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バルベルデに呼ばれないことへのリキ・プッチの不満と、気を揉むクラブ

去年はもっとファーストチームといたのに、と漏らしたカンテラーノ
クラブはバルベルデの起用を期待するという

先週末のバルサBとアンドラの試合終了後、リキ・プッチが移籍への扉をちょっと開く発言をしました。これまでは可能性をほのめかすこともしていなかったので、なにかが変化したと取れる。しかしこれはタイミングとして悪く、リキにとって逆風になるかもしれないとクラブのスポーツ部門は考えているそうです。

「もし出場機会がないのなら、決断が必要になるだろう」

リキ・プッチといえば、セグンダBディビシオンで危険なタックルを連発されたことにより、大きな怪我を未然に防ぐためには他のディビシオンのチームに期限付き移籍するべきではないか、との議論がなされていました。
それに対してリキのバルサで挑戦する意思に揺るぎはなく、提案は断ったと報じられていた。リキ本人のツイッターアカウントの「いいね」欄を見ると、SPORTの「リキが移籍にNO」が出てきます。ウソ記事だといいねはしませんよね。

リキ・プッチはバルサでチャンスを待つ
バルサBで2試合続けて危険なタックルを食らい(幸い怪我はなかったものの、担架で運ばれた)、ラフプレーが多いセグンダBではなく別のリーグでプレーをする方が良いのではないか・・・ との議論が起きていたリキ・プッチ。しかし彼自身の考えは明快で、他チームにレンタルで行くつもりはない。Bチームでプレーを続けることが成長とトップ昇格への最善のルートだと考え、自分を信じてカンプノウの扉が開くのを待ち続けます。

しかしアンドラ戦の後にMD紙の編集さんから冬マーケットでの移籍を訊ねられたところ、カンテラーノはこう答えたのです。

「ノー、理論上はノーだよ。でも見てみよう
「そうだね、扉は閉じてはいないよ。でも上でもっと試合に出たいのは事実なんだ。(上には)たくさん選手がいるから僕は試合に出るのに苦労しているし、もし出場機会が全然ないのであれば、おそらく決断をしないといけないだろうね」

リキとしては、去年のほうがもっとバルベルデに呼ばれていたのに・・・との思いがあります。

今季はファーストチームとのトレーニングもそんなにしていないし。去年は事実上ファーストチームで過ごしていて、ほとんど毎日彼らとトレーニングをし、試合の日はBでプレーしていたんだ。でもそれらもフットボールだと思うから、地に足を付けていないとね」

「僕は試合に出て経験を積まなければならない。Bでいつもプレーしているのは幸運なことだよ」
去年のようにファーストチームに入れないのは辛いけれど、引き受けないとね」

基本的に武者修行に出るよりもバルサBでのプレーなんでしょうが、上に行きたい気持ちも募るカンテラーノです。

不満は分かるが、タイミングが好ましくなかったという

このリキ・プッチの“不満”にバルサのスポーツ部門が驚いた、というのが11月8日のMD(副編集長)です。クラブとして選手の気持ちは理解するのだけれども、ちょっとタイミングが悪いのだと。

というのも、このところのバルサのしょっぱいフットボール、ボールがすばやく巡回しない現状を前に、エルネスト・バルベルデリキ・プッチ起用を考えたとの確信がクラブ内にあるのだそうで。
つまりはリキがバルベルデに呼ばれるための追い風が自然と吹いていたところだったというわけです。

しかしそこでリキによる不満発言が出てしまい、もしここでその選手を自分のチームで起用すると、公の場で愚痴ったらご褒美がもらえるというふうに解釈されてしまう・・・ まあそうかもしれませんな。一軍の選手たちは時々不満を言いますし、それが報われたように見えることもありますけれど。
MD曰く、クラブは中盤の再活性化のためのリキへの厚意をチングリに期待しているそうです。厚意^^

リキ・プッチが入ったからといって、バルサの課題であるハイプレスが可能になるわけでもないのですが、バルサのDNAが薄まっている今なのでカンテラーノはチームに置いてほしい願いも当然あります。

ファーストチームでのトレーニングすら減っているのは何故なんでしょうか。 ガルシア・ピミエンタと話し合い、練習もフィリアル(B)でする方が良いと結論を出した?選手と話し合って納得しての起用法であれば、また違いそうですけど。アンスの扱いが特別なだけに余計にね。。

 

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