シウタット・エスポルティーバで10日間準備し、ロシアへ向かうと
2018年6月14日に開幕するムンディアル(W杯)ロシア大会へむけた直前合宿の場所に、アルゼンチンはFCバルセロナのトレーニング施設 シウタット・エスポルティーバを望んでいるという記事がSPORT紙に出ています。大エースのレオ・メッシに快適に準備をしてもらうには、毎日過ごしている場所が一番、との理由です。
メッシが快適に過ごせる場所
今回のムンディアルはロシア開催のため、出場権を得た各国代表チームは欧州で合宿地を探すことになるでしょう。そこでアルゼンチンフットボル協会(AFA)が白羽の矢を立てたのがバルセロナだ、とSPORTはいいます。
その理由は冒頭で書きましたように、レオ・メッシが家族と離れることなく快適にムンディアルの準備をできるから、と。アルゼンチン代表はカンプノウからわりと近い場所にあるホテル、ファン・カルロス1世に宿泊するそうです。
ネタの発生元はアルゼンチンメディアで、ホルヘ・サンパオリ代表監督からメッシにその提案があったとのことですが、信憑性には疑問がつきます。よくある、キングメッシ様のご意向、みたいな感じがするので怪しく思えるんですよね。
でも数年前にはブラジル代表がシウタット・エスポルティーバでトレーニングをしたような記憶がありますし、施設としては問題ない。カンプノウにて練習試合を行う、という可能性もあるみたいです。
ロシアではモスクワ郊外にある Bronnitsy トレーニングセンター(現在改築中)がアルゼンチン代表の本拠地になることがすでに決まっています。
日程的には大丈夫
アルゼンチンがバルセロナで合宿を行うとして、その日程は5月末から6月初旬の10日間になるそうです。
もしバルセロナが欧州フットボルシーンの締めくくりとなるチャンピオンズ決勝(5月26日、キエフ)に残った場合は、アルゼンチンは数日間、バルベルデチームとシウタット・エスポルティーバを共有することになりますが、問題にはならないだろうと。リーガはその1週間前、5月20日が最終節です。
でも実際は、もうひとつの候補地になっているらしいドイツ・Herzogenaurach になるんじゃないかな、と予想。
この町はAFAのスポンサーであるアディダスの本社があり(プーマも)、バルセロナよりも涼しい。人口2万人ほどで静かな環境で準備するのに向いている、というのが有力じゃないかなと予想する理由です。あとはバルサといえばナイキなので、アディダスとしては面白くないかもしれません。Herzogenaurach の場合、肝心の練習施設は、よく知らない。
このニュースのまとめ
- ・アルゼンチン代表がW杯前の合宿地にバルセロナを検討しているらしい
- ・大エースのメッシが快適に過ごせる場所
- ・カンプノウで親善試合もある?
コメント
アルゼンチン本大会までにどこまで仕上げられるでしょうね。
現時点ではお世辞にも優勝候補とはいえないレベルのチームですが。