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デンベレがまたも負傷し:4ヶ月ぶりの復帰の直後の悲報

4ヶ月ぶりとなった試合出場から2日後、またもや筋肉が悲鳴を上げたモスキート
今度は3週間ほどの欠場となる見込みでベンフィカ戦には間に合わない

チャビ・エルナンデスのバルサ復帰に関して進展を待つバルセロニスタに、泣けるニュースが飛び込んできました。4ヶ月間に及んだリハビリを終え、火曜日のキエフ戦でゲームに復帰したばかりのウスマン・デンベレが再び負傷したという知らせです。クラブ公式は離脱期間を示してはいませんが、どうやら3週間ほどはかかるらしい。予定より長く起用した結果の出来事だそうです。

(※チャビのバルサ監督就任は、おそらく今日金曜中に決定するだろうとの各報道)

繰り返される筋肉の負傷

昨日11月4日のトレーニング終了後、FCバルセロナ公式サイトが一つの発表を行いました。セルジーニョ・デストが腰痛により、ウスマン・デンベレが左大腿部・半腱様筋の肉離れによって戦列を離れる、というものです。
どちらも復帰までの具体的な期間は示されておらず、いつものように回復次第だと説明。デストの方は度合いにもよるので読めませんが、ウスマンは肉離れなので短くても2-3週間は必要でしょう。来歴からして、長めに見ている方が吉か。

となると今月20日のベンフィカとの重要な一戦には使えないと見ている方が無難です。チャンピオンズでは、特にリバポーとの一戦で戦犯の1人に数えられたデンベレなので、ベンフィカ戦で活躍して棘の一つでも抜ければ良かったでしょうがね。。

ここまで怪我が続くと、嘆くよりも同情の気持ちの方が強くなります。怪我とお友だちに、それも親友になってしまったモスキート。終わりのない苦悶の日々。ガラスの筋肉。

デンベレはバルサでの4シーズンちょいで119試合に出場した一方、怪我によって100試合を欠場しているそうです(SPORT)。バルサ入団以降、筋肉系の怪我はこれでなんと13回目だという。昨シーズンは44試合に出場し、怪我との縁も薄まったかように思えたんですが、、悪友とはなかなか離れられないものなのか。

予定よりも早く出場し

今回の怪我は、セルジ・バルジュアンの起用法にも責任がありそうです。
キエフ戦はデンベレにとって4ヶ月ぶりの試合出場となり、スプリント系の選手は特に注意が必要です。なので医療部、選手、コーチ陣の間で話し合い、15分〜20分間の出場になるよう取り決めていたというのですが・・・。

しかし試合は0-0のまま進み、セルジは予定よりも早くデンベレを投入することを決断します。
臨時監督はキエフ戦終了後、次のように認めています。
予定していたよりも早く、彼と話をしていたよりも前にピッチに出したんだ。ウスマンもそれに了承していた。ガビがカードを受けたことで計画が乱れた」

ガビと交代でピッチに立ったのが65分ですから、デンベレは追加タイムも合わせると30分ほどプレーをしたことになります。
確かに彼のスピードはキエフ守備陣に混乱を起こしましたし、突っ込んではボールを失うのも含めて彼らしさがよく表れていたのですが、、、久々の本気のスプリントは、デンベレの筋肉にダメージを与えた。
彼はその1日後、昨日木曜のトレーニングにおいて負傷し、またも医務室通いの身となりました。泣ける。トレーニング中ってのが余計に。

(下の動画は昨日のセッションの様子です。デンベレが普通に参加している姿が映っているので、その時点ではまだ怪我が発生していないことが判る)

不幸中の幸いは、デンベレ最新の怪我が、夏のEUROで傷めた箇所の再発ではないことでしょうか。もし再発だったなら、再び手術となり、もっと長期の離脱になっていたところです。
今週末のリーグ戦が終わればまたしばしのパロン(中断)に入るのも、欠場のダメージをいくらか減らしてくれますね。。

契約延長で合意間近か

デンベレのことを取り上げたので、数ヶ月前からの懸案となっているバルサとの契約延長についても書いておきましょう。

契約更新をしないのであればスタンドで天日干しにすると言われていたデンベレが、キエフ戦に出場した。これは待ち望まれた交渉成立が近いのだろうと推察させます。彼からクラブ、そして代理人へと改めてバルサ残留希望が伝えられた、というんですね。
今、マテウ・アレマニーたちはチャビ・エルナンデスとの契約に全精力を注いでいるので(カタール出張中)、そちらが片付けば次はウスマンの番ではないかと。来週には朗報があるかもしれません。

さすがにこの繰り返される怪我には落胆もしますが、、この選手がチャビのチームで輝く姿を見たい気持ちもあり。本職のエストレーモはバルサのフットボールには欠かせませんから。
デンベレを狙っていた英国勢は、またもやの怪我で手を引いたりしないのだろうか。いずれにせよ契約はなんとしても延長して無料での退団を回避させる、これがクラブの目論見です。

合意の場合は契約期間が2〜3シーズン延長され、給与は固定額が減る一方で成果給が増額される見込み。もし怪我をせずに試合出場数を増やせられれば、クラックとしての給与になるという。

コメント

  1. トム より:

    デンベレはもう・・・ですね。
    いくらなんでもケガが多すぎます。

    デンベレの契約は、チャビがデンベレをどう扱うか次第でしょうね。
    チャビならきっぱりと、ケガが多い生活習慣を改めないといらないって、ハッキリ言ってくれそうです。
    デンベレは厳しく扱うべきだと思うので、全力を尽くせないならサヨウナラという、チャビの厳しさに期待します。

  2. サイ より:

    デンベレの契約更新は無料放出を避けるためか泣。しかし冬の前線の獲得の噂がマンUの完全にピークが過ぎたカバーニ、マンCの世界トップクラスの激しい戦力争いからだだ漏れのスターリング、オリンピックで決定力と打開力が無いと完全に分かった便利屋のライプツィヒのダニオルモ。どれも大金を出してまで欲しいと絶対に思わないですね。資金難のバルセロナに大金を出してまで欲しいのは各ポジションの絶対的な若いエキスパート選手。シャビに変わっても迷走はやはり変わらないかな。

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