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イニエスタ 回復順調

12月3日のクラシコに間に合うかも?

レアル・マドリーのトニ・クロースが右足を骨折し、2016年にアディオスしたとのニュースが届いた9日、アンドレス・イニエスタの回復が順調で、ひょっとすると12月3日のクラシコに間に合うかもしれないとの情報をMD紙が発しています。ここまで怪我人に苦しんできたFCバルセロナですが、「僕は戻ってきた!」とツイートしたジェラール・ピケが次のマラガ戦(19日)で復帰しそうなことに加え、ジョルディ・アルバもそろそろグループ練習に戻る見込み。ジェレミー・マティエウも今月末には完治診断を受けていることでしょう。無理はしてほしくないですが、良い状態でドンが戻ってくるのであれば、それ以上に心強いことはありません。

リハビリの第二段階スタート

アンドレス・イニエスタは10月22日のバレンシア戦(@メスタージャ)でエンソ・ペレスのカニ挟みタックルを受けて右ヒザを負傷。彼の苦悶の表情と悔しがる仕草を見た時は悪夢の半年リハビリコースもあるかと思いましたが、怪我が外側靭帯の部分断裂にとどまったのは不幸中の幸いでした。回復に要する期間は、クラブ発表によると6-8週間。最速であればマドリー戦に間に合う計算になりますが、患部は細心の注意が必要な靭帯ですし、彼は32歳ですし、リスクを避けるために8週間での復帰となる、つまりはドンが再びピッチに立つのは年明けからだろうとの見方が主流でした。

しかしながら、イニエスタのヒザは非常によい反応を示しているようで、彼がSNSで発したメッセージがクレ界隈の期待を膨らませてきています。

上はイニエスタが11月7日に投稿したツイートなのですが、付けられた動画で彼がすでにルームランナーで走っているのが分かる。そしてカピタン曰く「回復の第2段階スタート!一歩前進… ちからこぶ」。順調なヒザの回復を、イニエスタが喜んでいる様子が伝わってきます。

リーガ第14節のマドリー戦にアンドレスが出場するかどうかは、彼の右ヒザが100%回復している場合に限られるのですが(ルイス・エンリケは無理をさせないでしょう)、もし去年のレオ・メッシのように後半少しでも出られるのであれば、非常に心強い。もちろん、先週末に良いパフォーマンスを見せたデニス・スアレスがさらに調子を上げ、クラシコで大活躍なんてシナリオも歓迎ですけれど。カンプノウクラシコでは新入団選手がネットを揺らすジンクスを、デニスが担うのは最高です。

ドンアンドレスの代役競争

アンドレス・イニエスタの代役競争では、まずラフィーニャアンドレ・ゴメスが機会を活かし、その様子をベンチで見ていたデニス・スアレスがセビージャ戦で見事アピールに成功、一躍注目を集める存在になった、というところでしょうか。

左インテリオールとして起用される選手の中でイニエスタに最もタイプが似ていて、バルセロニスタの期待度も高いのがデニスくんです。ラフィーニャはよりハードワーカーで、ワイドに開いて中へ入るのが上手い選手。得点への嗅覚も優れています。アンドレ・ゴメスはシティ戦を見るに試合を落ち着ける役割にはまだ向いていないので、ポゼッションで試合をコントロールして落ち着かせたい時にはデニス起用が有効でしょう。アルダ・トゥランは2列目よりも前線に適正がある。バルサの4-3-3インテリオールでは、偽エストレーモほどのインパクトは残せていません。

これからもクラシコへ向け、ルイス・エンリケによる適正試験は続いていくでしょう。相手によってミスターが誰を選ぶのか、各選手をどう試していくのかを見るのも興味深いです。

 

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