チャビ、古巣復帰の時 迫る：今日アルサッド会長との決定的な個人面談

チャビ新監督誕生の時が、刻一刻と近づいている（模様）
今日はチャビとアルサッド会長との話し合いがあり、そこで事が動くか。

チャビ･エルナンデスのFCバルセロナ復帰が、刻一刻と近づいている。ようです。現在、バルサからは2人の幹部がドーハ（カタール）を訪れており、昨夜はアルサッドとの最初の交渉が行われた模様。かだクラブ間合意には達していませんが、今日はチャビとカタールクラブ会長の話し合いが行われる見込みで、そこで決定的な進展があるかもしれません。

2021年11月3日、ドーハにて行われたFCバルセロナ、アルサッド、そしてチャビ･エルナンデスの代理人たちによる三者会議（夕食会）は合意なく終了しました。

バルサから代表としてカタールを訪れているのは、スポーツ部門の副会長であるラファ･ユステとフットボールディレクターのマテウ･アレマニー。チャビ側からは2人の代理人（アルトゥロ･カナレス、フェルナンド･ソランス）が出席したそうです。この4人は目的を同じくした“チーム”ですね。
昨夜の夕食会には、アルサッドも会長さんは出席していません。

バルサとチャビは、数日前から合意に達しています。
残すはクラブ間合意のみ。直接交渉の初回ではその瞬間は訪れませんでしたが、これは互いの状況を直接知るための機会ということで、第二第三の話し合いでは“港にたどり着く”ことを期待しましょう。

このタイミングでチャビのカードを切ってしまうことには不安もありますが、、なんだかんだで彼の到来には期待してしまう自分もいます。

今日、チャビとクラブ会長の面談

各メディア情報によると、今日4日、チャビのバルサ帰還実現のための重要な面談があるそうです。

場所はアルサッド代表ムハンマド･ビン･ハリーファ･アール＝サーニー氏の大邸宅（宮殿？）で、訪れるのはチャビ本人。なんでもチャビはバルサの名においてこの交渉に臨むらしく、本人自らの出動はなかなかのレアケースです。
そのためにバルサ代表団の2人は昨日、チャビと入念な打ち合わせをしています。ラポルタは今回カタールに赴く予定はないみたいですが、どうなるでしょうか。

アルサッドとの話し合いがまとまり次第、チャビのカンプノウ帰還は実現します。自分の未来にとって決定的な個人面談ですから、彼も気合が入るでしょう。チャビは先週も宮殿を訪れ、ムハンマド氏と面談をしているそうです。

バルセロナとチャビは、今週土曜日をアルサッドとの合意成立の期日に設定しているといいます。事がうまく運べば、今日にも正式発表があるかもしれない。MDによるとその確率は90％だそうで、そわそわしますな。

ものすごく楽しみにしている、とチャビ

古巣復帰の日を、カタルーニャ人テクニコは今や遅しと待っています。以下は先日の Al Duhail との試合後、MDの取材に対して語ったコメントです。

「カサ（ホーム）に戻るのがすごく楽しみだよ」
「両クラブが対話をしているところだから、それが解決しないとね。僕はかなり期待してるけど、これはリスペクトの問題であり、僕には契約がある。カサに戻ることにはなるだろう。でもその前に両クラブが合意しなければならない。ものすごく楽しみにしてるから、そうなることを願ってるよ」

「僕はとてもポジティブだからね、時間の問題だと思う。おそらくは数日だろう。彼らは僕の姿勢を知っているし、実現すればいいね」

どうでしょう。やる気に満ちているのが伝わってきます。事がよりややこしくなったシーズン途中の引き継ぎであるとか、そういうところは大きな問題ではないらしい語りっぷりです。
ただし自分に救世主となることは期待しないでほしい、と現アルサッド監督は考えます。こちらはTV3に対してのコメントです。

「監督はメシアとなるべきではないんだ。一つにまとまる、それが問題であるべきだ。キエフでのバルサには違いが見えていた。可能性はグループにある。イズモ（派）を忘れて一つになれるか、同じ方向へ向かって船を漕げるかの問題だ」（TV3）

団結は先日カルラス･プジョルも訴えていましたし、バルセロニズモにとっての永遠の？課題です。チャビの到来によってバルサは一つになれるか。その辺りはチャビ監督が実現してからのことなので、とりあえずはドーハからの朗報を楽しみにしていましょう。