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ルイス・エンリケ「いつものように勝ちにいく」

どこにモチベーションを見出していくか、監督の腕の見せどころ。

本日(明日未明)はバレンシアとのコパ準決勝ブエルタがありますが、イダを7-0で圧勝しているために正直興味は薄め。注目ポイントは出場機会の少ない選手たち、カンテラーノたちが奮闘し、クラブ新記録となる公式戦29戦無敗を達成するのかどうか、あたりとなります。カードを1枚もらえば決勝戦が出場停止となるピケ、イニエスタ、マスチェラーノ、スアレスらはおそらく温存でしょう。大幅なローテーションが予想される中で、ルイス・エンリケがどのように発破をかけていくかも注目です。前日会見でのバルサ監督は、バルサB選手たちの起用を仄めかしつつも、「いつもと同じように準備をしていく」と語っています。

7-0なんて結果がなかったように、いつもと同じやり方で準備をしていくよ。自分たちに何が出来るのかを考えつつね。休みを与えることも選択肢の一つとなるだろう。目標は同じ(勝つこと)だよ」

ルイス・エンリケがチームに望むことは、これが消化試合だとは思うことなく真剣に試合に臨むことです。ただしモチベーションを上げていくのは少々困難である、とも彼は認めています。「イダでの結果によって、奇妙な試合となっているね。両チームの間には、そこまでの差はない。前回の結果は忘れていくよ」、「簡単な試合ではないし、モチベーションを見つけ出さないといけないだろう。そういった点からも、これはチームにとってのテストだよ」

どんなメンバーを先発させるかにつきましては、一切のヒントを拒む監督です。「どのような相手チームに対しても手がかりを与えたくはないし、与えはしないさ。バレンシアがどんなチームで来るのか、私は知りたいものだ。相手チームを驚かせる可能性はだいぶあるよ」

こういった試合ではやる気を引き出すのが難しく、往々にしていまいちな内容になることが多いですが、ルーチョは上手く選手たちを鼓舞できるでしょうか。例によってマドリーが決勝戦の舞台にベルナベウを貸し渋る件については、「会場がどこになるのか、私はあまり関心がないんだ。大事なのはゴールが二つあって、人々が試合を見れる場所であること。その他(ベルナベウ)の件は、、毎年のことだね」

出場機会の少ない選手たち

いずれにせよ、このバレンシア戦はベンチを温めることの多い選手たちにとってのアピールチャンスとなるでしょう。マルク・バルトラもその一人。SPORT紙やMD紙といった地元メディアはここ最近、バルサは次の夏にセントラルを一人獲得する考えだと報じています。「出場機会を待っている選手たちがいる、それは事実だ。私からは彼らに幾つかのことを求めているし、彼らはそれを実行しているよ。それぞれのポジションには競争がある。それがマルクの置かれている状況だ」

彼らは出場機会が訪れるのを待たなければならない。そしてそれが訪れた時には、活かさなければならない。出場時間の少ない選手たちに対して、私は一切の不満を持っていないよ。彼らは真剣にトレーニングに取り組んでいる。監督は誰でも、幾つかの物事をコントロールしていかねばならないんだ。私はとても穏やかな状況にあり、それを評価している。うちの選手たちはフットボル選手として、人間としてすばらしい資質を持っているよ」

バルサBの選手たちに関しては、「フィリアルからトップチームに上るためには、良いパフォーマンスが必要となってくる。もしチームの順位が非常に悪ければ、チャンスを得るのはかなり困難となるだろう。フィリアルは現在セグンダBにいるし、トップチームのレベルは非常に高いんだ」とコメント。その言い方からすると、バルサBの若者たちが近々昇格するのは難しそうです。。。

火曜日のMD紙が大きく報じた、中国のあるクラブがダニ・アルベスにメガオファーを用意しているとのウワサに関しては、クラブ理事会に対してのメッセージも込め、ルイス・エンリケはこうコメントしました。「選手の放出は一切考えていないよ。私はそんなに選手が余っているわけじゃないんだ。その後のことは、後になれば分かるさ」

 

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