ1/4ファイナル PSG戦ブエルタ(1-1)を思い出しますが、あの試合は彼の圧倒的存在感によってバルサが同点に追いつき、準決勝進出を果たしたものの、大エースの怪我がいつ再発をしないかと心配のし通しでした。あんな心臓に悪い観戦はもうご勘弁願いたいですし、今はトリデンテの残り二又があるバルサですから、ここで無理をする必要はありません。メッシもそれは分かっており、数日前にYahooスペインの取材に対し、「ドクターたちがOKと言ったら復帰するよ」とコメントしています。

12月上旬の復帰か

SPORT紙によると、メッシが復帰を果たすには、ランニングを開始してから3-4週間ほどが必要になるようです。今週いっぱい様子を見て、来週から走り始めるとすれば、ドクターからの完治診断が下りるのは12月の上旬あたり。当初の診断よりも2週間遅らせ、10週間をリハビリに充てての満を持しての復帰になります。物語でもたいていは、主人公の到着は遅れるものです。

ということでこの情報が確かだとすれば、クラシコでの復帰が事実上否定されたメッシ。12月上旬にピッチに戻ってくるとなると、マドリー戦からはさらにローマ戦、レアル・ソシエダ戦、ビジャノベンセ戦とカンプノウ3連戦を欠場し、リーダ第14節のバレンシア戦(5日。メスタージャ)がその舞台となります。しかしこの試合はハイテンションが予想されますから、より余裕のある状況で戻るとなれば、2日の国王杯ビジャノベンセ戦の後半あたりが良さそう。9日のチャンピオンズ第6節レバークーゼン戦も、消化試合となっている可能性があり、余裕のある状況でプレーできましょう。

一方でMD紙はSPORT紙ほど断定的ではなく、今週水曜日にフィジカルの回復状況を見るためのテストを行い、それによって判断するとの見解を示しています。両紙に共通しているのは、タイトルがこのマドリー戦で決まることはなく、シーズン全体を見据えていくことが最重要であるという点。メッシのクラシコ出場はないと考え、準備を整えておく必要があります。

プランBの4-4-2

そしてそのメッシ不在で臨むことになるマドリー戦への準備のひとつが、土曜日のヘタフェ戦で15分間試された4-4-2だった、とSPORT紙は読んでいます。あの試合では怪我明けのアンドレス・イニエスタが途中出場する際(61分)、同じく怪我明けでポジションが重なるセルジ・ロベルトではなく、ムニール・エル・ハッダディとの交代になりました。さらにその後(76分)、ロベルトはデランテロのサンドロと交代していまして、「あの采配の意味は一体なんじゃ?」とメディアはファンは監督の意図を推測。それが中盤強化を狙った4-4-2のテストだとすれば、ガッテンもいきます。

イニエスタがピッチに入り、セルジ・ロベルトサンドロと交代するまでの15分間、バルサの中盤には4人のセントロカンピスタたちがいました。セルヒオ・ブスケツイバン・ラキティッチアンドレス・イニエスタ、そしてセルジ・ロベルトです。ロベルトは右サイドにいることが多かったため、4-3-3の右エストレーモに入ったかと思いましたが、改めて確認してみると、確かに4-4-2のような。ロベルトは上下に懸命に動き、チームとしても良く機能していました。

ということで、水曜日のBATEボリソフ戦と日曜日のビジャレアル戦(どちらもカンプノウ)では、この4-4-2が再び試されるかどうかにも注目です。もし試していくなら、ベルナベウ遠征前の最後の試合となるイエローサブマリン戦は、ライバルの強力さゆえに切れ味を確かめる良い機会となります。大事なフゴネスたちを使いすぎるわけにもいかないので、試みるにしてもそう長時間ではないでしょうが。

SPORT紙のディレクターであるJoan Vehils記者は、怪我などがないかぎり、マドリー戦の先発はブラボ、アルベス、ピケ、マスチェラーノ、ブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ、セルジ・ロベルト、ネイマール、スアレスで決まりと断言しています。

 

コメント

  1. Shingo Yamazaki より:

    シルバをお忘れなく

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