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キケ・セティエンが 笑顔で吹き込む 新たな風

バルセロナに来て数日だが、各所に見え始めた変化
メッシの笑顔がその象徴として取り上げられる

監督交代でクラブ周辺に明るさが戻っています。外野のファンがそうであるように、現場の選手たちもキケ・セティエンが来たことが刺激となって希望が戻ってきている模様。その象徴として取り上げられているのが、監督とカピタン・メッシが笑って並んでいるトレーニング中の写真です。

選手たちが時に楽しそうにセッションをしている姿はバルベルデ時代も同じでしたが、実際に雰囲気も変わったのかもしれない。いや、変わっているのでしょう。「刺激」を期待したというバルトメウ会長の思惑が、ひとまず当たったわけです。

(ここは前向きに捉えていきます)

(最近クラブが毎トレーニングごとに公開する動画は、ミニゲームなども入るようになってきて、見るのが楽しいです。以前は1分ほどの長さで、毎回ロンドばかりでしたが、いつからか4分強に増えていろいろ面白い場面が入っている。引き続きこの感じでお願いします)

インテンシティを取り戻すこと

キケ・セティエンがバルサ新監督となって、3日。まだ公式戦はなく、私たちに見られるのはシウタット・エスポルティーバでのトレーニング姿が主ですが、感じるのは彼の明るさです。
バルベルデが難しそうな表情をしていたのに比べて、キケはよくニコニコしている印象。垂れ目気味なのがいいんでしょうか。親近感わきます。

トレーニングのやり方も当然、エントレナドール(監督)によって違います。SPORTの1月17日号によれば、セティエン監督がまず取り組もうとしているのが「インテンシティの回復」です。

最近のバルサは、スーペルコパ準決勝のアトレティコ戦でよく示されたように、ボールを保持して攻めている間は強いし相手チームを圧倒できるけれども、ひとたび押し込まれると崩れてしまう。失った主導権やコントロールを、取り返す力強さがない。

キケ・セティエンは監督就任会見にて、「ディティールを改善できると確信している。全てが良好なら、私が来る必要はなかったからね」と語っています。
「自分のチームが良いフットボールをする、それは約束する」とも請け負っているキケですが、弱ったボールプレーを取り戻すのは一朝一夕では行きませんから、まずはインテンシティを取り戻させることを優先課題とし、トレーニングに取り組んでいるところでしょう。

ルーチンも変わる

セティエンがバルサ監督になって最初の1週間、チームは8回のトレーニングセッションを行います。月曜日(13日)に朝夕のダブルで、あとは毎日1回ずつ。試合のある日曜日は戦術セッション(セットプレー?)だそうです。
SPORTによると、バルサが7日間で8回のトレーニングセッションを行うのは、ずいぶん久しぶりのことだとか。
平日開催の試合がないことや、新しいチームに来たので少しでも多くトレーニングをしたいなどの事情はあるでしょうが、いずれにせよそれもセティエンの色です。

そしてバルベルデは招集リストを試合前日のトレーニング終了後に発表していましたが、セティエンは試合当日まで選手たち(とメディア)に知らせないとのこと。
試合当日も正午頃に戦術セッションを実施するなど、いろいろと変更があります。

メソッドは監督によってそれぞれで、一流監督となるとそこに優劣はないのでしょうが、セティエン流の第一印象は、選手たちがフットボールのことを考える時間はバルベルデの時より増えそうというものです。

あくまで外野からの印象なんですが・・・
ライカールト(甘め)→ペップ(要求高め)→ティト(甘め)→マルティーノ(結果甘め)→ルーチョ(厳しめ)→バルベルデ(甘め)→セティエン(近しいけど厳しめ)ですかね。
キケは16日に選手たちを呼んでの夕食会を主催していますし、積極的にチームに溶け込んでいこうとの意欲を感じる。そしてトレーニングはハードに。

せっかくなら半年前からが良かったのはありますが、シーズン途中で荒療治を敢行したのですから、上手くいくことを願います。ここまでの数日間はとても良い感じ。この流れが試合を重ねても続き、希望の春となることを期待しましょう。
週末のグラナダ戦が楽しみなり。

このニュースのまとめ

  • ・メッシとすごく良い雰囲気のキケ・セティエン
  • ・新監督が優先し取り組むのはインテンシティの回復
  • ・招集リスト発表は試合当日など、変更もいくつか
  • ・16日には選手たちを呼んでの夕食会を主催

 

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