もう少しバルサからの動きを待つが、マドリー行きも排除しない
今月パリ脱出できるのであれば、最終的な行き先はベルナベウでもOK
FCバルセロナによる、ネイマール獲得が危ういそうです。でもバルサは、タオルを投げずに頑張るそうです。ポグバを獲れなくなったレアル・マドリーが、ネイへの関心を再燃させる一方で、PSGはバルサとの交渉をブロック。青えんじクラブの切り札は選手の意思だそうですが、それも絶対ではありません。
というのも選手はバルサ復帰を優先させるものの、本当に優先するのはパリからの脱出だから。最終的にその出口がベルナベウであれ、次善の策として受け入れるでしょう。
8月9日はバルセロナ系のスポーツ紙だけでなく、マドリーのMARCAやASもネイマールを表紙で大きく取り上げ、獲得に本腰を上げると伝えています。
(※私はネイ復帰を喜びませんが、それはひとまず横へ置き書いていきます)
次に動くべきはネイマールとはいっても、難しい
3日前にあったナポリ戦の前日会見。ジェラール・ピケは友人ネイマールのバルサ復帰について訊ねられ、もしもう一度バルサのユニに身を通したいのであれば、次に動くべきはネイだとの見解を示しています。
「結局、表に出てきて意思行事をしなければならないのは彼だからね」
そしてバルサの公式ツイッターが会見でのピケ発言を紹介するにあたり、わざわざこの「ネイマールが意思表示をすべき」との部分を抜き出して投稿していることからも(もうひとつがグリースマンに関するもの)、バルサとしてもネイに動いてほしいのでしょう。
しかし、ネイマールに次の動きが出来るかというと、まあ難しいです。
もし選手の希望が「もし移籍するならバルサのみ。それ以外は残留で満足」であれば、何かしらの意思表示は可能かもしれません。しかし「とにかく退団が優先、それもこの夏」であれば、「バルサに戻りたい」と言ってクラブ間交渉が不発に終われば、ほかに出口はなくなる。
PSGがバルサとの交渉を望んでいない現状では、リスクが高いです。きっとやつは動かない。
8月20日までバルサの動きを待つという
是が非でもバルセロナに戻りたい、今年がムリなら来年まで我慢する、のであれば、クレ心理としても「それほど戻りたいなら・・・」となるかもしれません。
でもPSGから逃げられるのならベルナベウでも上等とか、マドリーをちらつかせてバルサ理事会を動かすとか、そういうことなら復帰を支持する気にはなれない。前線の戦力はもう間に合ってますしね・・・ スポーツ外の雑音が多すぎるのもイヤだ。
8月9日のMD紙が調べた情報によると、ネイマールは今月20日(火)までバルセロナからの動きを待つそうです。
リーグアンの開幕が今週末なので、20日を期限に設定する理由は分かりませんが、MDは20日だと。そしてもしその日までにバルサに彼との契約に賭けるという動きが見えなければ、マドリー行きも排除せずに決断を下す見込みです。
白組の方が獲得に近い
同じく8月9日のマドリー系AS紙曰く、ネイマール獲得はマドリーとバルサの「オークション」です。
オークションであれば、SPORT曰く「1億2,000万ユーロ+モドリッチ」のオファーをPSGに出し、ネイに対してもバルサの倍額を提示しているらしい白組に敵わない。獲られちゃいますネ。
バルサが本気でネイマールを欲しがる理由がまず不明ですし、それがメッシのためであるとか、チャンピオンズ獲得のためであるのなら、そういう理由で金庫やロッカールームやいろんなものを危険にさらす契約は止めてほしいのです。
2013年にネイを獲得した後の、復讐心に燃えるマドリー方面から繰り出されるフットボール外の攻撃、ああいうのはもう勘弁。
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