ビッグクラブからの誘いに乗らずバルサ残留を選択。
FCバルセロナが左ラテラルのキラキラ星、マルク・ククレヤ(18)との契約を2021年6月30日まで4年間延長しました。彼との契約は今月末で満了だったので、ようやく合意に達したというところ。ククレヤは常にバルサ残留を志望していたとはいえ、マンチェスター・シティやドルトムントが強い関心を示していたとされるカンテラーノとの契約を無事延ばせたことで、ファンとしても一安心です。同じく国外の有力クラブが興味を示しているというエムボラ(UEFAユースリーグ得点王)との契約延長は、厳しそうな状況ですが・・・。
来季はバルサBで
マルク・ククレヤ(Marc Cucurella)は2012年にRCDエスパニョールからラ・マシアに入門した、将来を期待される左ラテラル選手です。今季は国内外で安定感を示したフベニールA(リーグ優勝、UEFAユースリーグ4強)のレギュラーとして活躍し、終盤はジェラール・ロペス率いるバルサBでプレー。来季はセグンダAへの昇格に成功したかどうかに関係なく、フィリアルのメンバーとなることが決まっています。
ククレヤとの契約更新が遅れた理由は、バルサの提出したオファーが、スポーツ面でも金銭面でもイングランド勢のオファー内容から離れていたからのようです。そこでクラブは年俸をアップし、来季からはバルサB契約とすることで選手の合意を得た模様。ククレヤはこれで、バルサBでは高給取りに分類される選手となったとのことです。
2年以内のトップ昇格が目標
7日付のSPORTウェブによりますと、FCバルセロナの狙いはマルク・ククレヤが2年以内にトップチームの一員になっていることです。2年ごとはずいぶん急ぎ足の印象ですが、それだけクラブの期待度が高いのでしょう。そのために来季はバルサBでプレー。バルベルデチームのトレーニングに参加しつつ、その後は武者修行を含めた最善のトップ昇格プランを、クラブと選手側で模索していくようです。
未解決の二案件
その他のバルサB戦士たちでは、2018年6月までの契約となっている二人のキラキラ星、カルラス・アラニャーとジョルディ・エムボラとの契約更新が待ち望まれています。うち、アラニャーの方は来季のトップ昇格も見込まれていますし心配は特にないのですが、風向きが怪しいのがエムボラの方。デランテロとの交渉はすでに決裂しているともいわれ、500万ユーロぽっちの契約解除金を残してどこぞ(モナコ?)に引き抜かれる可能性が高いみたいです。
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