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メッシ不在で挑む大一番… 前進し株を上げるチャンス

コウチーニョにデンベレ。ひょっとしてマルコム。 こういう状況で活躍することが、選手を次のステージへ上げる

FCバルセロナは今夜、カンプノウにインテル・デ・ミランを迎えます。チャンピオンズ・グループBで2連勝しているチーム同士の対決。グループを首位通過するための重要な一戦です。

バルサはさらにこの勝負に、レオ・メッシを欠いて挑まねばならない。普段とてつもなく頼っている大エースの力を借りることなく、公式戦7連勝中という好調イタリアーノに打ち勝たねばならない。

ではどうやって難題に挑むのか。
前日会見のエルネスト・バルベルデは「メッシほど重要な選手を欠く時、その重荷のすべてを他の選手に背負わせるのは難しい。これはチームの問題だ」とコメントしています。
誰か一人に重圧を負わせるのではなく、チーム全体で非常事態を乗り越える。

特にメッシはセントロカンピスタ(MF)でありデランテロ(FW)でもある世界最高選手なので、重荷を分かち合うのはごく真っ当なメッセージです。

コウチーニョ、一歩前へ

とはいえ、大エースが不在となる3週間に中エースを育てられたらチームの競争力は上がる。
前回レオ・メッシが長期離脱した2015年時はネイマールJr.が成長することで、レオ不在の影響を小さく止めています。

現在のスカッドなら、フィリペ・コウチーニョウスマン・デンベレでしょう。もちろん、マルコムも歓迎だけど。

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特にコウチーニョはリバポーでの実績やブラジル代表での役割からいって、チームのプレーを作り引っ張るリーダーとなってほしい。ルイス・スアレスもリーダーですが、彼の場合は不屈の闘志と理不尽な得点でチームメイトを鼓舞するリーダー。ピッチを自由に動き、得点チャンスを作るのはコウチーニョの役割です。

幾つものゴラッソでチームに貢献しているコウチーニョ
次はメッシ不在時に存在感を示せるようになってくれれば、なにかとありがたいですよね。
今のとこあんまり想像つかないと言ったら怒られそうですが・・・
南米選手に特有のギラギラ感をコウの目に見たいのです。

ランクアップか、否か

2015/16シーズンの序盤にレオ・メッシが2ヶ月間もの負傷離脱をした際、エース代役としてチームを引っ張ったのがネイマール。期待されつつも残念な結果に終わったのがムニール・エルハッダディサンドロ・ラミレスでした。

「どんなチームでもプレーを決めるメッシのような選手に、私たちが頼るのは普通のことだよ。全員で彼の不在ができるだけ感じられないようしなければならない」というエルネスト・バルベルデの言葉は正しいものの、こういう状況で結果を出せるかどうかで、選手生活が大きく変わるといっても過言ではない。

コウチーニョデンベレは高給取りとしての活躍を求められますし、特にまだクレの信頼(愛情)を得られていないデンベレは、ここで一歩前へ進み出ることでカンプノウ生活の幸福度が向上するでしょう。

義務とかではなく、あくまでも願望のレベルです。
でもチャンスを活かせるかどうかで次のステージに行く/行かないが決まるのがプロフェッショナル。
チングリさんも選手たちが資質を発揮できるプランBシステムを見つけてやってください。
3週間後、長いようで短いこの期間に、チームの引き出しが増えているといいなぁ。

このニュースのまとめ

  • ・メッシ不在で臨む、最初の試合
  • ・バルベルデは「チーム全員で穴を埋める」とメッセージ
  • ・とはいえコウチーニョやデンベレの爆発を見たい

 

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