バルベルデの好みはどうやらアルカセルよりムニール、しかし魅惑のオファーが届いたという
FCバルセロナはプレシーズンのここまで、インターナショナル・チャンピオンズカップの2試合をプレーしました(対トッテナム、ローマ)。主力不在のために控え組やバルサB選手がたっぷり出場しているのですが、ベンチを温め続けているのがパコ・アルカセル・・・ 2試合連続先発のムニールとは対照的です。
2試合連続で出場ゼロのパコ
ダラスのAT&Tスタジアムで行われたASローマ戦にて、唯一出番のなかったフィールドプレーヤーがパコ・アルカセルです。
3日前のトッテナム戦でもベンチ観戦だったパコは、これで2試合連続出番なし。
トレーニングで個別調整を続けていたことで、まだ試合に出るフォームではないのかもしれませんが、気になるところです。
ムニールを起用するバルベルデ
その一方でムニール・エルハッダディは2試合連続で先発起用と、監督の信頼を得ているように見えます。
バルサにはルイス・スアレスの控えデランテロを二人抱えるつもりはなく、スカッドに入れるのはどちらか一人だとすれば、現時点で競争に勝っているのはカンテラーノのほうか。
元々ムニールは応援していましたし、チームに残るなら嬉しいのですが、パコもバルサで成功してほしかった選手だけに複雑な思いです。
セビージャから魅力的オファー
しかしそのバルベルデの信頼を勝ち取ったようなムニールに対し、セビージャから「断りがたいオファー」が届いたというのが8月1日付のSPORTです。
バルサとセビージャはアレイシ・ビダルの移籍でほぼほぼ合意していると報じられていますが、あちらさんはアレイシとムニールをパックにしたオペレーションを望んでいるらしく、それが拒みがたい提案なんだそうです。
で、クラブは当初予定していなかったムニールの退団も受け入れることにしたと。
どれほど断れないオファーなのか、具体的な数字は出されていません。
決断はムニールの手に
SPORTによると、エルネスト・バルベルデとムニールはこのオファーについて話合いを行い、監督からはキミのことは戦力に数えているけれども決断は自由だと伝えられたそうです。
かつて夢見たカンプノウでの成功を再び目指すか、もっと出番を掴めるであろうセビージャで新たな挑戦をするか。カンテラーノのジレンマ。
クレとしましては葛藤の結果に残留を望んでくれると嬉しいですが、考慮しなければならないのはムニールとバルサの契約が残り1年である点です。契約延長を欲するバルサに対し、ムニールは乗り気ではないっぽいんですよね。
パコは結局、出す方向で
そしてもしムニールが退団を選んだとしても、バルサがパコ・アルカセルを出す方針に影響はないだろうと同紙はいいます。これも切ない話です。
バルサにはすでにレオ・メッシ、ルイス・スアレス、ウスマン・デンベレ、フィリペ・コウチーニョ、そしてマルコムという前線があるので、パコとムニールが揃って去っても問題はないだろう論。
でもスアレスの控えがいなくなりますから、どっちかはいるほうが良いように思いますけれどね。
このニュースのまとめ
- ・まだ1分も出場がないパコ・アルカセル
- ・バルベルデはムニールを選んだように見える
- ・だがムニールにセビージャから魅惑のオファーが届いたという
- ・残留か移籍か、決断はムニールの手に
コメント
それより、ここ2試合で一番活躍しているラフィーニャはどうするんですかね???
少し前より体が強くなっている気がしますね。
度重なる膝のケガさえなければエストレーモとインテリオールが出来るマシア産のユートゥリティプレイヤー。
新加入入り乱れての激しいポジション争いが待ってるが、一年一年確実に成長していけば、セルジの例もある事だし諦めては駄目だ。
そのセルジのピボーテはブスケツとは違う良さがある。
スピードが有り、持ち運ぶ事によりタメが作れる。
持ち前のインテリジェントが一番活きそう。
インテリオールはある程度得点力を求められるから、この人のベストポジションはピボーテなんでしょうね。