FCバルセロナ 2010/11 選手リスト
2018.09.21
- リーガ順位
- 優勝
- 国王杯
- 準優勝
- チャンピオンズ
- 優勝
- ■ペップ・グアルディオラ監督の3年目。リーガとチャンピオンズのメジャー2冠を達成した。リーガはドリームチーム以来となる3連覇。国王杯は決勝でマドリーに敗れ、二度目の3冠にはあと一歩届かず。
- ■サンドロ・ロセイが会長選挙(6月13日)で61.35%の票を得てジョアン・ラポルタに勝利。第39代クラブ会長に就任した。ロセイはその後、前ラポルタ理事会による4,870万ユーロの使途不明金があるとして告発。ラポルタはこれを全面否定。
- ■サンドロ・ロセイがカタール財団と5年間 1億7,000万ユーロのスポンサー契約(当時の世界最高額)を結び、胸スポンサーを付けないバルサの伝統に幕を下ろす。
- ■一年前に獲得を断念していたダビド・ビジャが念願叶っての入団。一方でティエリ・アンリがクラブとの契約を解除し、MLSのニューヨーク・レッドブルズへと移籍した。ミノ・ライオラ代理人がペップ・グアルディオラを批判し、ごたごたしていたズラタン・イブラヒモビッチがACミランへ期限付き移籍(翌年完全移籍)。
- ■ペップの強い要望で獲得していたウクライナ人CB ドミトロ・チグリンスキーが、資金調達のためにわずか1年で売却される。失敗の続いたセントラル補強の黒歴史の一つ。
- ■11月29日、カタルーニャ州議会選挙の影響で月曜開催となったエル・クラシコにて、ペップバルサがモウリーニョマドリーに5-0の圧勝。世界に衝撃を与えた。年明けのバロンデオロではメッシ、イニエスタ、チャビが最終候補を独占し、ラ・マシアとバルサの栄華が極まった時期。
- ■国王杯準々決勝第2戦にて、セグンダ・ディビシオンにいたベティスに敗れ(3-1)公式戦の無敗記録が28で止まる。カンプノウでの第1戦には5-0で先勝していた。
- ■2月5日、カンプノウにてアトレティコ・マドリーを破り、リーガでの16連勝記録を樹立。こういったバルサの成功が面白くないマドリー方面、3月にラジオ局カデナ・コペがバルサ選手のドーピング疑惑を報じる。バルサは「FCバルセロナの名前と名誉に危害を加えようとする重大攻撃には法的処置を行う」と表明。
- ■3月15日、エリック・アビダルが肝腫瘍と診断された旨を公表。クレのみならず世界中のスポーツファン・選手・団体が支援を伝えた。サンチャゴ・ベルナベウの電光掲示板にも団結のメッセージが。
- ■4月末には怒濤の“クアトロ・クラシコ”(リーガ、コパ決勝、チャンピオンズ準決勝で連続して4試合)。ベルナベウでのリーガは1-1、コパ決勝はCR7の延長戦決勝弾でマドリー勝利(1-0)、チャンピオンズ対決はベルナベウで先勝(2-0)しカンプノウでは1-1としたバルサがウェンブリー決勝へと駒を進めた。モウリーニョ一味が判定に文句を言い、後味が悪いクラシコ週間になったのは言うまでもない。
- ■5月3日のマドリー戦では、不屈の精神と体力で回復したエリック・アビダルがプレー復帰。5月28日のチャンピオンズ決勝@ウェンブリーでは先発出場し、トロフィー授与式ではプジョルに譲られたカピタンマークを腕に巻き、ビッグイヤーを掲げた。