マッチレポート|国王杯1/2 バルサ 1-1 マドリー

Copa del Rey | 1/2 final, ida

序盤に先制点を奪われ、追う展開。
マルコムの魂ゴールで同点とし、決着は3週間後のベルナベウへ。

コパクラシコ第一幕@カンプノウは、1-1のエンパテ。序盤に良かったマドリーがルカス・バスケスのゴールで先制し、後半早くにマルコム弾でバルサが追い付いた。両チーム共にスコアを有利にする機会を作ったが、スコアは動かず、決着はベルナベウでの第二幕へと持ち越された。結果への物足りなさはバルサが高め。

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試合の流れ

序盤はマドリー:リーガでダメージを受け、先発かどうか注目されたレオ・メッシはベンチスタート。代役としてバルベルデが機会を与えたマルコムが、様々な場面で目立ちまくった。立ち上がりはマドリーの出来が良く、バルセロナは守勢。バルサはわりと追い込まれた。



あっという間に先制された:左サイドのビニシウスの速さを活かし、バルサ守備陣を脅かしたマドリーは6分にして先制に成功する。フリーでボールを受けたビニシウスのクロスを逆ポストのベンゼマが受け(アルバがかわされた)折り返したボールをルカス・バスケスが押し込み0-1。バルサは守備が少しずつズレてしまっていた。

ビニシウスの速さ:前半のバルサは、ビニシウスに何度もやられている。対策として起用されたであろうネルソン・セメドのマークが外されていたのは修正ポイント。危ないカウンターでとどめを刺されなかったのは幸運だった。“若さ”も目立つが、危険なデランテロだ。

マルコム目立つ:一方で、バルサの若手選手もまた存在感を出した。右エストレーモのマルコムだ。スアレスのパスから手にしたGKナバスとの1対1で得点できなかったときは頭を抱えたが(20分)、ファールをするのも受けるのも、突破するのも、FKを蹴るのもマルコムといった様子で、なにかと目立った背番号14。32分にはマルコムのFKからラキティッチのヘッド弾がクロスバーを叩く場面もあった。前半途中から、盛り返したバルサ。

カウンター波状攻撃で同点:バルベルデに与えられたチャンスを活かそう、と意欲満々だったマルコムは57分にその褒美を手にする。カンプノウが「メッシを出してくれ」と求め始めていた頃の連続攻撃だ。クレメン・ラングレからのロングパスでライン裏へと抜け出したジョルディ・アルバはナバスに、こぼれ球を拾ったスアレスのシュートは左ポストに阻まれたが、リバウンドを拾ったマルコムの左足ロスカが決まって1-1。よくやった、太眉ブラジレーニョ。

メッシ登場:同点とし、レオ・メッシもピッチに入ったバルサは、勝負を優位にする2得点目を求めて向かっていった。ここからはバルサがボールを支配し、マドリーが時々カウンターで攻める構図。だがしかしバルセロナは決定機を作り出すには至らず、追加点に近かったのはマドリーの方だった(81分、テル・ステーゲンがエリア外に飛び出しピンチ。セメドが守った)。

●最後は両チーム共に疲れ、1-1で良しとする様子。決着は月末のベルナベウへと持ち越された

トピックス

マルコム主役となる:このクラシコの、バルサ選手での主役度ナンバーワンはマルコム。攻撃でも守備でも、なにかと目立っていただけでなく、バルセロニスタの希望をブエルタへとつなぐ同点ゴールも決めて見せた。白組のビニシウスも存在感を出したが、総合点ではマルコムの勝利。
失敗しても縮こまることなく、トライし続けたのが良い。交代時にはスタンドから拍手を受けた。

マルコム「僕らが勝ち抜けるうえで助けとなるゴール。その自信を持って、僕らはベルナベウへ行くよ」「僕はいつも落ち着いてたよ。入団したときと同じさ。僕には自信をくれる友だちや、僕を気遣ってくれる家族、代理人がいる。チームメイトもね。彼らのサポートをすごく感じてるよ」

セメドも上々:クラシコのような大一番で活躍することが、選手の未来に大きな影響を及ぼす。その点ではマルコムと共に右サイドを編成したネルソン・セメドは上々の出来映えだった。マドリー先制の場面では、ビニシウスのマークを外していたが、攻守両方でエレクトリックな活躍(ボール奪取7回、ドリブル成功6回)。ベイルの決定機では身体を張ってシュートブロックし、チームを救った。監督の信頼を得る、十分な内容。

コウチーニョは深刻:2月に入っても調子が上がってこず、エル・クラシコのような大一番で結果を出せなかったコウチーニョに風当たりが強まる。準々決勝セビージャ戦では復調の兆しを見せたが、クラックと呼ばれる選手は大一番で活躍してなんぼ・・・ 。このままだと裏門からクラブを去ることに。

アルトゥール師匠:この試合で一番ボールに触ったのはアルトゥール・メロ(99回)。背番号8はその他にも、パス成功回数(72)と成功率(92%)においてトップで、ブスケツ(12)、アルバ(10)、コウチーニョ(7)、メッシ(6)、アラニャー(3)から一番ボールをもらった選手でもあるらしい。ラングレもピケの次にアルトゥールにパス(10)。
ボール奪取回数(6)はブスケツ(8)に次ぐ2番手で、奪取成功率100%。

今季2番目:水曜日の21時キックオフにもかかわらず、92,008人がカンプノウに足を運んだ。これはリーガでのエル・クラシコ(93,265人)に次ぐ、今季2番目の入場者数。9万人を超えたのは、いまのところこの2試合だけ。

中国名にNG:FCバルセロナはこのクラシコ用に、特別なユニフォームシャツを用意していた。中国の春節にかこつけた、漢字名入りのシャツだ。しかしこれの着用にスペインフットボール連盟がダメ出しをし、通常バージョンに変えることになったとカタルーニャラジオ。ちなみに、土曜日にはバレンシアが中国名入りのシャツを着てカンプノウでプレーをしていた。




FC Barcelona Real Madrid
1 1
6 de Febrero 2019 – Miercoles 21:00 h
Camp Nou
: 92,008
Goles
  Lucas Vázquez (6)
Malcom (57)  
Titular
Ter Stegen【6】 Keylor Navas
Semedo【7】 Carvajal
Piqué【7】 Varane
Lenglet【5】 Sergio Ramos
Jordi Alba【6】 Marcelo
Busquets (c)【6】 Marcos Llorente
Rakitic【5】 Kroos
Arthur【5】 Modric
Coutinho【4】 Lucas Vázquez
Malcom【7】 Vinicius
Suárez【6】 Benzema
Cambios
Rakitic→ Arturo Vidal【6】(63) M. Llorente→ Casemiro (63)
Coutinho→ Messi【6】(64) Vinicius→ Bale (64)
Malcom→【6】Aleñá (76) L. Vázquez→ Asensio (84)
Entrenadores
Ernesto Valverde【6】 Santiago Solari
Arbitro
Mateu Lahoz (valenciano)
Tarjetas
Semedo (43) Sergio Ramos (10)
Suárez (56) Marcelo (57)
Jordi Alba (58)  
Arturo Vidal (88)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1

Golesredcard

1 0 1
4 7 11 (3)

Tiros a puertaredcard

11 (2) 3 8
2 1 3

Ocasiones de Golredcard

3 2 1
3 0 3

Cornersredcard

3 1 2
2 1 3

Fueras de juegosredcard

2 1 1
    611

pasesredcard

451    
    57% Posesion del Balon 43%    
7 8 15

Faltasredcard

17 7 10
1 3 4

Tarjetas Amarillasredcard

2 1 1
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

デンベレ、ラフィーニャ、シレセン、ウンティティが負傷欠場。
サンペール、トディボが監督判断で招集外。ベルマーレンが招集後にベンチ外。
イニャキ・ペーニャ、メッシ、ムリージョ、ボアテング、セルジ・ロベルト、アラニャー、ビダルがベンチスタート。

コパ担当のシレセンが負傷したことで、テル・ステーゲンがゴールを守った。
右ラテラルは、ビニシウスの速さ対策でセメド。インテリオールにはボールを持てるアルトゥール。
注目のメッシはベンチスタートとなり、マルコムが起用された(なにかと目立っていた)。

63分頃に2人同時交代。ラキティッチとコウチーニョがベンチに下がり、アルトゥロ・ビダルとメッシが送り出された。マルコムが左サイドへと移動し、76分にアラニャーと交代。

Titular Final
先発時 終了時
 

 

コメント

  1. レト より:

    前後半で展開が変わりましたが終わってみれば五分の戦いでした。
    勝ち上がってもバレンシアと当たる可能性が高いですし、国王杯連覇は厳しそうですね。

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