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ラフィーニャ「ここでやれると証明したい」

メッシ負傷を受け、次も偽エストレーモ起用されるであろうラファ。

バルセロニスタである以上、願うのは一人でも多くのカンテラーノがカンプノウで栄光を手にすることです。しかしながらそこへと到る道の険しさは尋常ではない。世界トップクラスの選手たちとのポジション競争に勝ち、かつ時の運を味方にした選手のみがバルサで名を残すことが可能だからです。2年間鳴かず飛ばずだったセルジ・ロベルトが右ラテラルで居場所を確保した今、それに続いてほしいと願うのが大きな怪我を克服しピッチに戻ってきたラフィーニャ・アルカンタラレオ・メッシの負傷離脱はチームにとって痛手ですが、能力を証明したいと願う若手にとってはチャンスとなります。

フットボル史上最高のクラックと称される選手の穴を埋める。それは難易度★★★★のテスト問題といえます。けれどもバルサのトップチームに居場所を作ると野心を抱いているならば、「俺の時が来た」くらいの気持ちでいる必要があるでしょう。アルカンタラ家の次男はさて、この突如訪れた機会にどう思っているか。先日のスポルティング戦では、バルサB時代からの戦友セルジ・ロベルトのセンタリングにえいやと飛び込むダイビングヘッドで0-2のゴールを記録。彼ら2人が喜びを分かち合う姿は、なかなか熱いものがありました。

「健全なポジション争いがあるのは良いこと」

ラフィーニャ・アルカンタラは昨日26日、バルセロナ市内のアディダスストアにて開催された、新型スパイク(Speed of Light)の発表イベントにイバン・ラキティッチジョルディ・アルバらと共にゲスト参加。三人は3X3の勝者グループとエキシビジョンマッチでプレーをした後、短いながらもチャビ・ロカモラ記者とのトークセッションを行っています。ラフィーニャは言います。

「昨シーズンは怪我によって難しいものとなった。学習の一年だったよ。これからは自分がここでプレーできることを示したいし、監督が納得するように良いフィジカル状態でなければならない。今年のフィジカル状態はすごく良いよ」

(メッシの代役)「偽エストレーモであれ他のポジションであれ、プレーには慣れているし、この前の試合ではメッシのポジションで快適にやれたよ。選手間で健全なポジション争いがあるのは良いことだよ。トレーニングでも余計に気合が入るしね。僕らは気を緩めることなんて出来ない。監督の要求に応える準備が僕らにはできているんだ」

今季のルイス・エンリケはローテーションを積極的に行っていく計画だと、この序盤の起用法方を見れば伝わってきますから、メッシ不在の2週間がラフィーニャの唯一のチャンスではないでしょう。とはいえ、頭角を現す選手は少ない機会をモノにするものだ、、と自らのファン的期待感に変なプレッシャーをかけながら、ラファの活躍を応援したいと存じます。なによりこうしてピッチに元気に戻ってきたことが、非常に嬉しい。持ち味の泥臭いアピールをお願いします!

僕のお姫様

あともうひとつ、ラフィーニャ関連で小ネタを一つ。下の2つはネイマールラフィーニャによるツイートなんですが、二人の仲の良さがひしひしと伝わってきて良いです。ネイマール曰く、「僕のプリンセサ(お姫様)ラフィーニャ」。そしてラファが返答して曰く、「同じように錯乱した友人がいるってのはプライスレスだよ! #neymarjrprincesa」。

 

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