このところ、バルサ系メディアの話題は冬マーケットにおける前線補強が大きな割合を占めています。クン･アグエロの現役引退が発表されたことで補強の必要性は高まり、その目玉としてフェラン･トーレスの名が連日報じられている。一方でアレクシス･サンチェス復帰やカバーニといった格安オペレーションの話も絶えることなく、バルサの現状が示されていて切なくもなる2021年の年の瀬です。
お馴染みサラリーキャップ問題
まずフェラン･トーレスの補強話から。バルサが冬マーケットで最優先目標としているのが、マンチェスター･シティに所属するバレンシアーノの獲得です。
なんといってもチャビ･エルナンデスがそれを望んでいるのだから、ラポルタたちは全力を尽くさねばならない。選手自身の合意は取り付けているらしいので、あとはクラブ間交渉と、毎度おなじみサラリー総額（サラリーキャップ）問題の解決になります。
夏のFCバルセロナは、レオ･メッシとグリーズマンを放出する力技＋ピケたちの減給協力によってこのサラリー総額問題を一旦どうにかしました。
しかしながら、先日現役引退を発表したアグエロがクラブの現状に理解を示し、約束されていた2年目の給与を放棄、今季分も一部の支払いでOKしてくれたことでダニ･アルベスの登録がようやく可能となったというバルサですから、新たな補強に向けての余裕なんてものはありません。
フェラン･トーレスが欲しいのであれば、コウチーニョを放出する、もしくはデンベレとの契約を複数年更新するかをしなければならない（出来れば両方、少なくとも片方）。ウンティティも売りたいことでしょう。
デンベレに関しては契約を更新することで固定費が下がり、減価償却においても好都合になるようです。
バルサは、シティとの交渉は上手くまとめられるだろうと考えている模様です。なのでサラリー総額を減らすことが重要になる。資金繰りはどうにかなるけど、ルールによって縛られている訳です。
これはむしろ厳しい状況ですよね。思惑が異なる既存選手との合意は、とても難しい。負け確のゲームですよ。
ハビエル･テバス（ラ･リーガ会長）：「バルサは1/4ルールが適応されていて、ハーランはライオラの手中にある。ライオラは高く売る代理人だ。私に可能性を尋ねるなら、私は“無理”と答える。バルサのサラリー総額でその選手を獲得することは不可能だよ」
嘆き
将来性のあるフェラン･トーレス補強話はまあ、良いとして（9番ではないけれど）、カバーニさんであったりアレクシス･サンチェスさんのような格安補強話が次々と登場する現状は、バルサの現状が身に染みて切なくなります。ダニ復帰は心強かったですが。
マーケットが近づくたびに、落ちぶれたクラブの状況を思い知らされて気分が沈む。
下手に“世界で最高額予算のスポーツクラブ”なんてものになってしまったが故にアイデンティティを失い、目の前の派手さを演出することに躍起になった末の結果がこれですから、一度原点に戻ってカンテラーノと共にやり直せってことですよね。格安補強ではなくて。
猫の手を借りてでも得点力不足を解決したい気持ちは分かるけれども、なんというか、バルサには毅然とした姿勢で運営してほしいと言いますかね･･･ ボロは着てても心は錦？違うか。でも前線に一人、特級のクラックは欲しい！2022年度版のロナウジーニョになってくれるようなクラック！
愚痴だけですみません。
コメント
まずデンベレに突きつけた１５日までの契約更新という話は、どうなったんでしょうかね…。
気づいたら過ぎてました。
代理人がゴネて遅らせてるのですかね。
今のバルサに必要な補強ポイントは、右ＳＢをアウベスが埋めるとして、
１．ポストもできて点も取れて狭い中で連携もできる絶対的ストライカー
２．右から崩せるウィンガー
３．中盤で柱となるゲームメイカー
４．スピードと展開力を併せ持つ意思の強いＣＢ
５．ブスケとアルバの負担を減らす後釜選手
の５点だと思います。
１は、今季取ってしまうと来季ハーランド勝負ができないので、今季はデパイとファティとルークとカンテラ選手で乗り切るしかなさそうですので、冬はお預けです。レンタルならあるかも。
２は、デンベレが不安な為に絶対に必要なので、フェランでも誰でも取ってこないとならないでしょう。
３は、とりあえずコウチにやらせて、人数はフレンキーペドリガビニコプッチと人数は揃っていて緊急性は高くないので、後回しでしょう。コウチかフレンキーがいなくなったら考える感じ。
４は、アラウホがとりあえず守備の要としてピケが脇を固め、不安ながらエリックとラングレとミンゲサがいるので、ここも緊急性は低く、後回しでしょう。
５は、そう簡単に後釜が見つかる筈もなく、冬に慌てて取れるような状態ではないので、ここもじっくり後回しです。
という訳で、最優先補強ポイントはまずエストレーモだと思います。
ここはフェランかスターリングがシティで余り気味なので、レンタルで何とかできそうですね。
サラリーキャップも、アグエロで浮く給料分で、シティと交渉してフェランの給料の一部支払の形にできれば、何とかできるのでは。
さらにチャビの明確な意思表示で、ウムティティに最後通告を出せれば、大きな空きもできるでしょう。
その分でルークの代わりに、ストライカーもウィングもできる選手を一人雇えるかもしれません。
他には、ＧＫはテア＋カンテラーノでいくと決めた筈なので、売れるならネトも売りそうです。
後は人気の選手にオファーが来るかどうかですね。
コウチやフレンキーがどうなるかです。
重要なフレンキーでも、市場価値を超える高額オファーが来たら、今のバルサは売るでしょう。
それ次第では、冬であってもさらなる補強があるかもしれません。
一方で来るかもと噂の選手は…
カバーニは正直合わないでしょう。狭い中で器用な事ができるストライカーではなさそう。
アレクシスも、昔のような固さのある直線的ドリブルのままであれば、バルサのエストレーモは無理です。
チャビが好きなコマンは良さそうですが、断られたとか。
オバメヤンは…まあ問題児はデンベレだけで十分です。
マルシャルはちょっとバルサでも無理でしょうし、左ＷＧは必要なさそうです。
まあ補強は必要なので、とりあえず誰か取るでしょう。
チャビの要望をしっかりと汲んで、バルトメウのような勝手で適当な補強は避けて欲しい所です。
バルセロナのこの小粒フェチ、ベテランフェチはバルトメウ時代とさほど変わらないので諦めてますので基本大丈夫です。さてやっと楽天メインスポンサーが終わりますね。伝統のカタールスポンサーをバルトメウが破壊し金に目が眩みしかもピケが連れてきた泣楽天に切り替え仕返しにネイマール強奪から全てが狂い毎年のCL惨敗とバルセロナ弱体化が進みました。一部では楽天の呪いとか笑悲しいです。情報だとFTXかバイナンスのどちらかにメインスポンサーがなると。このクラスの桁が違うスポンサーだと毎年のバルサに払うスポンサー料はチップみたいなもんです。もうソシオ制は限界なんじゃないですかね泣。
僕はハーランを中心に話が進んでいることに違和感を感じますね～
チャビはハーランほしいんですかね？とまず疑問だし、
それをやってしまうと筆者のおっしゃる通りまた「派手さ」を優先した補強に
なってしまう気が・・・。もちろん怪物なのはわかりますが、
あくまで「ブンデスでは」活躍しているだけであって、
キャラクターやリーグ・クラブへのフィットを優先しないと・・・
デブライネが「シティは選手の素行やキャラも調査した上で補強するからうまくいく」と言っていて、おそらくこれにはケガの耐性とかも含まれていて、
中長期的にみればそこってめちゃくちゃ重要だなと。
シティがデンベレをとることは絶対ないってことですね。賢い！と思います。
パリのように金で短期でタイトル獲りにいくぜってクラブはいいけど、
バルサはやはり歴史と哲学なので、ある程度はそこにフィットする選手をとらないと
もう根底から色々崩れてしまって、っていうのが現状なんだからさー。
と言いたくなります。
まぁそんなゴタゴタも含めて、こんなバルサを見るのは珍しく、
ある意味楽しいですが。
駄文ですいません。
＞デブライネが「シティは選手の素行やキャラも調査した上で補強するからうまくいく」
デブライネが言ってることはどのクラブも実践しているのでは。怪我の多い選手、素行の悪い選手を取りたがるクラブってそうないと思います。
デンベレの怪我が多いのは本人の責任がどうか微妙です。デンベレはバルサに来るまで怪我の多い選手ではありませんでしたから、これについてはバルサ側の問題だと思います。
ハーランドはまあ飛ばしでしょうから、気にする必要はないかと。
「シティは選手の素行やキャラも調査した上で補強するからうまくいく」
うーん…
4件のレ◯プ事件と1件の性的暴行事件により逮捕&他2件のレ◯プ事件への関与も浮上中というハードコアな問題児のメンディや代表期間中に夜の街でハメ外しすぎて代表追放、最近でもやらかしてベンチ外送りのフォーデンやグリリーリッシュ
なんかを考えると全く真実味はないですね…