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ラポルタがメッシ退団について説明「バルサが全ての上にある」

最大限の努力はしたが、ラ・リーガのFFPをクリアすることはできずと会長
前理事会からの遺産が想像以上に酷く、ラ・リーガからの提案もクラブに不都合と受け入れず

突然のレオ・メッシ退団発表から一夜明けた8月6日の午前11時、ギガクラックとの契約を結べない理由とクラブの現状を説明するべく、FCバルセロナ会長ジョアン・ラポルタが記者会見を開きました。そこで語られたのは、クラブが想像以上に厳しい経済状況にあることと、メッシとの契約を結ぶ唯一の方法が半世紀にわたってクラブを傷つける可能性があり、自分にはそれを選べないこと。退団発表が戦略的なものではなく、本当に白旗を揚げたのだと判り、力の入らないのであります。

(過去のメッシ動画とか見ては、呆けている)

クラブの権利を半世紀も抵当に入れる気はない

ジョアン・ラポルタの記者会見にクレが望んだこと、それは事実が語られることでした。ラ・リーガと投資ファンドCVCの合意によって、バルサはレオ・メッシとの契約が可能になったのではなかったのか。今日にも新たな契約書にサインをするはずだった両者が、何故このような結末を迎えねばならないのか。交渉は順調だと会長はいつも言ってたじゃないか。

なにが起こったのかサッパリ分からない、そんなクレの疑問に答えるべく、ラポルタはアウディトリ1899に設けられた会見場に現れました。以下はそこで語られたコメントです。

バルトメウ理事会の遺産

まずは会見の冒頭部分、ジョアン・ラポルタがひとりで言いたいことを言ったスピーチから。会長が強調したのは、前バルトメウ理事会の負の遺産が想像を超える酷さだった点です。説明されていたよりも状況は悪く、余裕がない。メッシとの契約を可能とする唯一の道は、クラブの未来に害を与えかねないものだった。もう打つ手はない、とラポルタは言います。

「みなさん、こんにちは。私はここに、レオ・メッシに関して起こったことを説明するためにいます。私がまず話したいのは、私たちが前理事会から受け取った前理事会の不吉な遺産です。それは収入に対して110%に相当する給与総額でした。私たちには給与の余裕がありません。ラ・リーガの規則には給与額に制限を設けるファイナンシャル・フェアプレー(FFP)があります。私たちに給与の余裕はないのです」

「最初の会計検査予測の後、私たちが出した数字は、彼ら(前理事会)から聞いていたものや、彼らの公式通達から私たちが予測したものよりもずっと酷いものです。損失額も負債もずっと大きくなっている。私たちはレオ・メッシの最初の契約をFFPに当てはめることが出来ませんでした」

「(メッシとの契約を可能とする)お金を受け取るためには、バルサはクラブの半世紀を抵当に入れる契約を支持せねばならなかったのです。私には誰のためであっても、クラブの(放映)権利を抵当に入れるつもりはありません。監督、会長、選手―これは世界最高の選手も含めてですが―、私たち全員の上にあるのがクラブです。彼は長年にわたり私たちを楽しませてくれましたし、いつまでも感謝していくでしょう。しかしなによりも上にあるのがクラブですから」

「私たちがこの状況に至ったのには、非常に明白な客観的な理由があります。クラブの経済状況でレオ・メッシが残留することには確かなリスクもありましたが、 私たちは受け入れる準備をしていたのです。しかし会計検査の結果後、私たちにはクラブをさらなるリスクに晒すことはできませんでした。私たちは給与の余裕がない。前理事会の悲惨な運営で限度額を超過し、私たちにはこの状況を戻すだけの時間がありませんでした。有効な契約を一方的に解くことも、同じようにリスクを伴います」

レオを登録するための唯一の道が、私たちが一切魅力的だと思わないオペレーション(ラ・リーガとCVCの合意)を受け入れることでした。それはしてはならないと私たちは理解した。レオはバルサに残りたがっていましたし、満足はしていません。私たちも彼に残ってほしかったです。彼の意志は堅かった。交渉してくれた全ての人たちに感謝しています」

「世界最高の選手の手元には、他の提案もあります。感情は脇へと追い出す時が来たのです。ラ・リーガの中では、この規則を受け入れねばなりません。もっと融通を利かせるべきだったとは考えますが、言い訳ではない。規則は知っていましたし、果たせなかったのは私たちが受け取った遺産のせいなのです。レオは全てに値しています。彼はバルサを尊重し、残留の意思を示してくれました。私は悲しい。しかしFCバルセロナのために最良の決断をしたと確信しています」

ラ・リーガのFFPを満たせず、最良の決断としてメッシとの別れを選択

その後は、記者さんたちからの質問に対する応答です。どうやら質問数に制限はなし。逃げ隠れすることなく立ち向った点において、ラポルタはクラブ運営責任者としての義務は果たしたと思います。
それで納得できるかどうかは、また別の話として。

主だったコメントをいくつかピックアップしておきます。
ここで最も強調されたのは、「なによりも優先されるべきはクラブ」との考え方です。対象がたとえ世界最高の選手であっても、クラブより上に来ることはないのだと。

ラポルタ側から見た今回の経緯がある程度把握できますが、全然感動とかしない(苦笑)。そしてラ・リーガがなんだかんだ融通してくれるだろうという観測も甘かったと分かります。
頑張って書く意味はあるのかと思いつつ、記録として記すことにします。聞きたいのはやはり、レオ・メッシ本人の言葉ですもんね。

あと本筋とは関係ないですが、バルサとメッシ家がFFPをクリアするために模索した2年契約の5年払いとか、その後の5年契約への変更とか、メディアで報じられていたのがわりと正しかったのが印象的。クラブ側から漏れていたって事ですけれど^^;

交渉の経緯
私は偽りの希望を生みたくはありません。(メッシ)選手もまた別の提案を手にしていますし、ラ・リーガが間もなく開幕することで時間の制限もあります。彼としても、別の選択肢を評価検討するための時間が必要です。私たちは2ヶ月間にわたり、取り組んできました。最初私たちは、2年契約でサインをして5年間で支払う方法で合意したのです。メッシは全てにおいて取りはからってくれました。他の国で機能しているように、この方式がラ・リーガの基準に適合すると私たちは考えました。しかしここでは受け入れられなかった。ラ・リーガにもまた、規則を守ることを望んだ他のクラブからの圧力がありました。その後、私たちは5年契約へと変更をし、レオも受け入れてくれました」

「彼には彼らのプランがあり、少なくとも2年間バルサにいることはそれに合致したのです。私たちとしては、2年あたりでポストメッシ時代が始まることを望んでいました。しかしそれを、2年前倒しせねばなりません。5年契約とした時、私たちはメッシと契約できると考えました。けれどもラ・リーガのFFP基準には合わなかった。そして突然のこの状況です。(CVCとの合意で)私たちがお金を得るのは確かですが、半世紀のテレビ放映権を抵当に入れるのはクラブに不都合だと私たちは考えます。FCバルセロナが全ての上にあるのです」

新たな挑戦に意欲
「偽りの希望は生みたくありません。この交渉は完了し、合意はラ・リーガの給与上限によって実現しませんでした。(略)モチベーションはMAXです。かつてないほどのモチベーションを抱いています。バルサがバルセロニズモに喜びを与え続けていくために、私たちはこの挑戦を受け入れる。悲しいのはメッシに相応しいお別れが出来ないことです・・・ ステキな方法で、お別れがしたかった。それが悲しいです」

この結末の責任
「自分が完全な責任者だとは感じていません。メッシがバルサで継続するために可能なことは、クラブの経済状況の中で全て行いました。私たちは契約で合意をしていたのです。責任があるのは・・・ あまりに酷い遺産のことを繰り返し言いたくはありません。私たちには半年の時間もなく、実はもっと酷かった予算があって。皆さんに交渉が適切に進んでいると言ったのは、ラ・リーガがFFPを拡大するように見え、選手側と合意に達したからです。私たちは期待していました。しかし状況が変わり、決断を下す必要が生じたのです」

決断を下さなければならない
「とても悲しく、大きな失望ではありますが、私たちは決断をしなければなりません。人生においては、苦悶を長引かせないほうが良い。レオ側もまた、大きな余裕はありませんでした。7月が終わる前には、片付いているだろうと考えていたのです。私はこれが最良の決断だと考え、別れを2年間前倒ししました」

融通を利かせなかったラ・リーガ
「この件はこれ以上長引かせるものではないとの結論に私が達したのは、2日前でした。昨日はレオの父と最後の会話をしています。2ヶ月以上にわたった、非常に激しい交渉でした。私たちは合意には達しましたが、それを実現することは出来なかった。彼ら(ラ・リーガ)がもっと融通を利かせるだろうと考えていたのですが、私たちが給与上限を超過していたことは知っていました」

メッシ父の態度
「交渉におけるホルヘ・メッシの態度は常に立派なもので、彼が非論理的なことを私たちに求めたことは一度もありませんでした。私たちは合意に達しました。しかしそれを実現することは出来なかったのです」

レオの今
「レオは残留を望んでいましたから、喜んではいません。彼が残ることが、みんなの目的でした。そして彼は今、私たちと同じように、現実と向き合っています。彼と彼の家族の最良を願っています。バルサは彼のカサ(家)ですから」

夢は見たいけれど
「私はここにレオと一緒にいて、彼がバルサで続けると発表したかったのです。私もまた夢を見たいのですが、今日それは可能ではありません。(レオ抜きでも)給与総額は収入に対して95%となっています」

カピタンズへの要望
「私は昨日、カピタンたちと電話(Zoomのような?)で話をしました。(メッシ退団は)バルサの歴史において、非常に重要な事実です。私から選手たちに言ったのは、バルサ史の新たなる時代が始まるので、メッシのタレント抜きでも勝ち続けなければならない、彼らが主役なんだということでした。最大限のコミットメントとプロフェッショナル精神が求められると。私は選手たちの顔を見て、カピタンたちにはこれまで以上に最大限を出すことを、グループを強くすることを求めました。カピタンたちが偉大な才能を示している若者たち守りながら、この新時代をリードしなければなりません。私たちは幾つもの時代を経験し、今は歴史的な機会を手にしているのです」

新規選手登録は可能か
私たちの計算によれば、新選手たちの登録は出来るでしょう。彼らの努力に私は感謝したいですし、これ以上の問題がないことを私たちは期待しています」

今後の取り組み
「昨シーズンは非常に大きな損失額で終わりましたが、収入予測は期待が持てるものとなっています。私たちは大きな成長を予想しています。給与総額に関しては、推奨されるのは収入比65-70%で、多くの仕事が残されているのが現状です。選手の給与ポリシーを再構築せねばならない。より多くの収入を得るために、もっと圧迫しなければなりません。幸いバルサのようなクラブには、放映権を抵当に入れることなく実現できる可能性があります」

いずれ真の数字を発表する
その時が訪れれば、会計検査の最初の結論の詳細を発表していきます。それでクラブの現実が分かるでしょう。ですが今はその時ではありません。クラブの現状は、不吉な運営の結果です。それは持続不能な損失と負債を私たちにもたらしました。今は負債を再編成するための収入を集めている過程です」

レオの遺産
レオは素晴らしい遺産を残し、歴史を作りました。彼はクラブの歴史において、もっとも成功を積み重ねた選手です。彼はバルサ史の輝かしい時代におけるリファレンスだった。レオの前、レオの後があるのです。彼は多くの喜びを残してくれました。私たちは彼に永遠に感謝をするでしょう」

メッシへのお別れ会
「レオ・メッシへの表敬式は、彼が望む形となるでしょう。表敬は毎日でもできます。事を複雑にしているのは、COVIDによって私たちがおかれた状況です。いつの日か、メッシに相応しい表敬式ができることを私は期待しています」

マーケットは閉じていない
「スカッドは閉じてはいません。マーケットが終わるのは8月31日で、多くのことが起こりえるのです」

レオとの対話
「私たちは一昨日話をしています。レオとはメッセージを送り合い、木曜日には契約書にサインをすると予想されていたのです。レオとは共同で記者会見をするかとも言ったのですが、この失望的状況です。私たちは目標達成のためにハードワークしてきましたが、自分たちではどうにもならないことが原因で実現できませんでした」

前年度の損失額
「損失は2億ユーロほどになると予想していましたが、4億8,700万ユーロとなるでしょう。大変な額です」

スポンサーへの説明
「メッシ退団のインパクトは計算していませんが、スポンサーには私たちがバルサであり、素晴らしい才能を持った選手たちがいることや、スポンサーの希望やモチベーションを生み出すであろう選手が加入するだろうことを説明していかねばならないでしょう。私たちはこの現実と共に生きねばなりません」

クーマンについて
「ロナルドとは昨日と今日話をしました。彼はクラブの人間ですし、偉大なプロフェッショナルだ。環境にすばやく適応する能力を備えています。毎シーズン30得点以上を決める選手の代わりは簡単ではないでしょう。しかし彼は新時代が輝かしいものになるとの意志を持ち、非常にやる気を見せていました。彼が指揮をしなければならないのです」

責任者は誰か
「責任者のリストですか・・・ 全ての土台にあるのは前理事会の運営です。今日明日で解決できるような状況ではない。私たちは会計監査に手間取りましたし、いまはバルサゲートやエスパイ・バルサ、BLMの件で多くの事柄と遭遇しているところです。結論を手にしたなら、行動しなければならないでしょう。何故なら、行動しないのは罪や不正疑惑の協力者になるということだからです。補強のことを言っているのではありません。それは(不正行為ではなく)ダメな運営です。彼らがどのようにこれらの決定をしたのか、私たちは理解に苦しんでいます。とはいえ、私は被害者主義は望んではいません」

メッシへの賛辞
「レオ・メッシはこのオペレーションが上手くいくように、出来ることを全てやってくれました。彼を責めることは一切できません

最後に
「私はメッシの父と話をして、レオにはメッセージを送りました。決断は下されたのです。私たちにはこれ以上の余裕はありません。基本的にはFFPのためです。私たちには給与上限があり、私たちがレオ側と達した合意は、ラ・リーガの規則に収まらない。ラ・リーガの提示する条件も私たちには受け入れがたいものです。クラブを守ることが私たちの基本目的ですし、バルサを危険にしたくはない。私たちにとって悲しい瞬間ですが、私たちは新たな時代を始めることに非常にモチベーションを抱いています。世界最高の選手であり、バルサ史上最高の選手であるレオには大変感謝をしている。しかし私たちは決断をしなければなりません。私たちは輝かしい時代を始めなければならない。バルサが偉大なクラブであるため、そしてソシオとファンに喜びを与えるために、クラブの全員がハードワークしていくことを私は確信しています」

(何度削られ、倒されようとも、決して負けることなく立ち向っていく姿が好きでした。)

ため息。それにしても、なんという結末ですかね。。あの悪夢の2-8ショックとBurofaxによる退団要請でクラブが激震したのが約1年前。2020/21シーズン序盤はもう、あと1年後にメッシが退団するのは確実だろうと覚悟していたけれども雰囲気は少しずつ好転し、ラポルタが新会長となった春以降はもう契約更新は既定路線だと信じていました。それなのに、、

この現実を前に、メッシと家族の受けた衝撃も相当なものでしょう。バルサの2020/21シーズンは不完全燃焼だったものの、ペドリら若手が伸びてきたし親友アグエロも加入する。コパ・アメリカでは念願のタイトルも獲得した。カリブ海やイビサ島でのバケーションで充電も完了し、週末にはバルサとの新契約を結んでユベントスとのガンペル杯に臨むぞという矢先、突然バルサから登録は不可能ゴメンなさいと門を閉ざされたわけですから。

ラポルタが言う、クラブが一番だとの主張は分かる。120年以上続いてきたFCバルセロナというクラブを、次の世代へと健全な形で引き継いでいくことが自分たちの使命だという思い。そのためには史上最高選手であろうとも、別れを告げなければならない・・・
でも感情的な部分ではなかなか消化はできませんし、突然このような予期せぬ結末になったことを悲しまずにはいられません。これだけの功労者を満員のカンプノウで表門から送り出せない、それが悔しいじゃないですか。
COVID-19のタイミングが悪かったですが、前理事会が無茶な運営をしていなければ事態はここまで悪化しなかったはず。出来ることならバルトメウのわら人形を箱買いで発注したいです。

レオ・メッシのバルセロナ生活20年を振り返る
13歳でバルセロナにやって来てから、ちょうど20年が経過 少年は世界最高選手となり、バルセロナで歴史を築いた 昨日2020年9月17日は、レオ・メッシのバルセロナ到着からちょうど20周年の記念日で...

当分は切なくて寂しくて堪らないと思う。近いうちにバルサではないクラブのユニフォームを持った写真を見ることになるのでしょうが(そして不公平だ!とやり場のない怒りを感じる)、それでもなお、なにか道はないのかと夢見てしまいそうです。
これまでありがとう、レオ・メッシ。彼がバルサ選手だったことを本当に誇りに思いますし、デビューから彼のプレーを見続けられてクレは幸せでした。新時代、頑張っていこー(力なく叫ぶ)

 

コメント

  1. アメドリ より:

    FC BarTalkで言ってましたが、フィーゴ以来の衝撃。
    残るべき選手と残らざる(なくてもいい)選手が違うってのがなんとも。

    先日アンスも練習再開してたようですし、ここまで来たらガビやニコ、デミル(メッシっぽいから間違いなく残るでしょうけど)はトップに残して、スカッドは刷新して欲しいです。

    なんか希望見せて欲しいな。

  2. トム より:

    一夜が過ぎてもまだ信じられませんが…。
    絶対諦めない路線で書いてみます。

    PSGが既にメッシ獲得に動いている今、メッシの契約のタイムリミットは目前です。
    独自のFFPなど無いフランスが羨ましい。
    そのタイムリミットまでに起こらなければならない事が、テバス会長の翻意。
    コロナ禍であった去年の状況を鑑みて、今季のみFFPルールは無しとする、という声明が一つあれば、バルサの問題は全て解決します。
    現在、バルサファンは元より、リーガのファンやスポンサーは、全力でテバスを叩きに行っているはずです。
    メッシを失う恐怖は、スペインという国自体が持ってもおかしくはない。
    メッシと共に戦うだけでなく、メッシを倒す、メッシと戦うというモチベは大きいはず。
    それだけの存在感が、歴代世界最高の選手にはあるのですから。
    テバスの心変わりさえあれば、まだメッシとの契約は可能であり、ラポルタはその事を明らかにした。
    これが最後の作戦であり、身を投げるようなギャンブルです。
    しかし理論的には全く正しいギャンブルでもあります。

    一方、そのギャンブルが失敗した場合。
    これはもう、メッシは他に行くしかありません。
    しかし移籍先はPSGだけでしょうか?
    もし、万が一、メッシが何としてもバルサでやりたいと思った場合、メッシにはもう一つの選択肢が生まれます。
    それは、FFPが関係なくなってから、またバルサに戻るという選択肢。
    つまり冬までバカンスを決めるか、例えばJリーグが終わるまで少しイニエスタと遊んでみたり、MLSでアメリカ旅行する事になれば、また契約を結び直せる可能性があります。
    冬が無理なら、来年夏でも。

    希望的観測でしかないのは百も承知ですし、そこまでメッシに甘えて良い物なのかという疑問もありますが。
    ただメッシを失うよりも、様々な可能性を考えてみたい。
    既に戦いはロスタイムですが、まだ終わっていないのですから。

  3. silver より:

     個人的にラポルタ陣営を責めたくはありません。しかし、彼らが責められるのも、Griezmann,Dembeleら高額給与のくせにクソ使えない選手達が責められるのも仕方がなく思えてしまいます。

    リーガに価値が無くなるのは避けられないでしょう。バルサも対外的には価値がなくなるでしょう.., Messiの退団はテバスが思っている以上にリーガへの損失を生むでしょう…

    汚い言い方ですが、どいつもこいつもクソ喰らえです。

    Messiのアメリカでの将来に幸あれ!

  4. タヌキ より:

    今回の件で目にしましたが、21-22シーズンのサラリーキャップは約2億ユーロ、一方で18-19シーズンは約6億ユーロ、20-21シーズンは約3億5000万ユーロとか…。
    これまでが酷すぎたのはそうだが、こんな額簡単に削れるわけが無いだろう…。
    土台無理な条件を突きつけるラリーガの正気も疑う。

  5. マキャベリ より:

    メッシの退団の気持ちの整理がつかない間にもうPSGへの移籍が決まりそうな報道をみると、どうにもやるせない気持ちになります。
    単なる妬みや僻みですが、カネに糸目をつけずにネイマールを奪ったPSGだけには成功してほしくない。(裏切ったネイマールも許せんが・・)
    メッシのことは好きですが、PSGだけはどうしても好きになれないので複雑です。CLでバルサとメッシが戦うなど想像したくもありません。
    いっそのことアメリカに移籍してくれたらいいけど、PSGになりそうでハラハラしてます。せめてマンチェスターCが方針変更して横取りしてくれたらなぁ。

  6. かえる より:

    そもそもサラリーキャップの件はずっと言われていたし、テバスさんも一切折れるつもりはないと言っていたのに対応しきれなかった訳でやるせないです。
    何というか、完璧なまでのバルトメウの時限爆弾。忌々しい呪いです。
    メッシがパリに行ってしまうくらいなら、グリを二束三文でアトレティコに渡すとか、その他ドナドナ要因も格安で売って損切りした方が良かったんじゃないかと思えてしまいます。
    しかしメッシは他チームでバルサと対戦することについてはどう感じているんでしょうか。
    イニエスタはそれだけは嫌と言っていましたが・・・。
    半年~1年アメリカ行って、その後復帰とか・・・ないですかねぇ・・・。
    いっそカタール行って、シャビと一緒に帰ってきたらどうですかね。。

  7. アメドリ より:

    冬とかまでバケーション、いいですね。
    そんな感じで吹っ切れてくれないかな。。。
    メッシの会見が近づいてますね。涙

    2日前にイビサ島で、ネイマール、ディマリア、ベラッティ、後1人だれか?と肩組んでメッシ写真撮ってんですよね。。。
    メッシはぎこちない笑顔。
    PSGなんだろうな。。。

    楽しいのかなPSGでサッカーって。

  8. shaved head より:

    いくらなんでも寂しすぎる別れ。
    誰も望んでないのに。
    三木谷さん契約してくれないかな。

  9. Gus より:

    予想通りの結末になってしまいましたね。あれだけ負債を抱えているのに、メッシと再契約なんてどうやったらできるんだ?と半信半疑でしたが案の定でした。

    ラ・リーガとスーパーリーグの一件で対立していなければもう少しマシな結末になっていたかも知れないですね。

    あれもこれも全て発端は前会長なのですから、サポーターの恨みは相当深いでしょうね。。

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