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【マッチレポート】ラ・リーガ第6節 バルサ 2-1 ビジャレアル

LaLiga | jornada 6

前半のグリーズマンとアルトゥールの得点で勝点3を獲得。
メッシは前半で交代、終盤登場のファティが存在感。

FCバルセロナがカンプノウにてビジャレアルに2-1で勝利。全体として相手チームを上回ってはいたものの、まだまだ試行錯誤の発展途上であり、安心には遠い。明るい知らせはデンベレが怪我から復帰したことで、心配なのはハーフタイムで交代したメッシの筋肉状態。とりあえず勝点3を確保で次へ、という試合だ。ファティは光っていた。

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試合のポイント

序盤に2得点したが:試合を通してシュート8本(枠内4)から分かるように、際立つ内容ではなかったバルセロナ。序盤に2得点した時はもっといくかと思ったが、後があまり続かなかった。全体的にはやや優性。



メッシとグリーズマン:今季初先発のレオ・メッシはさすがの存在感で、彼がボールを持つたびに何か起きそうな気配が漂った。バルサの先制点はメッシの蹴ったCKをニアポストのグリーズマンが頭で逸らして決めたもの。2人が抱擁する姿はバルセロニスタが待ち望んだものだった。
アルトゥールの正確で強烈なキャノンシュートはお見事。15分で2-0となり、ゆとりの勝利を期待した。

メッシ負傷:しかし29分、左太ももに違和感が生じたレオ・メッシが自らピッチサイドへ出たことでバルセロナは警告ランプが点灯。クラックはマッサージを受け一度プレーに戻ったが、ハーフタイムでウスマン・デンベレと交代している。これは痛い。

カソルラの豪快なゴール:これといった得点機がなく時間が進んだ前半終了間際、試合のMVPサンティ・カソルラのミドルシュートが豪快に決まってビジャレアルが1点を返す。ライン間(セルヒオ横のスペース)でボールを受けるとそのまま斜めに前進、エリア外からゴール右角へシュートを突き刺している。テル・ステーゲンの反応速度を上回ったボールスピード。

メッシはハーフタイムで交代、終盤にファティ輝く:メッシに代わって後半最初から登場したウスマン・デンベレは右サイドでアクセントとなり、復帰試合としてはまずまずだった。退屈モードになった試合に活気が戻ったのは78分のアンス・ファティ登場後。果敢に前を向いて勝負を仕掛けていくこの若者はやはり期待できる。

トピックス

メッシ交代は大事を取った:試合終了後、エルネスト・バルベルデはメッシの交代について「内転筋に小さな違和感が生じたために、大事を取って交代させた」と説明。水曜(25日)に精密検査を行い怪我の具合を調べる。
土曜日のヘタフェ戦への出場は微妙なところで、欠場が濃厚だろう。

試合終了後のグリーズマン「チャンスをいくつか逃したけれど、僕らはもっと上がっていくよ。もっと良くなれる。でもそのためにはハードワークを続けないとね。適応が必要な新加入選手もいるし」「今の僕らはベストからは遠いけれど、時間と共に良くなっていくだろう」

アンスが魅了:16才のカンテラーノが再びチームを活性化した。78分にルイス・スアレスと交代でピッチに入ると、すぐさまドリブル突破から得点機を創出。2分間で2度ゴールへと迫り、カンプノウの観客を目覚めさせた。ゴールへと向かうドリブル、マークを外す動き、シュート、スピード、大器を予感させる若者。

ルイス・スアレスに指笛:今回が初披露となった新トリデンテ“MSG”の一角、ルイス・スアレスは見せ場を作ることなくパッとしない試合に終わった。78分にアンス・ファティと交代で去る際には、スタンドの一部からの指笛も。2週間前のバレンシア戦で見せたゴレアドールぶりはどうした。

指揮官アルトゥール:全体としてバルサの出来はそう素晴しくもなかったが、アルトゥールのゲームメイクは光っていた。特に前半。2年目となる今季は、より大きな責任を引き受けようとする気持ちがプレーから伝わってくるブラジレーニョ。プレーする位置が高くなり、ゴールへと向かう動きが増えている。
オサスナ戦のゴラッソに続き、このビジャレアル戦でもゴラッソを決めた。それも30数メートルのキャノンシュート。アルトゥールのミドルはバルサの良いオプションになりそうだ。

アルトゥールがフル出場:実はこれがラ・リーガでは初のフル出場となる。昨季は80分過ぎまでプレーしたことが3試合あったものの、すべて途中交代。これはチームにとって良い兆しとなるだろう。

またも完封ならず:ここまでのラ・リーガ6試合すべてで失点をしている2019/20のバルベルデバルサ。6試合で10失点はあまりに多く、ラ・リーガにおける最多失点チームなる不名誉な肩書きは早急に返上しなければならない。
このビジャレアル戦のカソルラ弾は仕方ないにせよ、前節グラナダ戦のようなエラー絡みの失点はなくしたい。




FC Barcelona Villarreal
2 1
24 de Septiembre 2019 – Martes 21:00 h
Camp Nou
:70,316
Goles
Griezmann (6)  
Arthur (15)  
  Cazorla (44)
Titular
Ter Stegen【6】 Asenjo
Semedo【5】 Peña
Piqué【6】 Albiol
Lenglet【6】 Pau
Junior【6】 Quintillà
Busquets【5】 Anguissa
Sergi Roberto【5】 Iborra
Arthur【7】 Chukwueze
Messi (c)【6】 Cazorla
Griezmann【6】 Ontiveros
Suárez【4】 Gerard
Cambios
Messi→
Dembélé【6】(46)
Ontiveros→
Ekambi (57)
Sergi Roberto→
De Jong【6】(63)
Gerard→
Moi Gómez (68)
Suárez→
Ansu Fati【7】(78)
Cazorla→
Bacca (77)
Entrenadores
Ernesto Valverde【5】 Javier Calleja
Arbitro
De Burgos Bengoetxea (vasco)
Tarjetas
Sergi Roberto (26) Anguissa (72)
Griezmann (47) Albiol (81)
Junior (82)  
Busquets (90)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 0 2

Golesredcard

1 0 1
4 4 8 (4)

Tiros a puertaredcard

11 (3) 5 6
2 1 3

Ocasiones de Golredcard

2 1 1
3 3 6

Cornersredcard

5 2 3
0 4 4

Fueras de juegosredcard

3 2 1
    638

pasesredcard

473    
51% 64% 57% Posesion del Balon 43% 36% 49%
0 4 4

Faltasredcard

13 8 5
1 3 4

Tarjetas Amarillasredcard

2 2 0
0 0 0

Tarjetas Rojasredcard

0 0 0
Formación

ジョルディ・アルバ、ウンティティが怪我で欠場。
ラキティッチ、ワゲが監督判断でベンチ外。
ネト、トディボ、デンベレ、デ・ヨング、アラニャー、アルトゥロ・ビダル、アンス・ファティがベンチスタート。

メッシが今季初先発。グリーズマンは左にいることが多かった。
デ・ヨングが初めてベンチスタートとなり、インテリオールにセルジ・ロベルトとアルトゥール。
最終ラインは負傷中のアルバに代わってジュニオルの左ラテラルのみ変更。ジュニオルは機を見て攻撃に参加していた。セメドは控えめ。

交代の1人目は、太ももに問題が発生したメッシから怪我から復帰のデンベレへ。
2人目はセルジ・ロベルトからデ・ヨング。
3人目はスアレスが任務終了となりアンス・ファティが登場。グリーズマンが中央へ移動した。

Titular Final
先発時 終了時
 

2019年9月25日(水)、ビジャレアル戦翌日のバルセロナスポーツ紙。

MD「代価付きリアクション」

  • 代価付きリアクション
  • グリーズマンのヘッド弾とアルトゥールのキャノン砲によって勝ったバルサだが、メッシが負傷交代
  • → 今日検査を行い、ヘタフェ戦への出場は可能性が低い。指笛を鳴らされたスアレスと交代で出場のアンス・ファティが輝く
  • チャンピオンズ/バルサ対ユベントス 18時30分/ベスト16入りを決めに行くバルサガールズ

SPORT「三針縫う」

  • 三針縫う(ポイントを表す“PUNTO”で、“三針”縫って少し傷口をふさいだことと“3ポイント”をかけた)
  • → 輝きなくビジャレアル相手に勝利を手にしたバルサ、カンプノウにて傷を癒やす
  • → メッシとグリーズマンの初めてのコネクションが勝利へと軌道に乗せ、アルトゥールがゴラッソをマーク、アンス・ファティが再びファンを魅了
  • メッシがまた負傷し、ヘタフェ戦出場は微妙

 

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