クーマンが苦労した9番不足にチャビ監督も苦しむ
冬マーケットにてキラーを獲得するべく動いており、バーゼルのブラジル代表が候補という
チャビ・エルナンデス新監督によって明らかな改善が見られるバルサですが、そんなチャビでも簡単には解決できないのが得点力不足です。0-0に終わったベンフィカ戦でも、本職の9番がいればあるいは・・・と思える場面が数度。クラブは冬マーケットでのキラー獲得を模索しており、その有力候補に挙がっているのがバーゼルのブラジル人アルトゥール・カブラル(23)です。
バルサが求める条件に適合
FCバルセロナがアルトゥール・カブラルの獲得を狙っている。これはSPORTとMDの両紙が報じていることから、信憑性はそれなりだと考えていいでしょう。
選手の特性(エリア内のスペシャリストであり、高い得点力を備えているキラー)、費用、給与などの点においてバルサが探している即戦力9番の条件に合致し、オペレーションの実現可能性が高い選手。23歳という年齢も良いです。
数字は上々で、この2021/22シーズンは公式戦24試合に出場して23得点・8アシストの活躍ぶり。スイススーペルラ・リーガでは13試合で13得点なる驚異の数字を残しています。つまり、波に乗っている。
基本的には右利きだけれども左足でもシュートを打てて、空中戦にも強いらしいです(身長186cm・体重86kg)。フィニッシュが上手いキラー。技術もあってポジション取りも良いという。狙っている選手のプロフィールはすごく良く見えることが多いですが、このカブラルもなかなかですな。面構えも良し。
ブラジルからの直輸入ではなく、名門パルメイラスからバーゼルへと移籍し、そこで結果を残している点はバルサの強化技術部としても安心材料でしょう。
ちなみにこのアルトゥール・カブラルをバルサに薦めたのはポルトガル語圏(ブラジル、ポルトガル)におけるスカウティングの新責任者デコだそうです。デコ。最近は懐かしい名前がいろいろ出てくる。
冬に獲得する方法を模索する
そんなデランテロの冬市場での獲得を現実のものとするため、バルサはすでに水面下での交渉を始めているようです。ただ、資金が限られているバルセロナなので、獲得のためには頭を捻って良い方法を見つけ出す必要がある。チャンピオンズの1/8 final 進出ボーナスも怪しいですしね・・・
選手自身は、このカンプノウ行きの可能性に喜んでいると言われます。ムンディアルを1年後に控えてのバルサ入団はステップアップとして文句なく、チャビチームで成果を残せばセレソンに呼ばれる確率も増える。
クラブ間交渉はまだとも接触があるとも言われていますが、契約期間が2023年6月までとなっているカブラルを現金化するのはバーゼルとしても悪くはない、、ということで交渉はそう難航しないのではないか、と予想(期待)されています。
出来ればお支払いは夏まで待ってほしいバルサとしては、義務的買取オプション付きの期限付き移籍を提案するか。以前フェラン・レベルテルCEOだったかが「2,000万ユーロは出せる」と語っていたようにも思うので、ウンティティやルークを放出しつつの冬獲得もあるかもしれません。
ブライスウェイトへの信頼
一方でチャビは現在負傷離脱中のマルティン・ブライスウェイトに対し、キミの特性はこのバルサにとって非常に有用となるだろうとの信頼を伝えているそうです。
カタルーニャ人新監督は就任以降、選手たちとの面談を進めています。そのうちの一人、最近行われたというブライスウェイトとの対話の中では、デンマーク人デランテロを戦力に数えているだけでなく非常に期待している旨を伝えたらしく。チャビはデンベレとの対話でも期待感を伝えたようですし、自尊心を刺激して選手を伸ばすタイプです。
ブライスウェイトは昨日TV3の取材に対し、「今は早く復帰するために頑張っているけど、復帰した時は重要な役割を担うことになるだろう」「チャビとは話をしたよ。彼は自分が何をしたいのか、どこを変えたいのかがハッキリしているね」とコメントをしています。一日も早く戻りたいことでしょう。
ブライスウェイトは8月末に膝関節を負傷し、9月16日に手術。年明けの復帰が見込まれていますが、ひょっとすると年内にも・・・との話もSPORTは伝えています。
コメント
知らない選手で動画見ましたが、ブライスワイトに似てるなーと言う印象が、、、
不良債権ばかり溜め込むようなことにならないといいですけど。
ほんと最近なにもヒットしないし、全く期待持てません。
デンベレが更新したくない様ですね。まあいいかな。アンスファティ、イリアス、アブデに来季はトルコのデミルにアディエミそして怪物ラミンヤマルがトップチームに来る。今は即戦力の9番ってことか。カバーニやスターリングだったらこのブラジル人でいいかな。