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バルベルデとフローレス、両監督のダービー前日コメント「もし可能なら、彼らは私たちを痛めつけてくる」

コパのデルビにコルネリャが熱く燃える

さてバルセロナ・ダービー(エル・デルビ・バルセロネス)です。ただし今回はコパでの対決。リーガでの同カードは2週間半後に控えています。注目ポイントはRCDエスパニョールが意地を見せ、バルサの無敗記録に土を付けるかどうか。バルサは過去にコルネリャで負けたことはないですが、デルビなんで油断はできません。

キケ・フローレス「私のチームにはアグレッシブであってほしい」

エスパニョール戦が厄介なのは、彼らペリコたちがバルサに対してはやたらとハードに当たってくることが多いからです。

それだけ闘争心を燃やしているってことですが(その闘志を是非一度マドリー戦でも・・・)、見てるほうは怪我人が出やしないかと気が気でない。
昨日の前日会見のキケ・フローレスは「私のチームにはアグレッシブにいってほしい。走り、足を突っ込んでほしいんだ。私はイエローカードがゼロよりは4枚のほうを好む」と語っており、今回のエスパニョールもガツガツくるであろうことが予想できます。

デルビの意味については、「ライバル関係があり、多くが懸かっていることを私たちは示さなければならない。もし可能ならば私たちを痛めつけてくることをバルセロナは示しているし、こちらは過去数年よりも高いメンタルレベルに達しなければならないんだ」と述べるフローレス。気合入ってますね。

しかし気合だけではバルサには勝てませんので、「これまでの対戦とはなにか違ったことをしなければならない」というペリコ監督。どんな秘策を企んでいるのでしょうか。メッシへのマンマークは「しない」と否定をしています。

後半に強さを見せるバルサへの対策としては、体力の配分が重要になるとフローレスはいいます。

「相手チームが前半にフィジカルで頑張った時、後半のバルセロナはすべてのライバルたちを大きく凌駕する。私たちは良い状態で後半にたどり着く必要があるし、頑張るにもインテリジェンスが必要となってくるね。上手に配分しないといけない。時間はいつもバルセロナに有利に働くんだ」

かといってパワーをセーブするとバルサはやりたいことをやりますし、飛ばしてしまうと90分持たない。青白のインコたちはどんな手段でバルサを封じてきますでしょうか(ラフプレーはご勘弁)。

バルベルデ「ダメな瞬間を作らないこと」

一方でバルサ監督のエルネスト・バルベルデは、チームの好調さに頬を緩めるメディアに気を逸らされることなく、エスパニョールを警戒。「リーガでの結果もそうだし、コパではレバンテを逆転で下している。彼らはシーズンでベストの瞬間にある」と語っています。

両チームの戦力には開きがありますが、「デルビでは、リーガでの勝点差は感情要素によって軽減されるものだ」とコルネリャの雰囲気も試合を難しくするというエストゥレマドゥーラ人指揮官。
今回は1つの不注意が命取りになりかねないトーナメント戦ゆえ、「ダメな瞬間を作らないこと。高く付くことになりかねないからね」と集中を切らさないよう選手たちに求めています。

試合は、じりじりとした1点を争う展開になるだろうとチングリは予想します。

「エスパニョールはスペースを譲るチームではないし、昨年や今季前半のバルサ戦では高い位置からプレッシャーを仕掛けてきている。彼らがどういうプランニングで来るのか分からないにせよ、彼らは多くの選択肢を与えるチームではないからね。とても一体感のあるチームで、カウンターアタック時に速い選手たちもいる。そうオープンな試合にはならないと思う

ペリコがハードに当たってくるのではないか、との問いには、「すこしハイテンションになることは知っているが、最終的に判断するのは審判だ」と深入りを避けたバルベルデ
ちなみに今回笛を吹く審判さんは・・・ デ・ブルゴス・ベンゴエチェア・・・昨夏のスーペルコパでCR7を退場にした際、小突かれた人ですね。

何が起こるか分からない

ということで本日(明日未明)のコパ・デルビの第一幕は、無敗街道を突っ走るバルサに対し、エスパニョールが目論見通りに最初に土を付けるチームになるのか、それともメッシスアレスが無類の強さを見せるバルサがいつものようにインコを丸焼きにするのか。

バルサの目標は「29」まで伸びた無敗記録を「30」として、可能なかぎり多くのアウェイゴールをカンプノウへと持ち帰ることです。

実力差はハッキリしている。
しかしフットボル、それにデルビでは何が起こるかは分からない
インコの一突きがバルサの勢いを止めないともかぎりません。

そしてラフで荒れたゲームではなく、激しいけれども爽やかなライバル関係がぶつかり合った試合になることを希望します。
遠い場所で暮らしているとつい忘れてしまいますが、バルセロナの街にはそれぞれのチームを応援する子どもたちもいるわけで。
たとえば1月17日付のSPORT紙の表紙を飾ったふたりは演出ではなく、実在する友人同士、ペリコのポルくんとクレのジェラールくんだそうで、彼らが楽しめる試合になれば良いですよね。
最初見た時は「SPORTどうした?」と思いましたが(苦笑)、改めて見ると良い写真です。

 

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