スターク主審のジャッジに物申した第二監督。
パルク・デ・プランスでの試合終了後、プレスルームへと姿を見せたジョルディ・ロウラの表情は厳しいものでした。ほぼ手中に収めかけていた勝利がするりと零れ落ちたのも勿論ですが、チームの主力であるレオ・メッシとハビエル・マスチェラーノが負傷したのがなんといっても痛かったこの試合。チームはしばらくの間、彼らを抜きで戦わなければなりません。第二監督は嘆きます。
「2-2は良い結果だよ。勝利が目前だっただけに少しばかり悲しんではいるし、試合展開や私たちの見せた優位さからすれば、私には物足りなく思えるけどね。その結果以上に私たちが心配しているのが、不運な負傷者が2人も出たことだ。私たちの支払った代償が、非常に大きかったのは明らかだ。世界最高の選手を失うのだから、その穴を埋めるのは簡単じゃないだろう。けれどもチームの層は厚いし、残されたメンバーで前進を続けなければならない。ここからは何人かの選手が、何故このチームのメンバーなのかを証明する時だ」
そしてチームが勝利を逃した理由の一つとして、ウォルフガング・スターク主審の判定ミスについてもロウラは言及しています。「映像を見れば、コメントは必要ないと思う。審判が与えたイブラのゴールは明らかなオフサイドだったし、私たちの選手が2人倒れていたコーナーキックでは、プレーを止めるのが普通だったろう。その後は彼らがピッチへ入るのを許してもらえず、9人で守らなければならなかったしね。私たちにとって有利な判定は、ごく当然のペナルティだけだったんだ。ジャッジが私たちになんら恩恵を与えなかったのは明らかだよ」
まあいずれにせよ、地元でのブエルタはいつものように戦うだけです。「いつものようにプレーするよ。私たちは引き分けを狙ってプレーする方法なんて知らないからね。彼らの状況を難しくするために、得点を決めなければならないんだ。私たちは攻撃をして、試合に勝ちにいく。PSGの選手たちがカンプノウの重圧を感じるようにプレーしたいし、スタンドからの圧力も期待してるよ」
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