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デウロフェウとの契約延長目前

 

頭にあるのは、カンプノウでの成功のみ。

カンテラのキラキラ星として、熱い注目を集めているジェラール・デウロフェウ。バルサの次世代を担うと期待されるクラック候補だけに、横からなんとか引き抜いちゃおうとする動きもあるようなのですが、重要なのは彼本人の意思です。クレにとって幸いなことに、現時点の彼にはバルサで成功することしか頭にはありません。なんでも会長選挙で勝利するために”フィーゴ効果”の再現を企むフロレンティノ・ペレスに対し、デウロフェウ側は肘鉄を食らわしたのだそうで。トップチーム昇格の瞬間を心待ちにセグンダでゴールを量産する金髪の坊やです。

 

2013/14よりトップ昇格か

こちら、ネタ元は15日付のSPORT紙です。なんでも今年の夏、白組さんでは会長選挙が執り行われることになるそうで。再選を目指す現会長フロレンティノ・ペレスの方法論はいつもと同じで、札束を活用した大物選手の獲得。メディアにはさっそくダビド・シルバであるとか、エディンソン・カバーニであるとか、ベイルであるとかが登場しています。きっと出来ることなら、メッシ獲りなんてのをぶち上げたいところでしょうが、失笑を買うだけなのでそれは無理。インパクト大のネイマールも無理。となると、かつての”フィーゴ効果”の再現としてバルサからの引抜を狙っているのが、このデウロフェウというわけです。真偽不明のウワサですが、2000年のアノ件に比べれば、だいぶスケールがちっちゃいのは否めませんな。

SPORT紙の記事によりますと、フロレンティノはデウロフェウの代理人であり、マドリディスタ選手も数多く顧客にしていたヒネス・カルバハルへと電話をかけ、デウロの状況を打診したそうです。しかし代理人氏の回答は、白組会長の期待に沿うものではありませんでした。デウロフェウはバルサで成功することしか考えておりませんのですわ―。作戦成功の可能性が高いと考えていたなら、ショックだったことでしょう。

ジェラール・デウロフェウとバルサとの契約は2014年6月をもって満了となるため、選手側とクラブは現在、契約延長を目指して交渉中です。ここで延長合意に達するとするなら、過去の例からも見て、それはトップチーム契約となるはず。オーバーブッキング気味のデランテロ陣ですが、デウロフェウはそこに割って入るものとメディアでは考えられています。違約金はチアゴ(9,000万ユーロ)を上回る、1億ユーロになるだろうとの話です(現在は1,000万ユーロ)。

 

合意成立は時間の問題

ビクトル・バルデスの契約交渉では、バルサに悪い知らせを持ち込んだカルバハル代理人ですが、デウロフェウの件では話し合いは順調に開始されています。クラブもまた両者のケースは別ものと考えていて、代理人が同じだからといって問題が発生するとは思ってはいない。実際、カルバハル代理人はバルデスはあと1、2年はクラブとの契約を延長すべきだと考えていたと、バルサは確信しているそうです。デウロフェウとの交渉においては、裏での工作があるとも思っていません。

記事によるとデウロフェウ側からはすでにバルサへと希望条件が伝えられていて、それはクラブとしては問題なく受け入れられる内容のようです。よって合意の成立はもう時間の問題となります。肝心となるティト・ビラノバの評価も上々らしく。まだまだ青いデウロフェウですが、世界的選手たちと一緒に成熟することで、大きく羽ばたく実力があるとミスターは考えています。3月13日に19歳の誕生日を迎えるエストレーモは現在、アルメリアのチャルレスと並び15ゴールでセグンダAの得点ランク1位と、輝きを放っているところです。

 

来シーズンのデランテロ編成は?

で、もしデウロフェウが契約を延長してトップチームに上がってきた場合、2013/14シーズンのデランテロ編成はどうなるのか。同じくSPORT紙によりますと、残留が固いのは■メッシ(当然)■ペドロ(こちらも当然)■アレクシス(やや意外?契約はあと3シーズン残っており、最後は移籍金に見合う活躍をするとテクニコは確信)、そして■ネイマール(入団濃厚)と■デウロフェウ。

一方で残留が微妙とされているのが、■ダビド・ビジャ(良いオファーが届けば、応じる?)■テージョ(レンタルの可能性あり)■クエンカ(優先順位はテージョの下)、そして■ボージャン(バルサは来夏、買戻しオプションを行使しなければならない。今季はミランへ貸し出し中)となっています。

 

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