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メッシのメッセージ「バルセロニスタが団結し、最高の時が訪れると信じるべきだ」

最高のシーズンにするべく集中しているとバルサのカピタン
いろいろあったが団結していくことが目的達成への道だと述べる

レオ・メッシバルトメウ理事会に対する攻撃を終わりにし、剣を鞘に収める決断をしました。goal.comを介した残留発表以降、カピタンはクラブ会長たちに向けて厳しいコメントを繰り返していましたが、シーズンが開幕してなお戦いを続けるのはチームの利益にそぐわないとメッシは判断。目的達成のために団結するべきだと、今度は地元メディアSPORTを介しファンにメッセージを送っています。

個人の不満よりもクラブの利益を優先する

レオ・メッシジュゼップ・マリア・バルトメウに対して愛想を尽かし、並々ならぬ怒りを抱いていることは、苦渋の末の決断だったであろう残留発表インタビューのコメントや、親友ルイス・スアレスへの送別メッセージから伝わってきます。現理事会がバルサをダメにしたとの意見は、いまも変化はないでしょう。

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ただ、メッシにはチーム主将としての役割がある。
特にラ・リーガが始まった今、カピタンが理事会に対して怒りの矢を放ち続けることは、必ずしもチームの利益にはつながらないのです。個人的な不満よりも、優先されるべきはクラブだから。クラブを優先するとバルトメウを手助けすることになってしまうのがアレですが・・・

騒音を終わらせ、スポーツ面に集中する環境を整えることが、目標であるタイトル獲得に不可欠な道であり、バルサファンに喜びをもたらす道でもある。

バルトメウ理事会に対する不信任動議のなかで、運動のプロモーターたちに自分たちの写真が使われまくったことに彼は「おいおい」と思ったのかもしれませんし、近しい人たちにもう引き時だと諭されたのかもしれません。クーマンのプロジェクトに可能性を感じたのかもしれない。
いずれにせよ確かなのはメッシバルトメウへの攻撃を終えると決めたことです。

バルサが好きだからこそ、(バルトメウのためではなく)バルサのために最良と思う行動をする。自分の感情は一度脇へ置く。さらにメッシは彼の取った行動(burofax)がまずかったと認めているわけですし、あれもクラブを思ってのことであったと彼が言うなら、クレとしてもメッシの求めに応じていくべきでしょう。

バルセロニズモへと宛てたメッセージ

レオ・メッシのメッセージ全文が掲載されるというSPORT9月30日号を見たのですが、そのメッセージがどのようにして同紙に送られたのかなどはよく分かりませんでした。全文がまとめて掲載されているふうでもなく、記事内にちりばめられている。それらを集めると、以下のようになります。

(MDは相当に悔しかったろうな。情報を得るためにクラブと近づくことにより、こういった特ダネを得られなくなるジレンマか)

「多くの意見不一致の後、僕はこの件に終止符を打ちたいんだ。全てのバルセロニスタが団結しなければならないし、ベストはこれから訪れるんだと決めてかかるべきだ」

「このチームは、喜びを手に入れることを唯一の目標としてベストを出していくだろう。フットボールはいつも喜びをもたらすもので、特に僕らのファンはそれに相応しいからね」

僕らは意見の不和を横へと置くべきだし、僕はとりわけ自分がしたエラー(burofax)の責任を引き受けるよ。もしエラーがあったとすれば、それはFCバルセロナをより良く、より強くする、そのためだけにしたんだ。でも全てが起こった今、僕らは出来るかぎりのことをして、チームやファンとして僕らが一緒に勝ち取れるもの、それら全てを得るために集中しなければならない」

情熱と希望を積み重ねること、それが目標を達成できる唯一の方法だろう。いつも団結し、同じ方向へ向かって舟をこいでいくことだよ」

「(スアレスへの送別メッセージでの理事会批判は)僕にとってハードだった瞬間に感じたことを言っただけなんだ」
「起こるに任せていた他の多くの物事のように、僕が黙っているべきだったと考える人がいるのは理解するよ。でもここ数週間、僕は彼らにすごく傷つけられたし、あれが僕の表現方法だったんだ」

「僕のことを知る人なら、僕が勝ちにいく以外にプレーできず、ピッチで全てを出す人間だと知っているさ。ずっとそうしてきたから、それが変わることはないだろう。今日、僕のこのシャツとエスクードへのコミットメントは完全であり、元のまま変わりはないよ」

「最後に、僕らをフォローしてくれている全ての“ソシ”たちやクレに向けてメッセージを送りたかった。もしなんらかの瞬間に彼らの誰かが、僕の言動で不愉快になったなら、僕が常にクラブの最良を考えながら行ったことだと疑わないでほしいんだ」

この、シャツやエスクードへのコミットメントは今も以前と変わることはない、の部分。バルトメウ一味がクラブを去り、彼を確信させるプロジェクトが提示されれば、契約延長を再考するということにつながりませんでしょうか。淡くとも、それに期待したい。

そしてそのためにはまず、今季チームが競争力を示すことが肝心となりますし、得意のお家騒動は脇へ置きフットボールに専念しなければなりません。動き始めた不信任投票がどうなるか、不透明な部分もありますが、ひとまずはピッチ上のお楽しみに集中しましょう。

 

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