トップデビューをして、昇格してからが勝負
たとえばサンドロ・ラミレス。それにムニール・エルハッダディ。アレン・ハリロビッチ。才能を高く評価され、トップデビューを果たしたカンテラーノは数多くいます。しかし残るのは並大抵ではない。ホセ・アルナイスの勝負もここからです。
「アルナイスはゴールを見てない。彼は××を見ている」
国王杯ムルシア戦でトップデビューを飾り、さらにはゴラッソも決めたホセ・アルナイス。ここ数日のバルサ系メディアでは、彼の名前をそこかしこに見ることができます。それだけで満腹になり、紹介する気持ちも失せるくらいです。
デビュー戦でゴラッソを決めたアルナイス「子供の頃からの夢」
FCバルセロナがレアル・ムルシアを0-3で破った国王杯初戦の主役は、デビュー戦にしてゴラッソを決めた新星ホセ・アルナイスでした。
ほとんどの選手は継続してチャンスを得られずに去る
なにせこの5年間でトップデビューした以下の21人のうち、今バルベルデチームにいる選手はゼロ。武者修行中、バルサBで成長中の選手もいますが、トップチームにはいません。
トップ契約を手にした選手たちの中でも、生き残りはセルジ・ロベルトと武者修行を経たラフィーニャだけですからね・・・ 道はひたすらに厳しいです。
しかし今は若者たちを起用することで知られるエルネスト・バルベルデ監督ですから、ペップ・グアルディオラ時代のようにトップチームに定着する選手もちらほら出てくるはず。ミドルクラスの選手はラ・マシアから供給できるような体制を作ってほしいです。
そうすれば(たとえば)アルカセルやアンドレ・ゴメスの獲得費用を、メガクラックに回せますので。
※この5年間でデビューした若者たちリスト(SPORT紙):
パトリック、アダマ、ドンゴウ(タタ・マルティーノ)、ムニール、サンドロ、マジップ、カルボネル、ボルハ・ロペス、ニリ、グンバウ、エドガル・イエ、ハリロビッチ、アイトル・カンタラピエドラ、カマラ、サンペール、マルロン、アラニャー、カプトゥム、カルドナ(ルイス・エンリケ)、アルナイス、ククレヤ(バルベルデ)
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