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得点が戻ったスアレス「重要なのはチームが勝ったこと」

ドブレーテで主役となった点取り屋は勝点3に満足

バルサの9番がついに、長きにわたったゴール日照りを終わらせました。ブタルケで行われたCDレガネス戦で2得点を決め、チームを勝利に導いたルイス・スアレス。そのうち到来すると確信していた彼のゴールでしたが、現実となるとやはり嬉しいもので。スアレスは「重要なのはチームが勝ったこと」とクールに振り返っていますが、ゴール後の叫びからも喜びは伝わります。

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6試合ぶりのゴール

メディアによって553分とか、478分とか異なっていますが、ルイス・スアレスがバルサ選手となって最も長い時間、ゴールから遠ざかっていたのは事実です。

それがこのブタルケでは、今季初となるドブレーテ(2得点)によってチームの勝利に貢献。いずれもパコ・アルカセルのシュート(先制点の場面はセンタリングか)をGKクエジャルが弾いたところを仕留めたゴールでした。

アルカセルも2試合連続の先発にしっかりと成果を出して応えている。グッジョブ!

マッチデータ|リーガ第12節 レガネス 0-3 バルサ
FIFAウィーク明けの、落とし穴になりかねないレガネス戦に堅実に勝利。相手の堅守速攻に手を焼きはしたものの、最終的には0-3で勝点3をものにした。朗報だったのはゴール日照りだったルイス・スアレスが彼らしい2ゴールを決めたこと。テル・ステーゲンの安定感も抜群だった。

ちなみにスアレスクエジャルを得意としていて、5試合で9回ネットを揺らしているそうです。このゴールが欲しいタイミングでクエジャルと当たった、ってのも巡り合わせが良かった。2点目はポルテーロの“演技”によってスアレスにカードが提示されたすぐ後でしたから、彼の咆哮にはこちらも「どうじゃ!」と熱くなりました。

得点ではなく、その得点がチームに役だったことを喜ぶ

復活を感じさせる2ゴールでレガネスの希望を打砕いたルイス・スアレスは、試合終了後、ピッチサイドでラ・リーガのインタビューを受けています。そこで彼が強調したのは、ゴールで重要なのは自分に得点が戻ったことよりも「ゴールがチームの勝利に役立ったこと」でした。

「以前から言っていることだけど、僕に不安はなかった。僕が望むのは、チームを助けることによって気分良くある、それだけだからね。今日の僕はそれができたし、すごく難しい勝点3を手に入れたんだ」

「僕らはこの試合が厄介なものとなることを知っていたし、重要なのは勝つことだった。良いプレーをするようトライしてはいるけど、いつも可能なわけじゃない。試合にはそれぞれの難しさがあるわけで、地元でのレガネスはいつも難しい相手だ」

このインタビューの時点ではまだ、ダービーで引き分けるマドリー勢との勝点差が、10に拡大することは分かっていません。しかしバルサは着実にタイトルへ向かい前進している。我らの9番は「僕らに求められるのは、この流れを続けていくことだよ」「代表戦で出場した選手が多かったし、勝つことが重要だった」と締めくくっています。

こぼれ球に迷いなくハーフボレーを試み、豪快にネットへと突き刺した0-2のゴールは非常にスアレス的でした。以前は自分で打てる場面でもパスを選択していた彼が、躊躇なくゴールを仕留めにかかったのが嬉しい。その迷いない感覚こそがルイシートの恐ろしさだったわけで、野獣が戻ってきたなと期待できるところです。次はシマウマさんにがぶっと噛みついて、さらに勢いを。是非。

 

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