バルサとしては冬のマーケットまで残して様子を見たい
現在、再編作業中のバルサB。来季はUEFAユースリーグを制したフベニールの選手が中心となり、今季集められた期限付き移籍選手の多くは、元々のチームに戻っていきます。難しいのは正式移籍したけれど、バルサBの降格に伴い移籍志望の選手。ホセ・アルナイスもその一人とされます。
勢いのあった時期に負傷離脱
ホセ・アルナイス(23)は2017年8月25日、駆け込みでバジャドリーからバルセロナへやって来ました。支払った移籍金は340万ユーロ。契約期間は2021年まで、契約解除金は2,000万ユーロに設定されています。
アルナイスにとって不運で勿体なかったのは、国王杯で3試合連続弾を決め、トップチームへの扉をノックしていたタイミングで恥骨を痛めて手術、戦線離脱してしまったことです。
これでアルナイスは一時停止を余儀なくされた。
第二のペドロ・ロドリゲスのようになってはくれまいか、と期待していた(今も)のでもう一度トップチームに挑戦してほしいのですが、遠ざかってしまった感はあります。
セグンダBに甘んじないはず
この夏はバルベルデの下でプレシーズンを始め、アピールをすることで状況は変わり得るものの、もしアントワン・グリースマン獲得となればほぼアウトでしょう。
バルサ入団前もセグンダAのバジャドリーでプレーしていた23歳、セグンダBに甘んじるとは考えにくく、クラブに移籍を志願すると予想されます。
MDによると、バルサとしては「了解した、ご武運を祈る!」と気前よく送り出す考えはなく、少なくとも冬のマーケットまで残し、将来を評価したいとのことですが、どうなるか。売るのはビッグオファーが届いた時のみだろう、と同紙は見ています。
とはいえ移籍希望の場合、留めるのは難しそう。
トップデビューも果たし、話題となったデランテロですから、確実に元は取れそうではありますけれど。
このニュースのまとめ
- ・ホセ・アルナイスは移籍濃厚か
- ・昨季はコパで3試合連続ゴールの活躍も、恥骨を痛め、1月に戦線離脱
- ・クラブは容易く売りたくない
コメント