補強資金はアルトゥールとで・ヨングに向けるとのこと
この夏のマーケットにおいて、バルサ復帰の可能性がいわれているのがティアゴ・アルカンタラです。
バルセロナ系メディアでは、ティアゴ復帰を押している、もしくはネタとして好意的に使っているのがSPORT。6月7日には表紙にこの兄アルカンタラを持ってきていますし、今日14日もバイエルンのルンメニゲGMが移籍の扉を開いた、と大きめに報じています。
さらに少し前には独Sport Bild においてマルクアンドレ・テル・ステーゲンが「僕はティアゴにいてほしい。彼のプレースタイルは僕らに適している」と呼び戻し賛成コメント。ステーゲンがそう言うのなら・・・ と思ったことを認めます。
しかし。「現時点でバルサにティアゴ獲得の意思はない」というのはMD紙。
同紙の考えるティアゴの呼び戻し条件は、「無料、もしくは事実上の無料であること」です。
新しい強化担当も計画変更しない
もし5,000万ユーロだとかいう金額でティアゴ・アルカンタラ(27)を獲得するとなった場合、まず疑問として出てくるのは入団が内定しているアルトゥール・メロ(21)の扱いです。
契約満了で先日退任した前セクレタリオ・テクニコ(強化技術部長)、ロベルト・フェルナンデスが惚れたグレミオのセントロカンピスタ。南米直輸入は賭けの要素が強くて怖く、、ティアゴのほうが確実ではあるのですが、強化担当を引き継いだエリック・アビダルとラモン・プラネスにも計画変更の考えはないらしく。
くわえてバルサはポリバレントな中盤選手フレンキー・デ・ヨング(21)も獲りにいっているようですから、ティアゴに投じる予算はもう存在していません。
ドイツ方面の報道によるとバイエルンは中盤を整理したがっていて、ティアゴを現金化したがっているとのこと。しかしバルサにはそれに乗っかるつもりはないと。
退団時の逆パターン、大バーゲン価格での復帰ならそりゃあ歓迎なんですけれどね。
裏門から出ていったカンテラーノに、大金を投じるのは抵抗ありありです。
このニュースのまとめ
- ・SPORTがわりと熱心なティアゴ・アルカンタラの復帰話
- ・ライバル紙MDは、獲りにいくのは無料の場合のみと否定
- ・バルサはアルトゥールとデ・ヨングに賭けるとMDは見る
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