ラモン・クガット医師により、今日(1月12日)手術を受ける
チャンピオンズのナポリ戦とベルナベウクラシコには間に合うらしい
「ルイス・スアレスがこの日曜日、ラモン・クガット医師によって右ヒザ外側半月板の手術を受ける」との公式発表を行いました。具体的な状態や回復期間などについては、手術終了後に改めて発表されるとのことです。メディアの見立てによれば、約6週間の欠場になりそうとのことですが・・・ さて。これは痛い。
右ヒザの外側半月板に痛み
ラ・リーガ 12月の月間MVPを受賞したルイス・スアレスですが、彼の右ヒザ外側半月板は以前から違和感があり、サウジアラビアでのスーペルコパ準決勝、アトレティコ・マドリー戦にもなんらかの処置(湿潤液注射?)をして臨んでいたようです。
それが試合で悪化し、帰国途中からマズいなとの感触があったとかで。
そして昨日のラモン・クガット医師による診断により、問題を解決するための最良の選択肢は手術であると確認された。ルイシートは今日、クガット医師による手術を受ける決断をしました。
半月板損傷には保存療法と手術のふたつの選択肢がありますが、もしその診断で、手術をすれば今季絶望だろう、と告げられていれば、スアレスはどちらを選んだか。
初春頃には戻っていけるだろうとの予測だったからこそ、彼らは手術を選択したのでしょう。数週間を失う代わりに、残るシーズンを良いコンディションで臨める。
復帰目標はチャンピオンズのナポリ戦である、とSPORTやMDは伝えています。
2月最終週に対ナポリ、対マドリー
まず願うのは、名医クガットさんによる手術が無事成功することです。そして始まるリハビリが、滞りなく進んでいくこと。報じられているように2月下旬に戻ってこれるのであれば、彼の復帰はバルセロニスタを大いに励ますでしょう。
バルサは2月最終週、重要な1週間が控えています。
2月25日(火)のチャンピオンズ 1/8 イダ 対ナポリと、その週末にあるベルナベウクラシコです。
もし6週間後に復帰できるのであれば、この2試合に間に合う。
クラシコに誰々が間に合うのか・・・みたいな状況は何故か毎年のように発生しますな。その都度、復帰を急いで無理をしないかとハラハラします。
もしこれが7週間になると、一気に急ぐムードは減り、3月18日(水)のナポリとのブエルタが目標になるでしょう。
回復期間が実際どのくらい必要になりそうかは、手術後の発表を待つのですが、もし6週間であれば欠場するのは最大10試合(ラ・リーガ6つ、コパで勝ち上がれば4つ)となります。
9番の穴をどう埋める
ではルイス・スアレスが欠場する期間、バルサはどのように9番不在の穴を埋めていくかですが・・・ まず思いつくのは
●アントワン・グリースマンを中央に置く
●レオ・メッシの偽9番
でしょうか。
現在控えになっているカルラス・ペレス、アンス・ファティはいずれもサイドプレーヤーなので、スアレス負傷によって出番が増えるにしても中央には入らない。デンベレはいま太ももを傷めてリハビリ中です。
アルトゥロ・ビダルの偽9番とか尖ったことをしないなら、グリジ(かメッシ)が中央に行くでしょう。彼らを2トップにした4-4-2か。いや、それ以前にバルベルデの去就も分からない・・・
バルサにとって困難な2020年1月になりそうです。
このニュースのまとめ
- ・ルイス・スアレスが今日(1月12日)右ヒザ外側半月板の手術を受ける
- ・回復に要する期間は5-6週間か
- ・2月最終週のナポリ戦、マドリー戦には間に合う?
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